消防士 兼 旅人の日記

消防署での出来事、ダラダラした日常生活を綴ります。

京都の旅を振り返る

2011-02-27 22:30:56 | 
昨日と書き出しは似ていますが、無事に帰ってきました(結婚式からね

帰ってきたのが終電近くでして、千鳥足と言うわけではなく意識もしっかりしていましたが、少々多く飲みすぎたかな?と言う感じ。なので帰ってきてからはすぐに寝てしまいました。

独身時代は良く遊び、色々と出かけた仲の彼の結婚式。嬉しくていつもよりちょっと多くの量を飲み、ほろ酔い気分で帰ってきました。


さて、本日は先日アップすると言っていた京都でのお話。

私は京都の独特の雰囲気が好き。碁盤の目のようにきっちりと区画された街は現代の街並みと昔ながらのような風情のある街並みが上手い具合に融合していると言いますか。

大通りは現代の街並みなんだけど、一本路地を入ればそこは昔にタイムスリップしたような、静かな街の佇まいがある。そんな雰囲気が好きですし、京都にはちょっとした縁もあり1年に1回ぐらいの割合でしたが独身時代にはよく行ってました。


そんな京都ですが、私は約2年半ぶり。最後に行ったのはチビムサシ君が産まれて嫁が里帰り中に、一人夜行バスに乗って京都まで行きました。

その時の目的は、嫁の友人が買ってきてくれたお守りを返しに行くこと。清水寺の中にある地主神社にお守りを代わりに返しに行ってきたのが最後。今度はもう一人増えた家族を連れ、4人で行ってきました。


京都駅に着いた時間が夕方ちょっと前。夕食を食べに行く前にまずチェックインして余分な荷物は置いていこうと言う話になりました。

京都駅から『ちかてつ』に乗ってホテルの最寄り駅まで移動。何度か訪れてある程度知っている私は先導役になってちかてつ乗り場へ。

私はずっと真っすぐ歩こうとしているのですが、なんか嫁は違う方向に行きたがる。こっちだよと言ってもやたらと左に行きたがる。

たまらず私が、『ちかてつはこっちじゃないよ』と言っても、嫁はそれが信じられない様子でした。

そして嫁の言い分。『だってこっちに、ちかてつ乗り場って書いてあるじゃない』と。嫁が指した先には


近鉄

の文字。


いや、だからそれはきんてつ…と言いかけたその瞬間に、嫁が違う方向に行こうとした理由が分かったのです。

近鉄の近の字を嫁は『ちか』と読んだ様子。だからだ…


土地勘の無い嫁。私の中では『(市営)地下鉄』でしたが、嫁の頭の中は『近鉄』をちかてつと認識してたのです。

Subwayの方だよ…


前途多難な旅になるなと思いました。でも、こう、何て言うんですかね、突っ込まずにはいられないような嫁だから良いのかもしれませんがね


1日目はホテルにチェックインして、ちょっと休んで夕食を食べに行きました。

たまたまホテルにあった小冊子に載っていたモツ鍋屋さんが目にとまり、そこに食べに行ったらこれがムサシ家に大ヒット。

次回以降も覚えておいて必ず行こうねと言うことになりました。


2日目は嵐山方面へ。天気が本当によく、上着がいらないぐらいでした。

京都に来たからにはせっかくなので、どこかお寺の見学をしたいと言うことで、嵐電に乗って嵐山へ。路面電車に乗るのは初めてのチビムサシ君。不思議そうな感じで見ていました。ベビームサシ君は爆睡でしたけど…

電車を降りて、天龍寺へ。本堂に入ってチビムサシ君がイタズラしても困るので、庭園を見て回り、そこから竹林の道へ抜けて渡月橋まで歩くことにしました。

竹林の道を歩いている時にすれ違ったおじさんが声をかけて下さり、家族写真を撮って下さいました。そして、走り回るチビムサシ君の姿がこちら
(だいぶ小さいですが)



そして前述したおじさんが、竹をこのアングルで撮ると迫力があるよと撮ってくださったのがこちら



なるほど、納得。


渡月橋を渡って、公園内でチビムサシ君を遊ばせてお昼ご飯。

嵐電の嵐山駅近くにあります、おばんざいバイキングを頂いてきました。その後も嵐山周辺を歩いて回り、お土産を買ってホテルへ。15時前には戻り、みんなでお昼寝してまた夕食を食べに。

