消防士 兼 旅人の日記

消防署での出来事、ダラダラした日常生活を綴ります。

ネットショッピング

2010-08-31 22:48:26 | 今週のお題
久しぶりに挑戦のgooブログ、トラックバック練習板

今週のお題は『最近通販or宅配サービスで買ったものは何ですか?』とのこと。


最近は利用していませんが、昔はよく『価格.com』のお世話になったものです。振り返れば、

デジカメ(計3台)にビデオカメラ、ウォークマン、プリンター、今この記事を書くのに使っているデスクトップPCもネットショッピングで買った物。

このパソコンの前に使っていたノートPCもそうでした。

特に最新のモデルと言うのにこだわりは無く、使えればそれで良いような感じ。先代のモデルだとだいぶ値が下がっていましたし、店頭より断然安く買えると言うのも大きな魅力。

気になるスペックなどはメーカーのHPなどで見ることはできますが、実物を近所の家電量販店に見に行って、カタログをもらってきて検討したこともありました。

あくまでも通信販売なので、支払い方法は口座へ入金か代金引換。口座入金より代金引換の方が安全ですし、代引手数料を含めても通販の方が安かったのでよく利用していましたね。

非番の日に届くようにして、届くのを楽しみにしながら仕事をしていました


最後にネットショッピングを利用したのは2年ほど前。買ったのはクロックスのサンダルでした。

ちょうどその頃履いていたサンダルが壊れてしまい、もう長く履いたから寿命かなと思って新しく買い替えることに。せっかくなので嫁と色までは同じでなくともお揃いにしようと言うことで買いに出かけました。

嫁の気に行ったのはわりとすぐに見つかったのですが、決まらなかったのは私の分。履けるサイズが無かったのです。


私の足のサイズは28.5cm。サンダルに限ったことではないですが、靴を買うのにはいつも苦労するのです。

種類を豊富に取りそろえているのは大体27~28cmぐらい。それ以上になると1cm単位になってしまい、ちょうど良いサイズが無くなってしまうのです。

履けるサイズの物があっても、ちょっとこれはな…と思うのも。なかなかお気に召す一品に巡り合うまでに時間がかかるのです。


サンダルもまず履けるサイズ探しから。見つかっても色があまりにも私に合っていない色だったりしてなかなか決まらず。

何件か回りましたが、どこも同じような結果になってしまいました。


結局買わずに帰ってきて諦めようかと思いましたが、クロックスのHPを見たところ通信販売をやっているとのことでしたのでさっそく探すことに。

1cm単位だった記憶がありますので、結局少し大きいサイズになってしまいましたが、納得のいく一品を見つけて購入。嫁のも一緒に購入しました。

これがお題の回答ですね


もう9月になりますが、まだまだ暑い日は続くとのこと。まだサンダルの出番はありそうです。

なかなか見つからないから、大事に履かないとね



明日は仕事です。

それじゃタクシー

2010-08-25 22:07:28 | 救急隊の本音
前回の当番は3件。夜中に1件出場し、それがまた長引いてしまったため非番はとても眠たかったです。

昔は夜中の出場が当たり前、身体もそれに慣れてしまっていたのですが、今の署は夜中に出場することがあまりなく。なのでたまに夜中に出場すると身体がキツイですね


さて今日のお話は救急車をタクシー代わりに使われた事案。

子供が家庭内でケガをしたために救急要請。現場到着時には泣き疲れていたのか寝ている状態。玄関先で親に抱かれており救急車を待っていました。

すぐに車内収容して状況聴取と同時にバイタル測定、これは特に問題なし。

夜間帯で近所の病院は既に診療が終わっていたため、救急隊の把握している病院情報から診察可能な病院に収容依頼の電話をしました。


1件目の病院に電話したところ、収容不能との回答。そこで『○○病院はちょっと診ることができないとの回答でしたので、他をあたりますね』と言ったところ、

『そこはさっき電話して無理だと言われました』と家族。

『自身で病院に電話されたんですか?』と救急隊。

『ええ、3つぐらい電話して、○×病院がとりあえず診てくれると言ってました』との話。


家族の話にあった○×病院に確認の電話をしたところ、確かに家族から電話があってこれから向かうとの話だったようです。病院の受付の方も、『救急車呼ばれたんですか!?』とだいぶ驚かれていたようですが…。

