ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

ムシマルのとある休日③:中央図書館は祝翌日はお休み!からの本通「サバラン」で洋菓子購入。

2016年11月24日 21時11分36秒 | 広島・甘いもの

この日は2016/9/23、広島新名所おりづるタワーのお披露目日っぽい。

覗いてみようと思ったけれど、行列がいっぱいできていて断念。

一階ではお酒を飲めそうなところもあり、すでに昼から呑んでらっしゃるぽい外人さんと日本人さんが。

 

(また来よう。平日休みの日にでも)

 

 

広島市立中央図書館へ。

ってああ!今日は休館日か!

 

そうかー祝日の次の日はお休みなのか。

もうちょっとうろ覚えになりかけですが、高知県の図書館では祝日が休館日で祝翌日は特になしだった気がする。

文化の違いだ。ジェネレーションギャップだ。カルチャーショックだ。

 

まあいいや、返すだけ本は返そう。

 

 

!!

図書館まで、広島カープ優勝を祝っている。

 

すごいなーこれがご当地プロチーム優勝の持つ力か。

図書館とカープ、接点なさそうなのに祝っている。

 

 

さてムシマルは、アテが外れた。

図書館で新しい本を借りるはずだったのになー。

 

適当にうろうろして借家のほうに向かっていると。

「マダムコグレの手づくりケーキ サバラン」というお店を見る。

 

(鯛のアップルパイ・・・)

玄関先の張り紙に鯛の形をして、鱗というか魚の身部分がアップルという洋菓子があった。

端的に言うと美味しそう+珍しい。

 

興味あるなーと入店。

の、前に。

(わーいカープ優勝割引している。へっへっへご相伴になりやすか)

※情報は2016/9/23当時のものです

 


サバラン

住所:広島市中区本通6−2

TEL:082-247-3968

営業時間:10時~19時30分(日曜・祝日は19時まで)

定休日 : 水曜日

http://savarin.co.jp/


 

入ると、コック服の紳士が出迎える。

明らかにマダムコグレではない。

ムッシュコグレかもしれないと思いつつ、見回す。

 

あ!鯛アップルパイは要予約、二日前から必要だったか。

 

・・・・・・・・・・どうしようかな。狙いが外れた。

というか打つ前に獲物がそれて行った感じか。

 

と迷っていると紳士が「どうぞ、洋生菓子は7%引き、シュークリームは半額ですよ」と言ってくださる。

 

そうだそうだシュークリーム半額。

なるほど一個200円か。

シュークリーム業界の中では平均よりもちょっと上めの価格かな。

 

洋生菓子は・・・と、400円台が多い。

こちらも価格としてはちょっとだけ平均より上という感じかな。

 

逆に質を期待できる気がする。

 

料理教室なんてされているんだ。ふーん。定期便?なんだろ送ってくれるのかな?

 

あ、見ていると発見。

「サバラン」というお菓子。

店名と同じ名のお菓子。410円。

 

(こいつはマダムコグレのスペシャリテに違いない)

 

「シュークリームとサバランを一つずつお願いします」

お会計、割引ありで481円。

 

 

 

時は飛ぶ。

家。賃貸。部屋。実食。

高知時代に倣って5つのカテゴリで語るよ。

 

箱を開ける。ああ、傾いている!こぼしてしまっている。

 

取り直せ、気を!!

なんとか帳尻合わせ。こぼれたクリームをスプーンで乗せ乗せする。

 


価格:

普段は税込200円(カープ優勝のため100円で購入)。

形・サイズ

Mサイズ。たわし位の大きさでしょうかー。

あと上のほうを切ってクリーム注入、帽子のように切った部分で蓋をする方式。



クリーム:あわっと。二種類あります。ホイップとカスタード。どちらも主張激しくない。滑らか。



:くたっと。キャベツのように薄い生地を束ねた感じを、さらっと感じさせる。


甘さ:見事に上品。シュー皮で〆ると綺麗に帳尻が合うような感覚。


ふむう。

全体に大人ですな。

サイズは大きくないんですがガツガツ何個も食べてはいけないんだーって気にさせてくれる。

居ずまいを正して紳士ぶっていただくような雰囲気。


それもステッキを持ってシルクハット、みたいなど真ん中直球の紳士だ。

隠れて義賊をするような、謎めいた情の深さもある。



ワンピースマグカップでいただいている時点でムシマルの紳士ライフポイントは微妙であるかもですが。

そういう紳士に私はなりたい。紳士な気持ちでそう思います。

以上、現場からでした。



PS:サバランについて。

お店の名前の由来になっている「サバラン」。
サバランとは、ブリオッシュ生地にたっぷり吸わせたブランデーや、リキュールの味と香りを楽しみながらいただく、フランス生まれのお菓子です。
ブリオッシュ生地、シロップ、生クリームと、つくりは至ってシンプル。
夏の暑い日、ランチの後にキリッと冷やしていただくもよし、ディナーの後に、その芳醇な香りをゆっくり味わうのもよし…
店内では、そのほか地元やこだわりの季節の素材を使ったお菓子達がお出迎えします。
(サバランHPより)


ちょっと時を戻してサバラン食べる前。


すくう。そう、救世主のように。


じゅく。

濡れている。憂えるように熟れている。

「染みこました」HP説明文の一説がムシマルの脳裏で囁く。


お酒だ、リキュールかブランデーかはわからないけれど、洋酒仕込みのケーキがもたらす大人感。

子供のころにウイスキーボンボンに憧れたりシルベーヌにハマったりしたあの青いムシマルが顔を出す。


だがこれは。こればっかりはそうそうあってたまるか。

じゅくじゅくと潤っている生地が何か発芽を迎えそうなくらい。


潤いからの、香り。

ちょっとほろ苦いようなブランデーの立ち上ってくる感じ。


甘いんだけど、苦さもあって、クリームでそのあと甘さが補填されて。

擬人化したとしたらワイアットアープみたいな大人になっているそんな味。

※ムシマルの比喩は何だかわからない系なので読み流してくださるとありがたいです。



甘くて苦くて目が眩みそうです!

甘み苦みの底なし沼に嵌まっていきそうな雰囲気。


 

なかなか大人だった。サバラン。


アップルパイ鯛をいただける日が来ればいいなーいつか。


 

 

 

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ムシマルのとある休日②:引き続きシャレオ「鎌倉パレット」で傘を購入

2016年11月23日 11時44分24秒 | 雑記

この日の外出はまだあって、

傘が、折り畳み傘が米子旅行台風習来で折れちゃって、

折り畳み傘なのに折れて壊れるとは何事か、みたいな感じでブロークン。

 

何かひとつ買わないとなーと思いつつしばらくの間買ってないままでいました。

 

スーパーで売っているかわかってなくて、でもたぶんドン・キホーテあたりに行けばあるかなーとかホームセンターやニトリにもある?とかあたりをつけながらしばらく経つ。

 

そして。この日。

シャレオに傘がいっぱいな通りを発見。

 

「鎌倉パレット」というお店らしい。

 

入ったら、ムシマルは何も言ってないのにお店の方が「これは風に強い構造の折り畳み傘です。おススメです」と言ってくださる。

ムシマルは風に負けない折り畳み傘を欲している顔をしていたみたいでね。

 

ムシマルの窮状(だった濡れネズミで夢みなとタワーまで歩いた瞬間)を見透かすようなお姉さんの言葉がムシマルの心のもろく柔らかい部分を撃ったのです。

 

 

 

4,320円。

たぶん機能のせいでちょっと通常よりも高いけれど。ムシマルはもとは台風県の高知人。

10年以上使うのならば元は取れる大事にするよ、

帰ったら名前を付けようね(付けませんでした)。

 

即買い。

 

雨の日が楽しみに、

少しなりました。

 


 

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ムシマルのとある休日①:お昼はシャレオ内唯一のお好み焼き屋「春来」で

2016年11月22日 07時38分20秒 | 広島・お好み焼き・粉もの

2016/9/23。

 

紙屋町に行くと、でっかいでっかい垂れ幕。

ビルを覆う感じ、日照権はだいじょうぶなのか?