この日のメニューはお好み焼き。京都駅から歩いて10分かかるかどうかの距離でしたが、ここも美味しかったです


京都最終日は祇園方面へ。

この日の、と言いますかこの旅の目的はお墓参りをすること。真っ先にお墓参りをして、時間に余裕があれば清水寺まで足を伸ばしても良いかなと思っていました。

子ども2人連れていますので、時間には余裕を持ちたい。なので2日目の朝は本当にゆっくりでしたが、最終日は早めにホテルをチェックアウトしました。

ホテルからお墓のあるお寺を経由して清水寺までは約3km。最後は二年坂、三年坂、清水坂と登りが続きましたが、頑張って歩いたチビムサシ君。

途中やはり抱っことは言いましたが、坂の途中で八ツ橋を差し入れてくれたお姉さんに励まされて清水寺まで到着。境内も最後まで歩きとおしました。




嵐山でも頑張って歩いたチビムサシ君。親バカ発言かもしれませんが、本当によく歩いたなと。彼は根性あるなと思いました。


帰りのバスや飛行機では完全に寝てましたけどね


着替えなんかは出発する前にあらかじめ宅急便でホテルへ送り、帰りもお土産や着替えなどの荷物は宅急便で自宅まで。

なのでオムツやら子どもたちの着替えやら最低限の荷物だけで行動したのが、負担にならずに良かったのかもしれません。

4月の九州(予定)も、この方法で行こうかと思います。


子ども2人連れての泊まりでの旅行は今回が初めて。

どれぐらい動くことができるのかが分からず、あまりあっちへ行ってこっちへ行って…と観光はあまり考えずにいましたが、チビムサシ君の頑張って歩こうとする意志、頑張りもあり、思いのほか観光もすることができました。

美味しい店も新たに開拓できましたし、また行くのが楽しみになりました。

トロッコ列車は今回乗れなかったので、次に行った時はまた乗ろうね


明日は仕事です。

無事に帰りました

2011-02-26 12:56:36 | Weblog
今日はお休み。昨日コメントのお返事をさせて頂いた中でも書きましたが、無事に京都より戻ってきました。

2泊3日の旅、あっと言う間に終わってしまった感じでしたが、チビ2人連れての行動はやはり大変なものがありまして、帰ってきた当日はすぐに就寝。

そこから2日間に渡り、それぞれの両親へお土産を渡しに行ってきまして、昨日ようやくパソコンを開きました。(昨日はいつの間にか寝てしまったようですが…)

そんなわけでお返事が遅くなりましたと言い訳をさせてもらいます


京都の記事も写真を交えて書きたいなと思うのですが、今日はこれから結婚式に行ってきますので、またまた家を空けます。

なので後日、改めて更新したいと思います。


取り急ぎ、無事に帰ってきたことの報告をさせて頂きます。

では、花粉対策をして結婚式に行ってきます!

とりあえずホッとした

2011-02-20 22:46:22 | Weblog
昨日は2件。平均値でした。

夜中の出場はありませんでしたが、仕上げなくてはならない仕事が残ってしまったために遅くまで起きていました。

本当は締め切りが次の当番までだったのですが、次の当番はお休みをもらって家族旅行。今当番中に終わらせる必要がありました。

結果的に終わらせることができましたが、朝になってもう一つやらなくてはいけないことがあったのが発覚し、同僚にお願いしてきました(スミマセン


先週の金曜日、市役所から1通の封書が届きました。

話は遡りますが、12月頃に保育園の面接に行ってきました。嫁が復職するにあたり、子どもたちを預けなければならず。

嫁の職場に託児所はありますし、嫁が育児休暇に入る前にチビムサシ君はそこでお世話になっていましたが、4月からは保育園に…と言うことを考えていまして。

託児所の雰囲気もとても良いし、先生方もとても熱心で預けるにも安心していたのですが、年齢が3歳までと決められていました。つまり、それ以降は別に保育園を探すか幼稚園に入れなくてはならず。

ですが昨今の待機児童がたくさんいるこのご時世、私の住む街でも例外ではなく、多くの待機児童がいます。チビムサシ君が今2歳、託児所にいれるのはあと1年ぐらいしかありません。