とりあえず確認が取れましたので、診てくれる病院へ搬送。

その旨を同乗の家族に伝えたところ、『診察時間が決まっていて、酒飲んじゃって運転できないし今からタクシー呼んで行っても間に合うか微妙なところ。タクシーの運転手が道にでも迷って間に合わなかったら嫌だから、病院を知ってる救急車呼んだ方が早いと思って救急車を呼んだんです』と。


完全にタクシー代わりに使われました。

開いた口がふさがらないと言いますか、呆れて物も言えないと言いますか…。

とにかくガッカリした事案でした。


理想と現実のギャップに悩み、意欲をなくす職員がいるのもこれじゃ無理はないなと思いますね。

このご時世公務員ばっかり叩く風潮がありますが、あまりにも非常識な振る舞いだってもっと取り上げたっていいんじゃない?と考えます。


その救急車は本当に必要ですか?

救急車で行かなければいけないような病気、ケガですか?

今一度、考えてもらえれば幸いです。


明日は仕事です。

戻ってきました

2010-08-22 22:09:36 | 育児日記
今日はお休み。今日も蒸し暑い1日でした。

夏の高校野球も終わり、気がつけば8月下旬。あと1ヶ月もすれば少しは涼しくなってくれるかな?と期待しています。


さて先日の金曜日、嫁が里帰りから戻ってきました。

体調も回復しましたし、ベビームサシ君(とりあえずこれで行きます)の1ヶ月健診と言うのもあり戻ってくるには良いタイミング。私は仕事であったため1ヶ月健診には付き添うことができませんでしたが、順調に大きくなっていました。

身長はちょっと忘れてしまいましたが、体重は5kgを超えて、少し丸々としてきました。平均より早いペースで大きくなっている様子。

まだその場で寝ているだけですが、動くものを見ると目線を動かすようになり、時々『アー』とか『ウー』とか喋るようになりました。

チビムサシ君に比べたらだいぶ大人しいかな?と言う印象です


チビムサシ君も大きくなったなと言う印象。身体が大きくなったと言うより、精神的に成長したかな?と思います。

ベビームサシ君が産まれた時の赤ちゃん返りはほとんど見られなくなりましたし、言葉がよく出るようになったと感じています。

会話が成り立つぐらいに言葉を覚えてきましたし、アンパンマンの歌を覚えて歌うまでに。里帰り中も嫁の実家にちょくちょく顔は出していたものの、いつもより会わない時間が多かった分、驚かされました。

2歳を目前に、こんなにお話ができるようになるとは思いもよりませんでした。

私なんて2歳半近くになっても2語文がなかったらしいですし…(私の母談)

既に父親を超えた感じのするチビムサシ君です(笑)


嫁も体調が戻り、産後特有の落ち込みやすくなるマタニティーブルーも克服した様子。

ただ、まだ小さい子供2人抱えての家事は大変。私が仕事の時は任せるしかありませんが、仕事じゃない日は私も積極的に家事に取り組むことをここに誓いたいと思います


今日は家族4人になって初めてのお出かけ。

午後から出かけて嫁のメガネと私の靴を購入して帰ってきたのですが、子供2人連れてのお出かけに慣れてないのと、日曜日と言うこともあり道路は混んでるし人は多いしで帰ってきたらグッタリでした。

帰ってきて子供たちをお風呂に入れて、ご飯を食べたらあっと言う間に就寝。これを書いている今、私を除く3人は既に夢の中です。


私も明日は仕事。私も今日は疲れたし早めに寝ることにします。

ではおやすみなさい

そろそろ厳しい

2010-08-19 22:34:21 | Weblog
今日はお休み。比較的涼しく感じて風も入り、エアコンをつけずに済んだ1日でした。

休みの日でしたので嫁の実家に顔を出そうと思っていたのですが、今日は嫁の友人が子供たちを見に訪ねてくるとのこと。私がいて気を遣わせてしまうのも申し訳ないので、今日は一人自宅でのんびり高校野球を見ながら過ごしました。

