今回は怖~い本を紹介します
単独行動の多い川釣りでは、誰もが恐怖を味わったことがあるかと思います。
そんな自分も、水が流れる音しか聞こえない人里離れた渓流で、人の話し声と、大勢の人達が行進する、「ザツ!ザツ!」という音を聞いて背筋が寒くなった経験があります。
なのでこの手の本はちょっと苦手。読んでるときは時の経つのも忘れるほど面白いのですが釣りに行ったときには思い出したくないですね。想像力が豊な方にはお薦めしかねます。
左の2冊水辺の怪談シリーズ(つり人社)現在4冊発売されています。雑誌「つり人」に連載された、川、海、湖に関わるホラー短編集です。表紙からして怖い! すべての短編が面白いとは言えませんが短い物語が多く、時間が無い時でも読めるので気に入ってます。 ★★★☆☆
岩魚幻談(朔風社)は断然PART2が面白い。だが調べたら絶版でした。ゴメン 良い本なのに・・・ ★★★☆☆
山の夜を見よ(朔風社)は、読み出したら面白くて、最後まで読み続け、朝を迎えたことがありました。お勧めです。 ★★★★☆
No Horror 「欧米か!」
釣り人のバイブルと言われ世界中で翻訳されている英国人アイザック・ウォルトンの釣魚大全(角川書店)日本では徳川幕府、家綱の時代。300年以上も昔に書かれたとは思えない。釣技、生態、風俗、料理など多彩な内容。難解なところもあるが読むほどに奥の深さを感じる。一読の価値あり 多くの訳者で翻訳され出版されていたが、現在つり人社の「釣魚大全」の大意¥998のみが入手可能 ★★★☆☆
鱒釣り(朔風社)はアメリカの釣りエッセイ集 伝統のフライフィッシングの息吹が感じられる一冊。カーター元大統領も執筆している ★★★★☆
釣りの技法書は数多く出版されていますが、フィクション・エッセイとなると、早期の品切れ絶版が多いです。あまり売れないので初版部数が少ないのでしょう。古書店や公立図書館を探してもほとんど無いのが現状です。 それだけに希少価値があります。持っている方は大切にしましょう。