それから自分で探しても入れるかどうかは分からず、待機児童になってしまうかもしれない。保育園に限らず、幼稚園だって今は入るの難しいと聞きます。

そう考えると早く申し込みをしてダメだったらまた託児所にお世話になろうかと思っていました。


面接に行った際も、ベビームサシ君なら大丈夫だと思うが、チビムサシ君は難しいと言う話を聞いていました。

自宅近くの保育園3つほどあるのですが、それぞれ見学に行って希望順位を絞って申し込み。そして、可能ならば同時期に入園で。最悪同時期でなくても良いから、兄弟一緒の保育園で…と言う意向も添えました。

これだけ待機児童が多いと騒がれて、入れるだけでもありがたいと思ってはいるのですが、やっぱり兄弟同じところで…と言うのが親心。別々じゃかわいそうです。


面接から2ヶ月ほど経ち、先週金曜日に合格発表と言うわけではありませんが、選考結果が送られてきました。

結果は兄弟揃って同じ保育園に、入園時期も同じ4月から。第2希望に書いた保育園でしたが、それは別にどうでも良いのです。見学に行った際も特に不満があったわけではなく、本当にどこもそれそれの方針がしっかりしていて、私達夫婦が思っていることと同じ。

申し込みをするにあたって、第1、第2と書かなければいけなかったので、たまたま第2希望のところに書いただけでしたから。


選考結果が送られてくるのが、京都旅行の時期と同じぐらい。結果が分からぬまま京都へ行っても、帰ったら通知来てるかな?って気が気じゃなかったでしょうし…。

ですが旅行前に通知が来て、私達の一番の願いであった兄弟同時に同じ保育園へと言うことが叶ってホッとしました。

これで心おきなく、京都へ出発できます


荷物もまとめ終えまして、子どもたちも嫁も既に寝ています。

私もこの記事の更新が終わったら、早めに寝ることにします。朝早いのでね


明日から2泊3日で京都へ。4月からは嫁も復職するし、子どもたちも保育園。なかなか家族で旅行するチャンスも減ってしまいます。

なので存分に楽しんできます

消防の雑学 その2 消防車の色と対空表示

2011-02-18 22:46:29 | 消防の雑学
今日はお休み。昨日職場の飲み会がありまして、その影響か常に眠たかったです。

午前中は子どもたちの学資保険の関係の手続きをしまして、午後は来週に行く京都旅行の荷物(着替え等)を宅急便で送りました。お金はかかりますが、極力荷物を軽くしたかったのでね

宅急便センターへ荷物を持って行ったあとに睡魔が襲って来まして、そのまま子どもたちと一緒にお昼寝してしまいました


さて、先日『消防の雑学』の記事を書きましたところ、これが評判が良かった(と勝手に解釈してます、笑)ので、今日は第2弾を。

前回の記事で『その1』なんて書いちゃったから、せめて『その2』ぐらいは書かないとね


街中にある消防車の色、何色でしょう?と聞かれれば、『赤』とお答えになりますよね?

じゃあ、なぜ『赤』なのでしょう?目立つから、注意を引く色だから、火=何となく赤、様々な理由が思い浮かぶかもしれません。


実はこれにも理由があります。消防車の色は実は法律で決められています。

『道路運送車両の保安基準の細目を定める告示』と言う法の中に、

緊急自動車の車体の塗色は、消防自動車にあっては朱色とし、その他の緊急自動車にあっては白色とする。

と言う一文があります。

だから消防車の色は法律に基づいて、色が決まっているわけです。ちなみに厳密に言いますと、『赤』ではなく、『朱色』となっています。

だから街中で見かける消防車の色は、厳密に言いますと『朱色』なわけですね
(個人的には別に赤色で良いんじゃないかと思っていますが


その他の緊急自動車にあっては白色…と言う一文がやはりありますので、救急車は白なんだなと納得。

ですが、赤いラインが入っている救急車も多々あります。その後のただし書きはここでは省略しますが、読むと赤いラインが入っていても問題は無いのかな?と考えます。問題無いから路上を走れるわけなのでしょうけど…