 

広島こわい、っていうかやることがどえらい。

カープ熱が地球温暖化の一因になりそうなくらいです高知のかたがた。

本通りからシャレオに降りる。

 


シャレオとは


広島市中区は紙屋町近辺にある地下街。

HPリンクはこちら

十字状に2駅分くらいはある広さ。

中央にはホールというかイベント会場のようなものがある。

シャレオからそのままアストアラムライン(乗り物)に乗れる。

広島で初の地下街の名称「シャレオ」

シャレオとは、広島では初の地下街となる紙屋町地下街の名称です。全国から公募し、「オシャレで楽しい生活を提案し、行き交う人々が主役となり、新しい発見がある街」との意味を込めて「シャレオ」に決定しました。
21世紀の広島の新たな情報発信地となる紙屋町地下街「シャレオ」は、ヒト、モノ、コトが交差し、新たな出会いや新しい時代にふさわしい楽しさを創造する街です。
82のショップとサポート施設がシャレオで皆様をお待ちしています。

紙屋町シャレオ

〒730-0011 広島県広島市中区基町地下街100号
TEL:082-546-3111

交通のご案内

  • 広島電鉄「紙屋町西電停」「紙屋町東電停」「本通電停」
    1号線(広島駅〜広島港)、2号線(広島駅〜広電宮島口)、3号線(広電西広島〜広島港)、6号線(広島駅〜江波)、7号線(横川駅〜広電本社前)
  • バス「紙屋町」「広島バスセンター」
    広島バス、広電バス、広島交通、JRバスなど
  • アストラムライン「県庁前駅」「本通駅」
紙屋町バス停
 

そごうに濡れずに移動できたような気がする。

 

シャレオは何度か利用したことがある、

でもコンビニ行ったり道横断に利用するくらいで本格的なお店利用はないのであった。

 

けっこう道は広い。

高知県には地下街というものがないので慣れない。

たぶん3年程度では慣れられないのではないか。

 

歩く。

どちらかというと、というより明らかにオシャレ系の店が多い。

 

おそらくはシャレオという施設名に由来しているだろう。

 

パスタやさん、夜までランチな店、しゃぶしゃぶの店、カフェ、パン屋さん。

スタバとタリーズコーヒーもあったか。

 

 

グルメストリート唯一、シャレオ唯一のお好み焼き屋さんに到着。

 


 

「春来 シャレオ店」

住所:広島市中区大手町1-312シャレオ西通り

TEL:082-546-3125

営業:11:00~22:30

定休日:無休


 

 

15時とかの休憩タイムないのはありがたし。

お昼に家出て、まちまで移動&ほかの用事してしまっちゃうと14時くらいにすぐなりがち(もっと早く出ればいいのですが)。

そうすると食なりがたく、ありがたし。

 

カウンターに。(広島のお好み焼き屋さんというかお店の)例にもれずカープファンっぽい店雰囲気。

 

カウンターで待つ。

 

いわゆる普通の豚玉・そばorうどんは700円か。平均的価格?

スペシャルとかデラックスがあるのか。でもそんなにそこまでの腹減り具合ではない。

 

 

!トッピング豚足って珍しい。+150円。

それを。

 

 「豚玉そばのトッピング豚足でー」

「かしこまりましたー」

 

しばし待つ。

じゅーってヘラを押し付けたりするところを見たり、週刊誌をチラ見したりして暇をつぶす。

 

提供。あ、もう切ってくれている。

3×3、サザンお好み焼きズ。

うん、ボリュウムもけっこうある。厚みがある。

 

香り。撫でつけてやりたいくらいソースの香。

15歳のころの食欲がよみがえったかもしれない。

 

どれぱく。

お、おいしい。

麺は半分パリパリくらいの感じ。

 

そんなに濃くない。

キャベツからちょっとだけ感じる水気。

それがさっぱりさせ効果があるのかも。

 

調味料台にマヨネーズやトウガラシがある。

(マヨネーズ置いてあるのうれしいなー)

ムシマルはマヨラーほどではないが、これまでの(つまり高知の)お好み焼き屋さんにはだいたいマヨネーズが標準装備で、

なかには最初からマヨネーズかけてくれる(それもラテアートみたいな幾何学模様にしてくれたり)ところがあるので、

ノーマヨネーズにはそんなに慣れていないのだ。

 

思わずマヨネーズで描く・・・・・・あれ、なんでかPの字を書いてしまった。ムシマルのイニシャルはT・MでPの余地ないのに。

駐車場がほしい願望が無意識に発露されたのか?

