消防士 兼 旅人の日記

消防署での出来事、ダラダラした日常生活を綴ります。

4ヶ月健診

2015-08-21 23:54:18 | 育児日記
昨日の当番は5件、最近の傾向で見ると少ない方でしたが、夜中はちょっと長引いたためあまり仮眠はとれませんでした。

熱中症を疑うような人を扱うのも減ってきたし、ひとまずピークは越えたのかなと言う気がしています。


さて先日、三男の4ヶ月健診があったので行ってきました。

生後4ヶ月になるあたりで健診日が決められ、我が家の指定日は私の休みの日で午後から。家に嫁と長男&次男を残し、健診には私と三男で行ってきました。


健診会場は家から距離にすればそれほど離れていませんが、歩くとなるとちょっとかかるかな、と。自転車で行くぐらいがちょうど良い距離なんですが、首が座っただけの三男を自転車に乗せるにはまだ早いので近距離ですが車で行きました。駐車場も限られてるので、停められるよう早めに出発

直前に嫁に授乳をお願いし、用紙と替えのオムツやら何やら持って行き、わりと早い段階で列に並ぶことができました。


平日の昼間なので、お父さんが来ている率は低く。いても奥さんと一緒に来てるパターンがほとんどで、父&子だけで来てるのは見渡す限り私達だけ。

受付して軽い問診の時にも、『あれ、お母さんはどうしました?』って言われる始末。

家もわりと近いし、行く直前に授乳だけしてもらえれば私だけでも大丈夫かなと思って…って。健診の時間も1時間ぐらいだったらお腹空く前に帰れると思いましたからね。


これが長男の時だったら無理だったんでしょうけど


受付をして、これから始まる離乳食の話。そして、乳幼児に起こりやすい事故の話。

普段救命講習会等でお話していることを今度は逆の立場で聞く。親が気をつけてても上の兄弟達がトラップ仕掛けちゃうこともありうるのでより気をつけねばと。

そして計測。元々身体が大きく、ムサシ家3兄弟の中でも一番大きい三男。今何ヶ月?って聞かれて答えればほぼ100%驚かれ、半年先に産まれている妹夫婦の子どもと既に体重差が1kgもないぐらい。どれだけ大きくなってるかなってこの健診でも楽しみにしていたところ。

身長は66センチ、体重は8.8kgぐらい。直前に計測していた子よりもやっぱり大きかった三男。どこまで大きくなることやら?

身体だけじゃ無く、心も大きく育って欲しいなとは思っています。


最後に何か相談したいことがあれば…とのことでしたが、特段何も無かったのでこれで健診終了。

長男の頃も基本『なんとかなるでしょ~』と言う実にO型な発想でやってきましたが、3人目にもなればよりなんとかなるか!な感じに。

既に寝がえりしちゃうので、そこだけ気をつけなきゃなとは思うぐらいで。親もドンと構えてられるようになったし、三男自身も長男&次男に比べて動じない感じがしてます


次はまた1歳になる前に健診があるんだったかな。当直じゃなければまた私も行くつもりでいます。


明日は休み。

長男の野球の車出しで朝早い出発です

祭りの警備

2015-08-10 21:29:37 | 消防・救急
前回の当番は6件、夜中が1つ。

夜中と言ってもわりと早い時間帯でしたので、仮眠自体はある程度まとまって取ることはできました。延長勤務になることもなかったですしね。


さて早速の本題。タイトルにあるとおり『祭りの警備』に行ってきました。

ある程度規模の大きなお祭りで、多数の来場者が見込まれるようなお祭りには消防としても別途警備計画を立てて、お祭り当日はお祭りの消防警備にあたることがあります。

目安としては、交通規制を敷いて歩行者天国をつくるようなお祭りの場合でしょうか。明確な規定はありませんけどね


警備の方法も様々で、消防署の予備車両を近くまで持ってくる場合もあれば、人員と資器材だけ準備して会場内に設けたテントで待機してるか。

今回は路地が狭いし交通規制もあったので、人員と資器材の配置だけを行いお祭りの間は待機&適宜巡回をすることになりました。

お祭りの時間も長いため、前後半に分かれての警備。私は後半組に入ることになりました。


この日は非番でしたし、警備の担当自体は夕方からのため一旦家に帰って甲子園観戦もそこそこにお昼寝。

起きて支度して早い夕食を軽めにとって、再び消防署へ。警備用の資器材は前半組から引き継ぐので持って行く荷物も個人の物だけ。

消防署を出発して前半組から資器材を引き継いで警備開始となりました。


初期消火用具と、主に私が使うであろう救急バッグ内の確認をした後はひたすらテントで待機。

途中巡回にも行く計画ではありましたが、巡回に行くのは私を除いた他の隊員。班で唯一の救急隊員である私は巡回することなく救急事案が無ければずっとテントにいるようでした。

巡回しがてら、少しでも雰囲気を味わいたかったのですが(苦笑)


そうこう言ってる間に119番通報が入ったようで、祭り会場内で救急要請があったとのこと。

交通規制により救急車が入ってこれないため、私と他の隊員2名連れて資器材持って急行。引継ぎポイントもあらかじめ決めておき、観察のち引継ぎポイントまで搬送する予定でしたが、警察官が通してくれました。歩行者天国の所を緊急車両が通るため、まぁ短い間に警察官が大勢現れたこと

おかげで助かりはしたんですがね

救急搬送することになり、ある程度状況聴取しておいて当番の救急隊に引き継いで終了。上司に報告して再びテント待機でした。


交通規制が解除になる1時間ほど前にお祭り自体は終了。撤収作業も規制が解除になる前に行われました。

消防の警備本部はギリギリまで残しておくため、片付けの様子もテントから見る。

祭りの後の哀愁漂う感じを肌で感じながら撤収作業を見ていました。確かに規制が解除になる前に撤収しないと、車の通行に支障をきたすようでしたしね。


そんな感じで見てたら、今度は警備本部に直接の駆けつけ通報。資器材持って接触して観察。

お話はしっかりできてましたが、経緯とか色々聞いて病院受診した方が良いなと判断し警備本部から救急車の要請。やっぱり到着までの間は私が詳細観察とバイタル測定。

搬送先もすぐに決まり、引き継いでこの事案も完結。ちょうどその頃には交通規制も解除になり、祭りの警備も終わりの時間となりました。


用意した資器材等は消防署に持ち帰り。帰ってきてある程度は片付けて、着替えて帰ってきたのは夜の11時過ぎ。

なんとなく疲れも出たので早々寝てしまいました。


もう年間の行事予定ではこのようなお祭りの警備はなし。

いつもは基本消防署に待機して、指令を受けたら出場して、帰ってきたら事務処理をしてと言う繰り返し。何となく単調に過ぎて行くのも否めませんが、たまにこう言った日常の業務とちょっと違うようなものはテンション上がったりします。いつもと違う感じなのがまた良いのかな?

今までも花火大会の警戒とか違うお祭りの警備とかやったけど、嫌いじゃないですしね


明日は仕事です