プロでは起こらないようなことが高校野球では起こりうるから最後まで目が離せない。そこがまた高校野球の醍醐味なのかもしれませんね。


さて話は変わり、そろそろ厳しくなってきたお話。

現在嫁は実家に里帰りしていますが、連絡はこまめに取っています。電話やメールで嫁や子供の近況を聞くわけですが、たまにテレビ電話でも会話をします。

自宅にも電話は引いていますが、主に使うのは携帯電話。そんな私の携帯電話のバッテリーの持ちが悪くなってきました。

ちょっと長電話するともう電池が残りわずかになってしまいます。今日も朝と夕方に充電してますし…


今の携帯はチビムサシ君が産まれるちょっと前に買い替えたものですので、もうじき2年が経とうとしています。

2年も経てばいい加減電池パックの寿命。このまま使い続けるのはちょっと厳しくなってきました。


1代前の携帯は約3年間使った物ですが、これも2年が経とうとした頃に電池がもたない状態に。

2年使うと新しい電池パックをもらえるとの話でしたので、新しい物をもらいに行った覚えがあります。今の携帯もそろそろもらいに行かねばならぬ頃です。

古い機種ですが、最近は携帯電話の端末価格が非常に高いし、電池の持ちがよくなればまだまだ使えるし…。

先月嫁の携帯電話が故障して買い替えるのにポイントを全て使ってしまったため、私の機種変更はまだまだ先になりそうです。


嫁の里帰りも今日が最後の夜。先日、私が非番・休みの時に一時的に戻ってきましたが、当直の時にまた実家へ戻っていました。

下の子も無事生後1ヶ月を迎え、明日が1ヶ月健診日。それに合わせて里帰りを終え、戻ってきます。

嫁の体調も良くなり、チビムサシ君の赤ちゃん返りもだいぶマシになってきた様子。再び4人での生活…とはいかず、明日は私が仕事で不在。

なので4人での生活再スタートは21日からになります。

約1ヶ月静かなムサシ家でしたが、賑やかな(と言うより騒がしい?)日々が続きそうです。

家族で旅行した場所

2010-08-16 22:47:17 | 今週のお題
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今週のお題は『あなたが家族で旅行した場所を教えて下さい』とのこと。


独身一人暮らしの頃は休みを取る度に色々なところを旅しましたが、今思えば結婚してからもそれなりに出かけていることに気がつきました。

チビムサシ君が産まれる前の夫婦2人の時には大阪へお笑いを観に、栃木はイチゴ狩りと宇都宮餃子巡り、山梨へはひまわり畑とほったらかし温泉に行きました。


チビムサシ君が産まれた後は福岡に住む祖父の所へ。

静岡は浜松で鰻と浜松餃子を堪能、茹でモヤシが添えられていることを知り、今ではムサシ家の餃子にも茹でモヤシが添えられるようになりました。

千葉へはイチゴ狩りと鴨川シーワールド。長野は蓼科に行って八ヶ岳の坪庭を散策しました。

振り返れば、チビムサシ君結構連れまわしているような感じがしますね

一番最初の3人での旅行は福岡、当時チビムサシ君はまだ4ヶ月。あの時は4泊5日で熊本にも行きましたが、あれは結構大変だったな


下の子がまだ首も座ってませんのでしばらく4人での旅行は無理そうですが、落ちついたらまた旅行に行きたいなと思っています。

私が今までに旅したところで、ぜひ嫁や子供も連れて行ってあげたいなと思うところは多々あるのですが、この間嫁と話した時に候補に挙がったのは京都か北海道。

嫁がまだ北海道には行ったことが無いらしいので、行くとしたら北海道になるかな?