 

食べていると、ミミガーじゃなかった、豚足発見。

豚肉と食感が違う。同じブタ同士でもキャラ付け区別成功という感じ。

 

お肉というより弾性の強いゼリー。

これはこれでやわらかい者たちばかりのお好み焼きたちの中で個性が輝く。

仲良しチームに唯我独尊の捕手が入ってきたみたいだ。

 

ムシマル、麺はいその麺とかソースはカープソースだとか、そんなこと全然わかんないんです。

でも

ここのお好み焼きはかなり食べやすい。

楽に食べれる、っていうと聞こえは悪いか、でもひょいひょいいただける。

 

女性には、というか小食な方にはちょっとサイズを落とした割引お好み焼きもあるらしいし、

思ったよりも全然いい感じ。

 

 

オシャレ寄りかと思っていたけれど、おっさんの居酒屋つかいもできそう。

あとがんすにウニホーレンもあったり、広島観光のひとにも悪くない。

 

原爆ドームから1番近いお好み焼き屋さんは長田屋さんかもしれないが、

原爆ドームから1番なるべく雨に濡れずに行けるお好み焼き屋さんかもしれないここは。

 

また、今度はお酒も飲むつもりでこようかなー。

 

 

 

 

 

 

850円。

 


 

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お好み焼・鉄板焼の店 春来 <script src="https://tabelog.com/badge/google_badge?escape=false&rcd=34015574&user_id=355681" type="text/javascript" charset="utf-8"></script>

関連ランキング:お好み焼き | 原爆ドーム前駅紙屋町西駅本川町駅


1ヶ月食費だけ2万円生活⑥17日~

2016年11月20日 19時58分31秒 | 一人暮らし

 

 

 

 

 17日目

朝と昼はもう一緒。ヨーグルトとお弁当。

炊き込みごはん。

 

と残り物で。

 

 

18日目

キノコとキャベツとお肉の炒め物。

 

 

19日目。

ワンタン肉餃子268円

鶏味付き(カレースパイス)305円

牛肉切り落とし538円

にら105円

なめこ105円

豆腐138円

小松菜94円

合計1,552円をスーパーで。

 

餃子グッズ。

&、スープ。

 

 

 

20日。

買い物をするも、、レシートを紛失してしまう痛恨のミス。

半額お惣菜とお豆腐とキャベツと卵6個パックとひき肉に玉ねぎとコーラを買ったんです。

2,000円くらいした記憶。

 

お惣菜のロースかつと 卵と玉ネギでカツ丼。

 

 

 

21日。

 

おかず工房へ。

カイワレ1パック43円

キャベツ1/2 162円

白ネギ1本  140円

ミックスチーズ430円

合計775円

 

最近買い物に寄りすぎかしら。

 

 

 

 

 

22日目。

お肉の続き。

 

 

 

 

 

 

23日。

 にせお好み焼きみたいな感じ。

 

 

 よか。よかにせじゃ。

 

 

 

前日まで13,202円-1,552-2,000円-775円

 

=8,875円。

 

 

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『ぎょうざの美和』ーー宇品の有名店に

2016年11月18日 19時12分44秒 | 広島・中華アジアン(麺以外)

 

 

同僚Kくん(後輩Kさんと別の人)にある日、聞く。

 

「宇品においしいところってどっか知ってますか?」

 

「すみません、あんまり一人でお酒に出歩いたりしないんでわからないです」

そうか。すまなかったね。

「あ、でも」

「宇品方面に住んでいるって言うと、よく餃子の店があるところかって言われます」

 

 

宇品には餃子名店があるみたい。

その情報をインプットして電車に乗る。

 

電車中に「宇品 餃子」を検索ワードにして調べると、

「ぎょうざの美和」と、あと「邑」というお店が出る。

 

(どっちなんだ・・・どっちのことなんだ・・・・・・?)

