あれ、なんか鯖江の店、居酒屋さんが見つかんないぞ。
早めに閉まる系なのか?
メガネ屋さんばかり見つかる、竹とか銘木をツルにするメガネ屋さんとか。
下手な髪結い屋さんて!
あれー、どうしよ大きな通りにあったし秋芳だっけか焼鳥チェーン店あった気がするそこでも致し方なし?
と思ったら、2軒見つかる。
ホテルとメガネミュージアムの間にあった、行っててよかったメガネミュージアム。
『ときの蔵人』と『たけのうち』、二つの店がある。
入りやすそうなのは、こっちか?
たけのうちに入る・・・・・・・・・・・・・が、いっぱい。
ダメであった。
じゃあときの蔵人。・・・・・・カウンターが二席だけ空いていた。お願いします。
ときの蔵
ジャンル:居酒屋
アクセス:JR北陸本線鯖江駅 徒歩14分
住所:〒916-0042 福井県鯖江市新横江2-2-1(地図)
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情報掲載日:2018年11月5日
しぶい、かっこいい和風づくりの店。
お姉さんがかわいい。
えー、ビールを。いや日本酒にしよう知らない土地の知らない日本酒。
カニ・・・・はないか、エビがある。ウニがある。
どれにしようか・・・・ピキュリン!
鯖江でサバ。
シンプルなダジャレだ。ダジャレというかもとはサバが名物だから鯖江になったのではないか?
つまり地名になるほどおいしいサバだ。そのはずだ。
「一本義」、か「ときしらず」に惹かれる。
酒である。
したが、純米超辛の常山にした。
心の機微は、よくわからない。自分でもだ。
へー、名のある書家が書いてそうなラベル。
くい。温度よりも冷たく感じる。
スッキリしてしまう否が応でも、っていう味。
ふんぅ、涼やかな心地、辛めの料理に合いそう。
付き出されたもの。
.
たまご豆腐にネギとワサビだれ固めをかけたもの。
これ、かなりおいしい。
柔らかい玉子豆腐を、どこかひりひりと。
ワサビとネギの香りのなかに、どこかたまごの甘さが。
こいつは流行ってほしいくらいおいしい。
サバ刺身。
850円。
お値段の割に、ややサイズは小さめ。
高級なサバかもしれない。
というか、気づいてはいたがここ、高級寄りの居酒屋さんではないか。
サバ刺身は、おいしかった。
醤油はキリリと辛めで、身が大きくなくとも酒が進む。
福井名物と聞いていた「へしこ焼き」が来る。
サバになんか味つけして保存がきくようにしたものらしい、漬物の一種なのかしらん、あんまりよくわかってない。
大根おろしとつゆをお好みでつけてお食べください、と。
ぱく。
あ、塩辛い。
ちょっと火入れのせいか固さのある魚身を、ほぐすように噛んでいく。
珍味だ、高知でいう酒盗みたいに日本酒を進ませる味。
お、大根おろしと合わせると断然マイルド。
付けた方が好きだ、ムシマルは思った。
そうこうしているうちに、日本酒が空く。
酒が進むものばっかりだからだ。
「早瀬浦」
こちらも福井県のお酒。
マイルドめである、超辛の次に飲んじゃったから相対的に感じるだけかもしれないが、ゆるゆる感がある。甘さと。
早瀬浦というものは実在しているのか、それとこのお酒はどう関連しているのか、謎が深まる。
謎には、抗わない主義。
そのうち謎の方から勝手に解けることがあるかもしれないとグーグル先生にも聞かず酒を呑んでいる。
ああ、肴が尽きた。
なにか、もう一品。
おばんざいみたいな、本日の一品みたいな料理がある。
じゃあそれのなかから、鴨の煮たやつ。
ああ、こっちはイメージよりもボリュームが多い。
知らない店であると、こういう齟齬が起きる。
ただ、あまり気にしていない。
丁寧な鴨のロース、冷たさが逆に肉の味を伝える。
シャウトなロックでなく、ブルースのような鴨肉。
マスタードもぴりりとして滾る。
完食。
4,000円程度。
うん、なるほど。
越前おろしそばがメニューにあって気になったが、ちょっと河岸を変えようと思った。
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