消防士 兼 旅人の日記

消防署での出来事、ダラダラした日常生活を綴ります。

新体制

2016-04-15 21:08:28 | 消防・救急
今日はお休み。年度変わって何となく落ち着かない雰囲気ですが、4月も半分が過ぎてちょっとずつ地に足がついてきた気もします。

相変わらず夜中の出場もあり、寝不足な感じは否めませんが…。


今年度は我が消防の体制もちょっと変わり、人事の面で今までになかったことも。

その影響は今後に出てくると思うので別にしますが、同じ当直人員で約半数は入れ替わりました。久しぶりに現場に帰ってくる方もいました。

ここで初めて機関員に指定される若手も多いので、引継ぎをしてからすぐに操縦訓練に出たりすることも多い時期ですね。


我が部隊は隊長だけが入れ替わり。今までとはまた違ったカラーが出ています。

救急現場では活動方針もガラッと変わったので、慣れるまではまだ時間がかかりそうですね。

とりあえず今のところは特に問題も発生せず、無難に勤務をこなしています。


本当は若手の機関員の奮闘ぶりを書こうと思ったのですが、昨日の夜熊本で発生した地震がずっと気になっています。

パソコンに向かってボーっとしてたら、私の携帯にプッシュ通知で熊本で震度7の地震が発生との文字。

すぐにテレビをつけて見ましたが、その時はまだ被害状況もこれから…と言う段階でした。


九州には父方の親戚も住んでますし、嫁の友達も熊本にいますし。祖父がまだ存命だった頃は事あるごとに足を運びましたし。

このブログにコメントを下さる方も数名、九州地方在住の方もいらっしゃるようですし。無事でしょうか。


これ以上の被害拡大がないことを願っています。

多忙の原因…?

2015-11-20 00:19:28 | 消防・救急
昨日の当番は9件、夜中は全くと言って良いほど眠れずでした。

帰ってから病院に行こうとしたんですが、休診日だったのを忘れており病院まで行って引き返す始末。午後は下校の見守りのため外出。

夕食後も野球を観ながらウトウトしてたりしたんですが、今はすっかり目が覚めてしまいこうしてパソコンに向かっております。

すっかり不摂生な生活ですね(苦笑)今日が何曜日なのかすら分からなくなっている始末です


11月に入り季節が冬に向かい始めているからでしょうか、今月に入ってから救急件数が急激に増えており、忙しい毎日が続いています。

今日みたく夜中ほとんど眠れない日がこれで今月だけで4回目。トータルで1時間も寝ていない感じです。どんなに忙しくてももう少し寝れるはずなんですが…。


これだけ忙しくなった理由は気候的な面もあるんだとは思います。寒くなってくればヒートショックも増えてくるでしょうし、感染症なんかも増えてくるんでしょうし。

でも、それだけじゃないような理由も何となく感じているこの頃。たぶん原因は『靴下』なんじゃないか…と感じているこの頃です。


救急隊って意外と靴下が消耗品だったりします。当然ながら支給なんぞしてくれるわけじゃなく自分で用意するんですが、現場で取り替えることもあったりします。

現場が居室内であれば靴を脱いで上がるわけですが、お世辞にもキレイとは言えないようなお部屋もあるわけで。

程度によっては断りを入れた上で靴の上からカバーをかけて上がらせてもらいますが、靴下で居室内へ入った時にやっぱり何かしら踏んでしまい靴下を汚すこともあります。

なので救急車内に替えのシャツと全く帰署できず食事が取れない時用のちょっとした非常食と、替えの靴下も常に個人で積載してたりします。


そんな靴下も穴が空いたりしたのが多くなり、買い足したのが先月末。

5足組み合わせ自由で1000円って言うお買い得な物であり、5足中3足を5本指靴下に。たまにはちょっと趣向を変えて…なんて軽い気持ちで購入。

で早速消防署に持って行ったのがちょうど11月の最初の当直。せっかく買ったので履いて見ようと思って臨んだ1当直がかなり忙しく。

その時は『今日は忙しかった…』ぐらいにしか思っていませんでした。


で、次の当直。靴下のローテーション的に5本指じゃない普通の靴下で出勤。昼間は少なくてシミュレーション訓練もできたぐらい署にいる時間がありました。

事務処理も片付いて夜になりシャワーの順番が回って来たのでシャワーに。そこで一通り着替えたわけですが、そこで靴下も5本指にチェンジ。

日付変わるまでは今日はそこそこ平和な方かな?なんて思ってたんですが、朝を迎える頃にはクタクタになってました。夜中4回も起こされれば必然的に寝る時間なんかないですし