子供たちが大きくなってしまうと親と一緒に…と言うのは難しくなりそうなので、子供が小さいうちに色々な所へ連れて行ってあげたいなと思います。


明日は仕事です。

頼まれ通報

2010-08-13 23:34:15 | 消防・救急
前回は5件、夕食前にバタバタ出場したため、報告書がどんどん溜まっていってしまった勤務でした。

災害出場だけならまだしも、他の事務仕事もやらなくてはならず。全て片付いたのは仮眠時間のちょっと前。

夜中の通信勤務を終えて、後は引継ぎ時間を待つばかりでしたが、終了間際に指令がかかり延長勤務となりました。


今日はタイトルにもある『頼まれ通報』のお話。

たまたまその場に居合わせて、救急車を呼ぶように頼まれた。複数のお店が入るような大きな店舗で急病・負傷者が発生して、お客さんが店の人に119番通報を頼んだが、頼まれた店の人がまた店長とかに相談し、その後119番通報。

例に挙げるとこんな感じ。共通するのは、その事故などの当事者・関係者でないために傷病者がどういった状況なのかが分からないと言うことです。ただ救急車を呼んでと頼まれただけで、あとはよく知らないよ、と言う感じ。


119番通報時、火事なのか救急なのか、消防車や救急車の来てほしい場所が最低限分かれば出場指令を出すことが可能ですが、119オペレーターは出場部隊に詳細情報を送るために火事であれば何が燃えているのか、救急であれば急病なのか事故なのか、それともケガをしたのか。

負傷者は何人か、性別、今どんな状況なのかを聞き出して出場部隊に情報を送りますが、頼まれ通報だとこれらが一切分からないことがあります。


先日の救急活動を例にとりますと、『交通事故が発生して負傷者がいるらしい。』これ以下の詳細は分からず。

負傷者の性別や年代、意識はあるのか、自力で動くことができるのか分からないため、最悪の状態を想定して資器材を準備しますが、到着してみれば頚部(首)の痛みだけで自ら救急車に乗ってこれるぐらい元気だったと言う方も。

またその逆もあったりで、負傷者多数いて救急隊を増隊したり、車の下敷きになっており救急隊だけじゃどうにもならなくて救助隊を要請した…なんてことも。

現場に到着する前にある程度の詳細を知ることによって、使う資器材をあらかじめ準備したり、現場に向かう途中で活動方針を部隊で確認しあったりすることがありますが、やはり頼まれ通報で詳細が不明だと最初の一手が遅れてしまうことがあります。


119番をする場合、極力その当事者や関係者、目撃した方が通報する形が一番スムーズに伝わるかと思いますが、なかなか難しい部分もあります。なので、できれば現場を確認して状況を教えてくれるとありがたいな、とも。


現在開催されている夏の高校野球、時間さえあれば観ています。攻守交代のイニングの合間にバックスクリーンに現在の試合状況が映し出されているわけですが、その脇に球場からのお願いも一緒に映し出されています。

その中に、『119番通報は最寄りの係員に』のようなことが書かれていたと思います。記憶が曖昧ですが、自分で通報しないで下さいと言うようなことも書いてあったような気が…。

(画面にちょっとしか映らなかったので、本当に記憶が曖昧です。間違ってたらお詫び致します


ただこれが私の思った通りならば、命に関わるような場合には最初の一手が遅れてしまう恐れがあるな、と。

あれだけの大観衆の中席の移動はそうそう簡単ではなさそうだし、係員がすぐ近くにいるかも不明。係員を探すのに手間取り通報が遅れたら、命に関わるような場合には救命の可能性は低くなってしまう。

ちょっと階段踏み外して歩けないと言うぐらいの、命に関わらなさそうな事案であればまた別ですが…。


高校野球を観ててちょっと気になってしまい、仕事のことを交えて思うことをちょっと書いてみました。


明日は仕事です。

夜は早く寝るに尽きる

2010-08-10 23:04:01 | 消防・救急
前回の当番は4件、忙しい方でした。

1つは真夜中の事案。出場から帰署までが3時間近くかかり、夜はあまり眠れませんでしたがそれほど眠たくは感じませんでした。

夜中の指令時には既に仮眠に入っており、指令が鳴った時には夢の中にいましたがパッと起きれて頭もスッキリしていた分、睡魔に襲われずに済んだかな


普段は機関員(主に運転)として勤務している私。その時の当番編成により後ろの患者室に乗って勤務することはあるものの、基本的には救急車の運転をメインにしています。

そして消防署の部隊の中で最も出場する機会が多い救急隊。出場件数の多さ故、寝静まった真夜中に出場することも多々あります。

隊長をはじめ救急隊員3人とも同じ現場に行っていますので3人とも同じように疲れるのですが、機関員はそれにプラスして運転をしなくてはならないと言うのもあり、機関員はさらに疲労が溜まる傾向にあります。

