JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

くらし優先の姿勢不鮮明 2013年度予算、後期基本計画の姿勢質す

2013年03月14日 | Weblog
 
友人の酪農家の子牛です。写真を撮ろうとすると寝ていたのが寄ってきました。



日本共産党の市原時夫町議が行った一般質問です。
 「金がないと死ぬしかないのかと先が暗い」町が実施したアンケートの声をとりあげ、戦後自民党型政治が生み出した生活破壊・閉塞感から住民のくらしを守る姿勢を求めました。 町長は、選択と集中で行うとの答弁にとどまりました。
特設公衆電話、
地域ごと避難訓練実施
 防災計画の進行状況と、巨大地震・津波の危険性が明らかになるなか、住民の通信手段として、防災時に活用できる特設公衆電話を避難所に設置することや地域ごとの具体的な避難訓練を実施する意向を表明しました。
高校までの医療費無料化求める
 子育て支援の町として、高校までの医療費無料化の実施を求めました。
 町は、中学3年までの通院・入院両方の現物支給制度の実施の方向を示しました。
重度障害者医療費助成の現物支給を求める 
 町は、医師会との合意や県全体での動きを見て検討するとの答弁にとどまりました。
A棟建て替え救急医療に対応
 県による東千葉メディカルセンターへの財政負担への批判がある中で、現時点で要請はないと答弁しました。
 また、長生病院のA棟を建て替え、救急医療の設備を充実すること、看護師の確保に取り組むことを明らかにしました。

町長行政報告で
長南ガス値上げの動き
 長南町営ガス運営の評価の時期に合わせて、大手の需要業者を除くと赤字になることや、長南町でのガス管の交換事業見通しなどがあり、町長は、料金の値上げもあり得る考えを示しました。
 しかし、全体の経営は黒字であり、値上げの合理性には疑問です。
被災地山元町に3名職員派遣
 睦沢町は、すでに1名の技術職員を派遣していますが、今年度から、3名の希望職員を派遣します。
若者定住住宅建設はじまる 
 女ケ堰・道の駅脇の土地に、町が若者定住住宅建設工事をはじめました。
 住居予定の方の希望による設計と家賃5万円で、後に買い取りもできる制度です。

福祉タクシー利用対象・回数の拡大
 町は、福祉タクシー制度を障害者に限らず高齢者なども利用できる制度として、週一回の利用券の発行に拡大する方向です。
 市原時夫議員は、負担額もあり、デマンドタクシーを検討すべきと主張しました。
「元気臨時交付金」など財源確保を
市原時夫町議は、町の財政確保に向けて、新たな「元気臨時交付金」や「防災・安全交付金」などの活用を求め、町も検討すると答弁しました。
 これは、学校のエアコン設置や防災事業に適用されるもので、十分活用できるものです。
4月1日から、教育委員会が公民館に移転します。