これだけだとちょっと寂しい気もしますのでもう一つ。

消防車の屋根の部分には、部隊名を示す『対空表示』がなされています。これは消防車だけに限らず救急車や救助工作車、梯子(はしご)車でも同じ。

○○消防隊、○○救急隊のように書いてあることもあれば、略語で書かれている場合もあります。○○P、○○R、○○Aなど。

ちなみにポンプ車=P、水槽(タンク)車=T、救助工作車=R、救急車=A、梯子車=Lと略されます。

対空表示は何のためにあるのかを簡単に解説しますと、上空からどの部隊がどこに部署していて…等、車体が特定できるようになっています。

もっとも普段は使わないでしょうし、確か法令での義務も無かったと解釈していますが、今はほとんどの消防車両にあると認識しています。

マンションの上階とかから見ると、分かりやすいかな


明日は仕事です。

買い物

2011-02-15 22:47:30 | Weblog
今日はお休み。昨日の雪とはうって変わって晴れました

しかし雪が積もっておりまして、車を出すのに雪かきしないといけない状況。その間にチビムサシ君はベランダに積もった雪で遊んでいました。

こちらでは雪が降るのは年に1度か2度、積もっても数センチ程度。たまにしか降らないからこそ、子どもは喜ぶのでしょうね。

私も少年時代は雪が降ると遊びの幅が広がって嬉しかった記憶がありますが、今となっては車がスリップするなぁ、通勤の電車は大丈夫か?雪ですっ転んで救急車ってなるのかな…なんて考える始末。あまり歓迎しなくなってしまいましたね


今日は近所にあるショッピングモールまでお買い物。

来週に迫った京都への旅行に必要なものを買うのと、嫁のブーツを買うために出かけてきました。

嫁はなんか歩き方がおかしいのか、底が変な減り方をしていまして、それがなんかみっともなくて。見かねて新しいのを買おうと言うことで話がまとまって買うことに。

何件か見て回り、欲しい物が決まったようでお会計。私が買ってあげるよと言った手前ですので、会計係は私。その頃私は子どもたち2人をみることに追われていましたので、財布だけ渡して私は子どもたちをキッズスペースへ連れて行きました。


雪降った後の平日の昼間。キッズスペースには私達だけでした。

チビムサシ君をキッズスペースに放ち、ベビームサシ君もベビーカーから床に寝かせました。

つい先日、寝返りができるようになったベビームサシ君。床に置けば自分で勝手に寝がえりをするようになりました。仰向けからうつ伏せへ、時々その逆もできるように。

なので次のステップ、『ずりばい』。

その訓練風景がこちら↓




目の前にあるアンパンマンのおもちゃを必死に取ろうと手を伸ばしますが、まだ前に進むことはできず。しまいには再びひっくり返り、そして泣く

彼はまた壁にぶつかったようですね


そんな弟の訓練中、お兄ちゃんはキッズスペースにあった椅子を並べていました。




よくもまあ、きっちり並べたもんだ


やはり彼も几帳面と言われるA型の特徴そのままのような感じかな。

私には無いな(笑)


嫁がお会計を済ませて戻ってきまして、帰ることに。

これをもって昨日のバレンタインのお返しねと言ったところ、『ホワイトデーには、4月5月に行く結婚式のドレスをねだろうと思ったんだけど』の一言。

まだねだるつもりですか…


私の懐に春はまだ来なさそうです。



明日は仕事です。

消防の雑学 その1 ボンベの中身は…?

2011-02-14 21:24:36 | 消防の雑学
昨日は4件、夜も働きました。

昨日は雪の後の1当直、天気は良くて日中は気温二桁まで上がっていましたが、夜はグッと冷え込みました。通勤時にまだ雪が隅っこに残っていましたが、ほとんど溶けてしまったようです。

今この記事を書いている時点でまたまた雪が降って来まして、この間よりはるかに強くて既にうっすら積もっています。屋根は完全に真っ白ですね


さて今日は仕事のお話ですが、ちょっと雑学的なものを。

知って得するわけではなく、むしろあまり意味のないムダ知識のような感じかもしれませんが…


火災時に消防隊員や救助隊員が背負っている空気呼吸器。

あれについての質問を消防署見学に来た小学生や職業体験学習に来た中学生、またはそれに引率してきた方など、多方面から受けます。

『あの酸素ボンベはどれぐらいもつんですか?』と。


個人差によりますが、大体20分程度です。

ある程度までボンベの容量が減ってきますと警告音が鳴ります。ただ単純にボンベ背負って面体(顔につけるマスクの部分)つけて動かずに…ですと20分以上はもつでしょうが、実際は動いています。それに災害現場と言う特殊な環境下にいる以上、人間は興奮状態、呼吸は早くなります。

