JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

日本航空本質に迫る「赤旗」記事

2010年11月18日 | Weblog
 「毎日新聞」は、組合のスト権確立は日航の再建に打撃とという視点で、何が本質かわかりません。
 「赤旗」は、連日のように報道していますが、小説・映画になった、「沈まぬ太陽」の中でも描かれた、「米国と財界いいなりで空港を乱造し政官癒着で経営介入してきた国の航空政策のゆがみなど、日航を経営破たんに追い込んだ責任の所在を踏まえて、安全性と公共性の確保を前提に再建を進めるよう求め」ています。
 さらに、「パイロットと客室乗務員250人(休職者を含む)を「整理解雇」する方針」にたいし、「パイロットや客室乗務員が加入している日本航空乗員組合と日航キャビンクルーユニオンによると、希望退職者は会社本体で当初目標の1500人に対して1520人が応募し超過達成しています。」と、この職種への解雇強行の不当性を明らかにしています。
 今日の「毎日新聞」は、日航、企業再生支援機構の数字を掲載し人員削減目標が達成していないことを示しています。


なお「毎日新聞」の2面の見出しは「日航出資 スト権確立なら延期」「支援機構が意向 労使交渉難航も」「主力行 更生計画遅れを懸念」というものです。