JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

政府の方針転換で睦沢町・一宮町共同の堆肥センター運営が危機

2011年02月03日 | Weblog
 睦沢町の寺崎に設置されている、堆肥センター「かずさ有機センター」の運営が困難になり、酪農経営にも大きな打撃になる見込みであることが、議会全員協議会で説明されました。
 これによると、政府のエコ米(かずさ有機センターの堆肥を水田に施用し、化学肥料・科学合成農薬を5割以上低減したエココメ栽培」の条件より、水稲6000円・10a)の支援金制度の条件に、さらに冬期湛水(冬にも水田に水をためておく)やり方で、暖かい房総ではむずかしいと言われる仕組みなどの条件を厳しくしたため、従来の支援金が見込めなくなり、これらの支援金を元に、睦沢町ではほぼ全町的に行われてきた、睦沢町・一宮町酪農家の糞尿を活用した、堆肥処理が出来なくなる見込みが生じたからです。
 元々は、酪農家の糞尿処理を厳密な処理で行うよう、法律改正があり、堆肥センターの建設の必要性が生まれ、政府は建設費関連の補助のみで運営補助ありませんでした。
 睦沢町・一宮町は、この施設を生かし、エコ米ブランド化や循環型農業を推進し、籾殻を利用した、堆肥を生産し注目をあびてきました。
 今回政府の方針は、こうした、町の努力をさらに困難にさせる方向転換をしたものです。
 TPPの参加方針と自給率向上を進めるとの政府の言い方と矛盾するのではないでしょうか。
 

地方議員年金6月から廃止の方向、現・在職者は、掛け金の8割

2011年02月03日 | Weblog
 町の議員全体会議で、6月1日より、地方議員年金が廃止の見込みであるとの説明がありました。
 これによると、議員年金制度そのものをなくする。在職12年以上の議員は、退職時に掛け金の80%の一時金か、睦沢町の場合、月数万円程度の年金を選択するかの選択となります。
 また現在在職12年未満の議員は、退職80%の一時金のみの選択となります。