だから実際は20分はもたない、10分台後半かなと言う計算です。面体着装時、ボンベの残圧から活動時間を単純計算しますが、その計算結果より2分少なく見積もっていました。(消防隊だった頃の話ですが


ちなみにですが、空気呼吸器についているのは『酸素ボンベ』ではありません。普段生活している上で吸っている空気、そこら辺を漂っている空気です。

ボンベと言う物は、入っている物(気体)によって色が決められています。

・赤…水素

・緑…二酸化炭素

・黒…酸素

・茶色…アセチレン

・黄色…塩素(だったかな?)

・灰色…その他のもの


と言う具合に。

我々が背負っている空気呼吸器のボンベの色を良く見ると、灰色のボンベです。(色のついたカバーがかかっている場合がありますが、ボンベ自体の色は灰色)

もしこれが酸素であれば、ボンベの色は黒色になっているはず。灰色ですのでその他のもの、つまり、そこらを漂っている空気ですね

ちなみに救急車には酸素投与をするためのボンベが積載されています。これは黒色ですね。


普段私達が吸っている空気を、コンプレッサーで圧縮してボンベに充填。それをつけて火災現場で活動します。
(全くの余談ですが、作動中のコンプレッサー付近でオナラをしますと、その臭気がそのままコンプレッサーに取りこまれ、ボンベの中に入ってしまう可能性もあります。)


と、本日の記事は消防のちょっとした雑学をお届けしました。

記事のタイトルに、『その1』なんてつけてしまいましたが、『その2』があるかどうかはまだ分かりません

また何か思いついたらご紹介します(苦笑)


明日は休みです。

言うほど降らず

2011-02-12 21:26:53 | Weblog
前回の当番は2件。朝方に出場があり、それがまた朝の引継ぎ時間に戻ってこれずで延長勤務となりました。

この3連休は雪が降る可能性があるとの天気予報。私の勤める地域では、私が当直勤務中の夜中から降るとの予報が出ておりまして、雪が降る前に救急車にタイヤチェーンを取りつける訓練を実施しました。

こちらでは年に何度も雪は降らず、降っても積もることはあまり無い感じ。なので雪には慣れていませんし、積もったら交通がマヒしてしまいます

なのであまりタイヤチェーンを巻く機会もありませんしね


消防署でも雪に備えていましたが、当初の予報とは違って夜中には雪降らず。降り始めたのは朝になってから。

それからしばらく降り続きましたが、路上に積もるほどではありませんでした。畑の中ですとか、そんなに足を踏み入れないところはうっすら白くなりましたが、車道や歩道には全く積もらず。ノーマルタイヤでも問題ありませんでした。


非番で帰ってきて、お昼寝をしてからは嫁の実家へ。

私が当直勤務中に嫁は先に実家へ帰っておりまして、私が夕方迎えに行く形に。そのまま夕食を共にして、今日特別な用事も何もなかったためそのまま一泊。

今日の午前中までお邪魔しまして、お昼過ぎに自宅へ戻ってきました。


天気予報では昨日、今日と降り続くとのこと。それはあながちハズレではありませんでしたが、言ってたほどは雪が降らず。

時々強く降りはしましたが、積もるほどではありませんでした。

雪を楽しみにしていたチビムサシ君でしたが、大きな雪だるまができるほどの雪が無くて残念そうでした。


こちらではちょっと積もればもう大変な状態ですが、雪国に住む方に取ってみれば全然大したことはないのでしょう。

それよりも、かつてないほどの大雪で足止めになったり、人的被害が出ていたりと、私の知らない苦労もなさっているのでしょう。心よりお見舞い申し上げます。


明日は仕事。

隊長が休みのため、いつもと違ったメンバーでの救急隊編成での勤務です。

っぱなし

2011-02-08 23:27:00 | 消防・救急
昨日は2件。夜中はありませんでしたが、通信勤務が中途半端な時間にあり、帰ってきてからも眠たくてお昼寝しました。