そんなのがこの半月ほど続きまして。冒頭でも書きましたが昨日も全く眠れず。で、その時に履いてたのは5本指靴下。

前当直ぐらいから『最近5本指靴下履いてると寝れないんだよね~』なんて半分冗談のつもりで言ってたんですが、だんだん笑えない状況になりつつあります。

ジンクス的な話になるんですが、多忙の原因はコレ(5本指靴下)なんじゃないかと本気で思い始めています。


研修や休暇等で隊編成が変わる時に限って何か変わったことが起こったりするものです。

○○さんが乗ると件数が少ないとか、反対に忙しいとか。他署から応援に来た人が消防車に乗ると火災があったりだとかって嘘の様な本当のお話。

それに比べれば今回は私の靴下って言う小さい変化なんですが、なんかね…


次の当直は靴下のローテーションを再編してでも5本指は止めて普通の靴下で出勤し、消防署で着替える時も普通の靴下にしてみます。

これで出場件数少なくて終わるなら、仮眠がある程度まとまって取れるなら、5本指靴下の配置転換をすることにします


明日はお休み。

午前中は三男と2人でお留守番です

祭りの警備

2015-08-10 21:29:37 | 消防・救急
前回の当番は6件、夜中が1つ。

夜中と言ってもわりと早い時間帯でしたので、仮眠自体はある程度まとまって取ることはできました。延長勤務になることもなかったですしね。


さて早速の本題。タイトルにあるとおり『祭りの警備』に行ってきました。

ある程度規模の大きなお祭りで、多数の来場者が見込まれるようなお祭りには消防としても別途警備計画を立てて、お祭り当日はお祭りの消防警備にあたることがあります。

目安としては、交通規制を敷いて歩行者天国をつくるようなお祭りの場合でしょうか。明確な規定はありませんけどね


警備の方法も様々で、消防署の予備車両を近くまで持ってくる場合もあれば、人員と資器材だけ準備して会場内に設けたテントで待機してるか。

今回は路地が狭いし交通規制もあったので、人員と資器材の配置だけを行いお祭りの間は待機&適宜巡回をすることになりました。

お祭りの時間も長いため、前後半に分かれての警備。私は後半組に入ることになりました。


この日は非番でしたし、警備の担当自体は夕方からのため一旦家に帰って甲子園観戦もそこそこにお昼寝。

起きて支度して早い夕食を軽めにとって、再び消防署へ。警備用の資器材は前半組から引き継ぐので持って行く荷物も個人の物だけ。

消防署を出発して前半組から資器材を引き継いで警備開始となりました。


初期消火用具と、主に私が使うであろう救急バッグ内の確認をした後はひたすらテントで待機。

途中巡回にも行く計画ではありましたが、巡回に行くのは私を除いた他の隊員。班で唯一の救急隊員である私は巡回することなく救急事案が無ければずっとテントにいるようでした。

巡回しがてら、少しでも雰囲気を味わいたかったのですが(苦笑)


そうこう言ってる間に119番通報が入ったようで、祭り会場内で救急要請があったとのこと。

交通規制により救急車が入ってこれないため、私と他の隊員2名連れて資器材持って急行。引継ぎポイントもあらかじめ決めておき、観察のち引継ぎポイントまで搬送する予定でしたが、警察官が通してくれました。歩行者天国の所を緊急車両が通るため、まぁ短い間に警察官が大勢現れたこと

おかげで助かりはしたんですがね

救急搬送することになり、ある程度状況聴取しておいて当番の救急隊に引き継いで終了。上司に報告して再びテント待機でした。


交通規制が解除になる1時間ほど前にお祭り自体は終了。撤収作業も規制が解除になる前に行われました。

消防の警備本部はギリギリまで残しておくため、片付けの様子もテントから見る。

祭りの後の哀愁漂う感じを肌で感じながら撤収作業を見ていました。確かに規制が解除になる前に撤収しないと、車の通行に支障をきたすようでしたしね。


そんな感じで見てたら、今度は警備本部に直接の駆けつけ通報。資器材持って接触して観察。

お話はしっかりできてましたが、経緯とか色々聞いて病院受診した方が良いなと判断し警備本部から救急車の要請。やっぱり到着までの間は私が詳細観察とバイタル測定。

搬送先もすぐに決まり、引き継いでこの事案も完結。ちょうどその頃には交通規制も解除になり、祭りの警備も終わりの時間となりました。


用意した資器材等は消防署に持ち帰り。帰ってきてある程度は片付けて、着替えて帰ってきたのは夜の11時過ぎ。

なんとなく疲れも出たので早々寝てしまいました。


もう年間の行事予定ではこのようなお祭りの警備はなし。

いつもは基本消防署に待機して、指令を受けたら出場して、帰ってきたら事務処理をしてと言う繰り返し。何となく単調に過ぎて行くのも否めませんが、たまにこう言った日常の業務とちょっと違うようなものはテンション上がったりします。いつもと違う感じなのがまた良いのかな?

