不動産屋おやじのつぶやき

私は、安心・安全そして親切をモットーに不動産屋を営業しています。日々の業務の中で感じたことを、皆さんに伝えます。

住宅購入資金

2019-10-16 16:39:53 | 日記

住宅購入資金のことで、相談がありました。

住宅購入資金の調達で、注意することは、資金の出場所の流れを明確にすることです。

親族からの資金援助は、「贈与」になり、多額の贈与税が課されます・・・購入後には、その資金調達の修正は難しいです。

基本的には、購入する、土地・建物の名義人が、自分の資金で支払うことが重要です。

ですから、妻や夫の合同資金であれば、購入する不動産は、妻と夫の共有名義にしなければ、片方からの資金の贈与となります。

税務署の調査が入ると、こういったケースで、贈与とみなされますから、住宅資金の調達は注意することが必要です。

購入者に、預金があれば一番いいんですが、やはり銀行融資を受けることが賢明ですかねぇ。

ただ、直系尊属から住宅資金の贈与を受けた場合、条件はありますが、非課税となる特例もあります。

資金調達には、十分注意してください。