半分ボーっとしながらも通信勤務を終え、再び仮眠へ。そこではまとまって眠れたものの、明け方に出場。これが長時間に及びまして帰ってきたのは引き継ぐちょっと前でした。


タイトルにもありますが、今日の朝はとことん『○○っぱなし』になってしまいました。

まずは仮眠に使った布団を出しっぱなし。仮眠時間が終わる直前でしたが、指令が入ったのはまだ仮眠時間中。布団をたたむ余裕も無く指令がかかってすぐ救急車へ飛び乗って出場。先述しましたが、この事案が長時間に及んだため帰ってきてから真っ先に布団をたたもうと思いましたが、どなたかが代わりに片付けて下さいました


次に、任せっぱなし。仮眠時間終了後は朝食を摂るわけですが作るのは若手の仕事。後輩も増え、私が献立を考えて食材を発注してと言うのはやらなくなりましたが、食事の支度は一緒にやります。

ですが、救急出場していたため今日の朝は一切何もできず。支度も片付けも、お風呂掃除も全てやってもらいました


そして、置きっぱなし。夜にやっていた事務仕事において書類を作成しまして、後は決裁をもらうだけの状態にしていました。ですが決裁をもらう上司が既に仮眠に入っていたため、仮眠時間終了後の朝に持ち越し。ですが、出場してしまい私が署にいなかったために書類は私の机に置きっぱなし。

帰ってきてすぐに慌てて印をもらいました急ぐものでしたからね


仮眠前にシャワーを済ませ、その時に洗った洗濯物もやりっぱなし。夜中の通信勤務が始まる前に洗濯機に入れまして、終わった後に乾燥機へ。

朝起きてからたたもうと思っていましたが、これもできず。帰署後、食堂の隅に私の洗濯物が一式置いてありました。たたんでくれた方、どうもありがとうございました。


出しっぱなし、任せっぱなし、起きっぱなしのやりっぱなし。タイミングの悪い時間帯に出場したためにこれらが全て重なってしまいました。

ですが消防署は共同生活の場でもあります。こういう時はお互いさま、私もやるようにはしてますが、やってもらえるのは助かるしありがたいですね



明日は午後から研修へ行ってきます。

嫁は実家近くに住む友人に会いに行き、そのまま実家へ泊ってくるとのこと。

なので明日の夜は私一人。夕食どうしようかな…


なんだかんだで丸3年

2011-02-06 22:29:23 | Weblog
今日はお休み。うっすら日射しはありましたが午後からは曇り空。時々雨がポツポツと降ったように感じられました。


今日2月6日は私と嫁の結婚記念日。雪の日に婚姻届を出しに行ってから今日で丸3年が経ちました。

本来ならば2人で何かしらのお祝いをしたいところではありますが、まだ子どもたちも小さいし、親に預けて…と言うのも気が引けたため、今日は家族皆でお出かけ。

チビムサシ君にどこに行きたい?何か食べたい?と聞いたところ、『イチゴ食べたい!』とのお返事。

ついこの間も行ったばかりですが、またまたイチゴ狩りに行ってきました(笑)


今回は、前回行こうと思ってたが休業日のために行けなかったイチゴ農園へ。

この農園は昨年末にオープンしたばかり。まだ真新しくて園内がキレイでした。


日曜日と言うこともあり、営業開始と同時に人も多く。以前調べた時に早めの来店がオススメと言うことでしたので、タイミングを見計らって到着。

狙い通りの時間に着きまして、受付を済ませて30分間イチゴを堪能してきました。もう今シーズンはいいかなと言うぐらい食べてきました。

嫁は最近食べたばかりだから、今回はあまり食べれないと言っていましたが、イチゴが本当に甘くて美味しく、気がつけばこの間より食べていました。(笑)

子どもたちにも好評で、チビムサシ君もよくおかわりしてましたし、ベビームサシ君にも食べさせてみたところ、食いつきが良くてちっとも離さず。見かねたチビムサシ君が1つ取ってきて弟にあげると言う優しい一面もみることができました。