その結果、居眠り運転などを引き起こしたり注意力散漫になり事故に繋がると言ったことが起こる可能性があります。現に私も事故にはならなかったものの、あわや…と言うことは何度かありました。

もう本当に眠たくて仕方なくて、頬をつねったり目薬さしたり、フリスクまとめて食べてみたりなど色々試してみましたが、人間の三大欲求である睡眠には勝てず、ウトウトしたことがあります。

今まで何度もあったけど、事故にはなっていない。ヒヤリハットだけで済んでいます。運が良いんでしょうね、私は。

そう思います


一部の消防本部では、ある程度の出場件数や走行距離に応じて隊員と機関員をチェンジしたり、他の部隊の隊員とチェンジしたりすることがあります。

例えば10件出場したら、あるいは走行距離が150kmを超えたらなどの基準を設けて、交代をしているところもあるようです。

やはりその時の当番部隊編成によって交代メンバーがいないこともありますが、負担を減らすべくこのような取り組みを行っている消防本部もあるようです。

私の消防では明確な基準は設けられておらず、自己申告制。疲労が溜まりどうしても辛くなってきた場合には上司に申し出てチェンジしてもらいますが、他の部隊だって出場はしていないにしろ仕事を抱えています。なので交代を申し出にくいと言うのが正直なところなのです。

交代を言い出しにくく、無理をして勤務を続け、やがて事故に至る。事故に至ることは稀ですが、やはり年に1度や2度は起こっています。


前回の当番も件数こそ4件だったものの、距離をだいぶ走っていました。

夜の仮眠の前の段階で相当な距離を走っており、疲れたなと言う実感はありました。まだやらねばならないことがありましたが、これでこのまま起きていてまた指令が入ってしまうと眠さがピークに達してしまいそうでしたので、上司に仮眠時間に入ったらすぐに寝ますと申し出ました。

隊長や他の上司も理解を示して下さいまして、仮眠時間までは残った仕事を片付け、夜は早く仮眠に入りました。

2時間ぐらい寝たところで救急指令。時間は真夜中でしたが、少しまとめて寝れた分しっかり覚醒できての出場。冒頭にも書きましたが、この出場の前にまとまって寝れた分、時間帯のわりにはそれほど疲れず眠たくならずにこの事案を終えました。

ただ走った距離が距離なだけに、次の出場は隊員と機関員をチェンジすることになりましたが、その後の出場はありませんでした。


この日の夜中は雨が降っており、視界は悪かったです。ただでさえ見にくくて危ないのに、これが眠たくて頭フラフラなままだったら事故を起こしていた可能性もあります。

そう考えると、あの時早く寝たのは正解だったかな?と思います。


交代を申し出にくいとも書きましたが、仮眠時間に入っても上司がまだ事務所にいたりすると私みたいな下の立場の人間は先に仮眠しづらいのも正直なところ。

出場が無ければまだ良いですが、これで災害出場して眠たいまま運転して事故を起こせば、その部隊の責任者なり当直責任者なりが上から色々言われるものの、一番損をするのは運転していた機関員です。

私は機関員も好きなのでそれほど苦にはしていませんが、中にはリスクを嫌がって機関員をやりたがらない人もいるぐらいです。


体調が悪かったり疲労が溜まれば、素直に申し出てチェンジするなり何なり、対策を積極的に行わなければいけませんね。事故を起こせばそこで現場活動が滞ってしまう。最終的に一番被害を受けるのは市民の皆さんなのですから。