あるいはどっちも名店で、宇品に2店も餃子有名店があることから宇品と餃子のイメージが結びついたのかもしれない。

 

ん?もう下りないと。

もはや下車時間。

 

下りてからもちょっとネット。

なんだか「邑」はお持ち帰りっぽく、そして「美和」は駅から近いっぽい。

よし情報収集度はまだ余地を残しているが、それでも現段階の情報からは「ぎょうざの美和」が行きやすい気がする。

 

着く。しかし、これは。お店前に人だかり。

ええ。ええ?近づくとお店前の道にベンチがあって、そこで入店待ちしている様子。

その数、ひーふーみーよ・・・えー・・・8人かそこいらはいるのではないか。あんまり数えられていない。

 

よし、待ちたくない。歩こう。

 

お散歩をする、周辺を歩く。

 

「幅うどん」だっけ?なかなかのお姿をしたうどん屋さん、気になる。

「たかや鮨」、ジャンボ巻きとか入口にメニュー書いてあって気になる。

お好み焼き屋さんを何店も見つける。そんなに食べるのかみんな。

 

下町風情っていう言い方がいいのか、なんだかこまごまとごちゃごちゃしている。

 

あ、TSUTAYAだ。広島ではほぼ初くらいに見たなー。

広島はフタバ書店が猛威を振るっている気がする。

あと蛇足でいうとムシマルはおまちにある丸善の本屋さん品揃えに感動した。

ずいぶんな若手が出した短歌の歌集が書棚に並んでいたのです。

 

閑話休題。

そういう風にお散歩をして、しばらくして戻ってきたのです。

 

お、あの人だかりがない。なくなっている。

 

近づく。

待っている人はいないが、お店は一人の余地もない状態!

それくらいなら待てそうだとベンチに座る。

 

時刻は21時近い。

店頭には茹でキビや、天ぷら?なんかそんなものが売られているよう。

 

「ごめんねー、今一人も入れないけどもうちょっとで空くと思うよー」みたいなお店おばちゃんの声。

 

予言の通り、10分も待たずに入れる。

カウンターの、レジの正面。

すみっこ族としては落ち着く。

 

メニュー。とりあえずビールと、餃子、あ、焼き餃子とゆで餃子がある。

どっちも12個600円(たしか税別)

焼きかな。焼き一人前。

どうしようあと一品くらい。

・・・・・・。

「時間を空けてまたお伺いしましょうか?」とお姉さん店員。

いや!あと一品。そんなかからない、すぐ。待って。

ああでもムシマルはメニューを全部めくるところにもいかなくって。

 

ホルモン、盛り合わせ。

閃くものがあってそれをお願いする。

 

「量が多いですので、半分量にいたしましょうか?」「じゃあそれで」

 

注文終了。

 

よし。

 

ごめんなさいねはいお箸、と隣の女性がお箸をとってくれる。

確かにちょっと遠い位置にある。ありがとうございます。

 

女性と男性の二人連れみたい。

女性「まだ料理来てないんでお箸いらなかったねー(笑)」みたいなほろよい親切テンション。

 

 

すぐのビール。それからネギポン酢?ネギだくだ。

お店の人曰く「これは餃子にもホルモンにも使うタレです」と。

万能か。

 

来る。

間をおかず、追撃のホルモン。

ひゃーー。一気に。

カウンターが満載に。

 

まずは熱々餃子を行こう。

(なんか、揚げ餃子かな?って思ってしまうような衣生地の具合だ)

店員さんの言う通りネギだれをつけて食べる。

 

ぱりもぐもぐ。

 

ほほう。

重くない。

ニンニクはひょっとしたら入ってない?いや入っているかもしれないけれど割とあっさり。

味付けもシンプルめではないだろうか。

具というか中身はわりと質実剛健。

 

皮の感触に、より個性というか面白さがあります。

ほんとに揚げ餃子みたいな感じがする。

(高知の『安兵衛』餃子みたいな)焼き色の明暗が、こっちにはない。

 