帰りがけに野菜の直売所をみつけまして、そこに立ち寄ってお手頃価格の野菜を買って帰宅しました。

今日は皆早起きだったため、夜の8時を待たずして子どもたちは就寝。嫁も今は夢の中です。


結婚記念日と言っても、特別何かやることはなくいつもの休日のように皆でお出かけをして過ごした1日。

ですが、ありがとうね、これからも宜しくねとだけは嫁に伝えました。


過ぎてみればあっという間に過ぎた3年間。その間に子どもが2人産まれ、嬉しいこともあればケンカもたくさん。

私達は付き合いが短いまま結婚したため、お互いのことをあまりよく知らないまま結婚生活がスタート。お互い一人暮らしも長かった分それぞれの生活パターンから2人の形を作るのにも時間がかかりました。

最近になってようやく分かってきた部分もあり、今になってなんとなく土台が出来上がったような感じがします。


思うことは多々あって、それらを上手く伝えたいんだけど、それが上手く言えない。

もう少しその辺が器用であれば良かったのにな…とつくづく思います。

折をみて、頑張って伝えてみよう。



明日は仕事です。

勉強になる

2011-02-05 22:46:29 | 消防・救急
昨日は4件、夜中も1つ。真夜中の出場だったため非番で身体がだるく、帰ってきて昼食を食べたらあっという間に寝てしまいました。

夜中の出場があるないに関わらず、非番の日の昼食後に睡魔が強烈に襲って来ます。勤務の時に眠れればまだ抵抗する力はあるものの、寝れないと無抵抗のまま夢の中。

出場件数の少ない署へ異動したこともあり昼寝をしない日も増えましたが、今日は起きてるのが辛かったですね


この日の当直は普段と違った救急隊のメンバー。

いつもなら私は機関員、主に救急車の運転をしています。普段患者室に乗っている上司が不在だったため、機関員を消防隊の方にやってもらい私が後ろの患者室に乗りました。

救急隊3人の中で、一番傷病者と接触する時間が長いのは患者室に乗る隊員。隊長より、機関員よりも傷病者やその家族(同乗者)と接する時間があります。

現場到着から現場出発までは3人ともほぼ同じぐらい接する時間はありますが、救急車が動き出すと機関員は病院へ向けて運転、救命センターへ搬送するような重症事案でも無い限り、隊長も助手席(隊長席とも言う)に乗って機関員と一緒に安全確認しながら病院へ向かいます。その間に、より詳しい情報を患者室に乗る隊員は聞くわけです。

救急隊員になって2年目ぐらいまでは誰かが休みの度に患者室に乗っていましたが、ここ最近はずっと機関員で固定されています。

その車両の運転に慣れている機関員をなるべく固定させたいと言う当直責任者の判断もありますし、代わりに乗って下さる方が過去に救急隊員としての経験が豊富で隊長としての経験も有。

年齢も考慮して、やはり負担の大きい機関員を若手に…と言う考えもあるのかな、と思います。


この仕事が好きだし、機関員をやれと言われても特に不満は無かったのですが、やはり救急隊員の基本的な『観察』と言う面からみれば、機関員と言うポジションでは時間が足りないなと思う部分があります。今後もまだ救急と言う仕事をしたいなと考える以上、やはり後ろの患者室に乗っての勤務をもっと経験したいと言うのが本音。

傷病者に接触して車内収容して、病院が決まるまでは一緒に他の隊員と観察を行いますが、病院が決まってしまうとノータッチになってしまう。搬送中に隊員と傷病者やその家族とどんなやりとりがあって、実はどんな病歴があって…と言うのが分からないのです。搬送中の詳細観察にしても同じ。


今回後ろの患者室に乗っての勤務は本当に久しぶり。あらかじめ分かっていたことでしたので、経験が少ない分多少なりの不安もありましたが、楽しみでもあった勤務でした。

案の定、隊長からお叱りに似たアドバイスを受け、自分でもああすれば良かったな、こうすれば良かったなと反省材料も見えてきました。

空き時間で色々テキストを開いたり、訓練で上司から教わったことを実際に自分がメインで観察。勉強になった1当番でした。


今年度あと1回患者室に乗る機会があるかどうか。現場から学ぶことはたくさんあるので、もう少し患者室に乗る機会を増やしてほしいなと思っています。

正規のメンバーで無い時はぜひ患者室に…と交渉してみようかな



明日は3回目の結婚記念日。

仕事も休み、またまたお出かけしてきます