睡眠は大事だな、と改めて思った勤務でした。


『夜は早く寝るに尽きる』のタイトルどおり、今日はもう寝ます。

では、おやすみなさい

並んで走る

2010-08-06 23:16:37 | 消防・救急
昨日は3件、ちょっと忙しかったです。

今の署は地理的な面で1件出ると時間が長引きますし、走行距離も長くなります。なので3件以上出るとちょっと忙しいかな?と思えるぐらいです。

比較的連続して続いたので肉体的にも疲れましたが、昨日の当番は精神的にも疲れた勤務でした。職場の人間関係とかではなく、どちらかと言うと惨事ストレス的な感じの。

ちょっとこれはきついなと思った事案に遭遇しました。

この事案の概要には触れませんが、いずれこの事案に遭遇して思ったことを書いてみたいと思います。今日はまだ頭の中で文章がまとまりませんので…。


話題を変えて、タイトルにある『並んで走る』お話。


平日の昼間ですとクリニックや総合病院は普通の診療時間ですが、夕方以降になると診療を行っている病院が限られてきます。

救急車の受け入れに協力してくれる救急告示病院(二次医療機関)においては時間外診療、救急医療で夕方以降も診療を行っていますが、日によって診察科目が異なることがあります。

例に挙げると、総合病院ですので日中の診療科目は多岐に渡るが、夜は内科の先生しか当直していないと言うことですね。(当然他科目の場合もあり)


救急要請があった場合、日中は直近の診療可能な病院に搬送しますが、平日の夕方以降や休日などの時間外の場合は地域の当番の病院が決められており、原則そこに搬送しています。

今日の当番は内科は○○病院で、外科は△△病院で…と言う感じ。なので救急要請があってかかりつけ等がなければ原則当番病院に収容依頼をして搬送。自隊だけでなく、他の救急隊も同じです。

当番の病院は大抵1~2病院。なので夜間や休日は必然的に救急車が集まってきます。出場場所は違えど、どの救急隊も当番病院を目指して走る。なので途中で他の救急隊と合流して、そのまま搬送する病院が一緒と言うこともありえます。昨日の当番勤務中、現にそんなことが起こりました。


搬送先が決まって走っていると、交差点の横から顔を出した他の救急隊。

こちらの信号が青でしたのでそのまま進み、やがて他の救急隊も後をついてくる感じになりました。

我が隊の救急車と他隊の間に一般車両が走っていたのですが、やがてピッタリ後ろについてきました。

どこ行くのかなと走りながら気になっていましたが、離れる気配はなし。最終的に搬送した病院まで同じ。2台まとめて救急車が来たことに、搬送先の病院スタッフも少々慌てていたようでした


火災出場やPA連携で同じ署から同時に出場して、並んで現場まで向かうことはありますが、違う現場から途中で合流して2台の救急車が並んで走るってあまりないかな(苦笑)

過去にはパトカーと一緒に走ったこともありましたけどね(お互い緊急走行です)



今日は疲れもあったのと、ベランダの野菜たちの世話をしたかったので、嫁の実家には顔を出さず。

明日は家の掃除をさっさと終わらせて、早めに顔を出そうと思います。

子供たち(嫁も)は元気かな?

猛暑

2010-08-04 22:38:56 | 育児日記
今日はお休み。やっぱり今日も暑かったですね

前回の当直は1件の出場でしたが、それだけでも十分に汗をかきました。


出場時にはヘルメット、マスク、感染防止衣、プラスチックグローブを着用(スタンダードプレコーション)して出場するのですが、夏場はこれだけでも十分に暑い!

消防隊のフル装備よりかは見かけ上涼しく見えますが、着ている感染防止衣は薄いわりに風を通しません。なので熱がこもりますし、ひどい時にはあせもができます。

今の署は1日の出場がそんなにありませんので、あまり着る機会も減りましたが、昨年度まで所属していた署では頻繁に出場していましたのであせもがよくできた覚えがあります。

寒いよりかは暑い方が好きな私ですが、もう少し涼しくなってくれないかな…と願っている私です


さて嫁が現在里帰り中。私もちょくちょく顔を出すようにして子供たちや嫁の様子を気にかけています。

嫁も少しずつ体調も戻ってきておりますが、まだ産後の腹痛は続いている様子。チビムサシ君も構ってくれる大人が増えた分、前よりかんしゃくを起こすことも少なくなったようです。

