通信教育大手のベネッセホールディングスは9日、最大で約2070万件の顧客情報が外部に流出したと発表した。
情報は名簿業者やIT事業者の手に渡り、少なくとも約760万件の子どもの氏名や住所などの流出が確認されている。
関係者によって不正に持ち出されたとして、警視庁に相談し、同庁は不正競争防止法違反容疑で捜査を始めた。
この不正競争防止法第2条に、不正競争の定義が明記してあります。
企業の内部において、秘密として管理されている(秘匿性)製造技術上のノウハウ、顧客リスト、販売マニュアル等の有用な情報(有用性)で
あって、公然と知られていない(非公知性)ものを違法な手段で取得・使用したり、他人に売却したりする行為としています。
会社の秘密として管理された顧客名簿を複写などして持ち出して、独立・転職・転売した場合や、不正に入手されたライバル会社の営業情報
や顧客リスト等を取得した場合等としています。
名簿の持ち出しは、窃盗罪じゃないんですねぇ。
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