お日さまで干した、糊のきいた布製品みたいな生地。

パリパリの布みたい、っていうと誉めてなく感じるかもしれないがいやすごく面白く感じている。

 

餃子を食べた!っていう満足感っていうかひょいぱくひょいぱく箸が進んでしまう食べやすい餃子。

12個600円っていうのは、お安い気がする。

 

ムシマル、餃子にそれほど積極的でない人間なのでわからないがきっとお値打ち。

 

ホルモン盛り合わせ。

お隣の女性「あー焼き餃子とホルモン盛り合わせ、私たちグループの注文と一緒ですね」とお声をかけてくださる。

「ほ、ほんとですねー」

若い女性にお声がけしていただいたのはエロい意味でなくうれしいが、

そのお隣に男性いるし女性の手には薬指とそれに嵌っている指輪があるしで、なんか話が間違って弾んで男性(ひょっとしたら伴侶)の妬気を招かないかしどろもどろになった。

もちろん杞憂で、30分後にはデザートアイスを食べてそのお二方は仲良く帰られる。

ホルモン。

ああ、食感のアミューズメントパーク。

 

センマイは言うほど好きではないけれど、

こちらのタン、豚タンがじっとりと味がしてかつツルツル感もあって、ネギと交えていただくとビール消費量がズガンとくる。

 

けっこうお腹張る。 

 

 

このぷりっとしたのはコブクロであったか。

お味はボイルだからあっさり目なんですがこちらも食感違って面白いですね。

 

日本酒のことを考える。

日本酒専用メニューがある。

「今月の日本酒・辛口」だったか、そんなタイトルのメニュー。

 

あ!!高知県酒蔵の「南」がある。

広島の地で故郷の酒だ。

注文。

 

まだおかず残量は結構あるかな。

 

 

日本酒が、来たーー!

なんかアルミ?なんか実用度の高そうな容器で来た「南」。

 

だばだばー。

こくこくとくとく。

 

ちびちびと。

あ、鼻に抜ける。

広島のお酒は、けっこう辛くないのが多いので、しっとりとアルコールを授与する感覚。

でもそこまで辛口ってわけではない。

 

でも日本酒が来てしまった今、

ムシマルお刺身がほしくなる。

 

お刺身?あるのだ。

それも種類多い。

 

えんがわ(たしかカレイ)700円注文。

(あんまり、エンガワ頼む機会ないかも。ちょい高級魚って感じ)

 

来るお刺身。

けっこうある。

 

ひやあ、お醤油にワサビでいただく。 

おいしいじゃないか。

 

700円でこれならお得な気がしてならない。

 

うまみが潤っている、噛んだら枝先から旨みの汁が出るみたいな。

大雨で歩き回った日の靴がコンクリの上を歩いた時にぎゅっぽぎゅっぽ水が滲むみたいな。

※グルメブロガーとして致命的に、比喩コントロールができない。

 

お刺身もいけるじゃないか、このお店。

逆に中華がそれほど推されていないというか、メニュー開いた最初の方のページは網焼きとかホルモンとかそんな感じだった。

中華そばは後半のページにあった。

 

 

22時ちょい前。

チェックしていなかったが、終電は22時台ではないか?

 

よし、〆よう。

最後に一品頼んで。

 

チャーハンを注文。

スープ付きだ。570円だったかと思う。

 

これが、甘め。

ニンジンの甘さなのか尖って甘い。

 

でも、単体だと甘く感じるかもしれないが塩気のあるスープとセットでいただくと次々とレンゲが進む。

 

完食。

お会計をする。

3,900円くらい。

思った以上に食べてしまった。

 

 

 

すぐ駅。

 

(また行こう)

(ゆで餃子と、焼きそばかビーフン、また別のお刺身・・・・夢は広がる)

 

比治下?だっけ経由で広島駅に行くやつは中電方向には行くのか?こういうところで慣れ不慣れが出てしまう。

電車はまだあった、が、ちゃんと最寄り駅が来る便があるかよくわからなくてけっこう歩いた。

 

 

 

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高知でいうと、「にこみちゃん」と「安兵衛」が合体したみたいな感じかもしれない。言い過ぎだとしても弁解しない。

 2016/8月来訪。