JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

大震災など防災行政無線の活用さらなる検討を 運営委員会

2013年03月23日 | Weblog
  デジタル防災無線屋外放送設備

睦沢町の防災行政無線運営委員会が3月22日に開かれ、議会代表として出席しました。
 委員は、消防、交番所長、区長、加入者、農協などの役員9人です。
 電話が普及していなかった時には、有線放送として普及していたのが、その後、防災無線として不断は行政からの連絡放送がされています。
 29箇所の屋外放送スピーカーと2250機(加入率85.1%)の室内個別受信機が設置されています。
 宅内個別受信機
午前5時に「草競馬」(室内受信機のみ)の曲が流され、6時15分に「お知らせ」(室内受信機のみ)、11時30分に「メリーさんのひつじ」、午後4時に「グリーンスリーブズ」、4時10分に「夕焼け小焼け」4月4日まで、6時45分に「お知らせ」(室内受信機のみ)となっています。
 農家の方は朝の5時の放送は役立っているようですが、お勤めの方は、早すぎるという声もあります。
 
 今回の会議では、年間の放送回数が震災関連放送が多かった2011年度の343回に対し2012年度は265回でした。その他、消防団への出動要請放送があります。
 質問や意見の中では、私の方から、お隣長生村と茂原市の間にある、睦沢町飛び地「うぐいす里」では、緊急の場合は、長生村や茂原市との協力が必要であり協議すべきと要望しました。
 苦情の状況を聞きましたが言葉づかいへの意見などであり、放送システムについてはないとのこと。他の方からは、個別受信設置率の低い地域の原因について、世帯分離が原因とのこと。災害時のメール発信を準備しているとのこと。実際の受信率を調査すべきではとの要望がありました。
集落が離れているところでは無線機が必要ではとの意見がありました。
 消防の方からは、119番は千葉市で受けるので、睦沢町から言って伝えてほしい。事故などでは救急車とともの消防車も出動するようになっている。マンションではエレベーターに担架が入らず階段利用などもあり、救急だけで対応できない。火災時は電話で聞くことができる番号がある。
などの意見が出ました。
 また、現在のアナログ放送から、双方向送受信の出来るデジタル放送屋外機に変えていきたい。屋内受信機の送信については検討中、との説明がされました。
 なお、会の議長に消防団第5師団長の方が選出されました。
 また、町として、防災無線運営委員会と防災会議と一つにしたいとの方向が示されました。