下の子は完全な母乳育ち。よく飲み、よく寝ています。ただ、顔にあせもが出てきた様です。

暑すぎず冷やしすぎずで空調には気を使っているものの、赤ちゃんはまだ体温調節がうまくできません。チビムサシ君が産まれたときはもう秋でしたのでエアコンなんてつけなくても良かったのですが、今は夏真っ盛り。扇風機だけじゃちょっと物足りずにエアコンのお世話になる毎日です。

窓開けて風が入ってくればまた違いますが、湿気もありますのでね



また話は変わりまして、本日高校野球の甲子園の組み合わせ抽選会があったようです。

雨天順延等無ければ開幕試合と決勝戦は見ることができますが、我が代表校の試合の日は当直勤務で見ることができません。

勝てば2試合目は見ることができますが…。

直接一緒に勤務したことは無い上司の方ですが、その息子さんも選手として甲子園に行かれるとのこと。その選手が試合に出て活躍してくれることを楽しみにしたいと思います。


今年はどこにも行かない夏。嫁の実家に通うのと、高校野球を見ることに時間を費やすことになりそうです。



明日は仕事です。

屋外だけとは限らない

2010-08-01 21:46:08 | 消防・救急
連日蒸し暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私の住んでいるところでも暑いのは例外では無く、勤務においても熱中症、またはその疑いの方を搬送することも多くなりました。

夏休みシーズンですので部活動中の中高生なども搬送していますが、高齢者の方の搬送も多くなっています。

何年か前に熱中症に関しての記事を書きましたが、またここで熱中症とはどんな病態なのかを本当に簡単にですが解説してみたいと思います。


熱中症とは、外気において高温・多湿が原因となって起こる熱けいれんや熱疲労などの総称。読んで字のごとく、『熱』に『中』る(あたる)症状と書きます。

身体の体温調節機能が上手く働かなくなり、こむら返りやめまい、頭痛、嘔吐、ひどい時には意識障害をきたし、死に至ることもあります。

前日より気温が急激に上昇した日、普段室内で仕事をする人が急に屋外で作業・仕事をした時、温度が低くとも湿度が高い時には注意が必要です。

そして小さな子供はまだ体温の調節機能が未熟、高齢者に関しては体温調節機能が衰えてきていますので熱中症にかかりやすく、こちらも注意が必要です。


熱中症は晴れた炎天下時のスポーツ時、作業時に起こるイメージがありますが、必ずしもそれだけが要因ではありません。中学高校等の部活動ですと体育館で運動中にも起こり得ます。

これだけですと屋外・屋内問わず身体を動かしていれば…と思われますが、身体を動かしてなくとも熱中症にはなりうるのです。


『家族(高齢者)が室内でぐったりしていて動かない。』

毎年必ずと言っていいほど聞く救急事案。私自身も毎年、この手の救急事案に出場しています。

特に何をしていたわけでもなく、ただ寝てたりテレビを見ていただけ。だけど様子がおかしくなり119番。意識レベルの悪かった事案も過去にはありました。


共通していたのはとにかく室内が蒸し暑かったこと。風の通り具合が悪く、熱気と湿気がこもっていたのが特徴でした。

高温・多湿の環境に身を置いていて、身体の中で熱が上手く発散できなくなって熱がこもってしまったために発症したものと思われました。


予防策としては、小まめな水分補給につきます。そしてなるべく涼しい服装と部屋の風通しを良くすること。

風が入ってこなければ対策として扇風機やエアコンも必要になってくるでしょう。私自身もエアコンはあまり好きじゃない方なのであまりつけたくはありませんが、身体に熱がこもってしまうことを考えるとやむを得ず…と言う感じです。その代わり温度はやや高め&除湿です。

そして人間汗をかきますと同時に塩分も失われますので、塩分の摂取もお忘れなく。コーヒー、アルコールは利尿作用によってかえって逆効果です。


応急手当としては、水分補給をさせる。(この時冷たいものを一気に飲ませない)

涼しい場所に移動させる、脇の下や脚の付け根の部分を冷やすと言うことが挙げられます。

そしてなんか様子がおかしいなと思ったら、迷わず救急車を呼んで下さい。前述しましたが、小児・高齢者は特に注意が必要です。


明日は仕事。

私も熱中症には気をつけつつ頑張ります