今までも花火大会の警戒とか違うお祭りの警備とかやったけど、嫌いじゃないですしね


明日は仕事です

役割交代

2015-07-31 13:47:27 | 消防・救急
前回の当番は10件、梅雨も明けて本格的に暑くなってきました。

その影響もあるんですかね、ここ2~3当番で急激に件数も増えてきましたし、寝れなくもなりましたし。以前いた消防署の忙しさを何となく思い出してきています。

熱中症と診断のついたものも増えてきましたしね。


さてたまには仕事の話。

救急隊は1隊3人で編成されており、隊長がいて隊員がいて機関員がいて…と言う編成。

隊長はもう定年までカウントダウンが迫っている大ベテラン、その下に機関員の私がいて、隊員役の後輩がいて。我が隊は救命士が2人おり、私以外は救命士資格持ち。

よその消防はどういう編成かは分かりませんが、うちの基本的な編成ベースは上2人が救命士持ちで、救命士資格の無いのは機関員をやります。

始めは機関員から経験を積み、たまに患者室に乗って患者対応をメインにやって、やがて救命士資格を取って真ん中の立場に…が今までのパターン。

しかし、近年はその原則(と言うほど大げさなものじゃないですが)が崩れてきています。


近年は救命士資格を持って入ってくる新人さんも増え、初任教育を終えて消防隊をちょっとだけ経験した後すぐ救急隊に。

私も希望叶ってわりとすぐ救急隊になったクチですのでそこは特にどうこう無いんですが、資格があるが故に運転を担当する機関員ではなく患者室の隊員役になるのです。

救命士資格を持って入ってくるのが多いがため、新規で養成所に行かせる人数もここ数年でかなり減ってしまい、今の我が隊のように真ん中の立場で隊長職を代行する立場の人間が救命士資格無しってことが多く、機関員を離れられなくなっています。


今までの方針と言うか流れと言うか、そんな感じで今年も正機関員な私。運転するのは嫌いじゃないので別に文句はないですが、これからを考えると必ず弊害が出てくるのも事実。

5年10年が経って、今一番下にいる隊員が隊長職を代行する立場になって直属の部下を持った時に、運転技術を教えられなくなるのです。

消防車の運転と違って、救急車は基本的に具合の悪い人を乗せる車。急ブレーキ、振動、遠心力等々気を配らなければなりません。

それに、最近の若い職員は車を持たない者も多く、緊急走行どころか普通走行すらままならないと言うのも起こっている話。救急車ならではの運転を教える以前の問題だったりします。

現に今私の下にいる後輩も、プライベートでは全く運転をしませんしね。

今後のことを考えて、また正機関員である私が休みで不在の時、編成の都合上後輩が運転しなければならない時がある。また、不測の事態で長期に欠けてしまう時にも備えて、数当直に1回は私と後輩の役割を変えることになりました。


よっぽど走行距離が増えただとか、患者室に2人乗るような事案の場合はその時だけチェンジするけど、それ以外は後輩が機関員で私が患者室へ。

普段運転する習慣が無い後輩なので、横(隊長)から後ろ(私)から色々言われてましたが、全ては後輩のため。消防車の運転と違って気を配らねばならないのが救急車の運転。

口うるさく言われるけど、それが傷病者のためにもなり、立場変わって指導することになった時に経験からきちんと説明ができて指導ができるようになる。

救急隊員なら誰もが通って来た道、当然、私もそれはボロクソに言われたものですしね(苦笑)

おかげで事故起こさずにこれたんだとも思っています。今だから言えるのでしょうけどね


1当直終わって感想聞いたら、『疲れました』の一言。

チームで動いてるので隊長含め同じ件数出てて寝れないのも一緒なんですが、運転するしないで疲労度が違うのも事実。

そんなことも気づいてもらえれば、また後輩のレベルアップにも繋がるかな?って思います


今日はこれからちょっと外出。で、明日は長男の野球と次男の保育園のお祭り。

暑いので倒れないように頑張ります

PA連携訓練

2015-06-19 23:53:16 | 消防・救急
昨日の当番は7件、ここ最近にしてみればちょっと多い件数。

前回ここの署にいた時は平均すると10件弱。5年ほど離れている間に消防力も整備されまして、救急隊も1隊増えたのです。その効果は絶大、私共の隊の件数が年間で数えるとだいぶ減りました。

なので前回いたよりかは署内で自分の時間が取れることも多くなりました。立場変わって任される仕事も多くなってきましたが、出場が減った分それに取り組める時間があるのはありがたい限りです。


さて先日タイトルにあるように訓練を行いました。

P(ポンプ=消防隊)、A(アンビュランス=救急隊)の連携訓練。今では救急現場に消防隊も駆けつけるのがもはや常識となってきた時代になっています。

何が何でも救急の現場に消防隊が駆け付けてくるわけではありませんが、連携するのはCPA(心肺停止)状態、もしくはそれを疑うような事例であったり、大きな幹線道路上での交通事故事案など。あるいは加害事案なんかでも同時出場することがありますかね。

大体正規のメンバーで取り組むこともありますが、今回は普段と違うメンバーでの訓練。我が隊は隊長が不在で私が隊長の時にCPAを想定した訓練を何通りかやりました。

CPA状態ですので、救命士による特定行為、そこに至るまでの指示要請から処置の順番等々。1名しか救命士がいないと言う状況の中で誰がどのようにしてやれば一番効率が良く現場滞在時間が削れるか。

それぞれが役割分担を考える、できることを考える。隊員と機関員、同時出場している消防隊もそんなことを考えて。私は隊長として状況からどのような判断を下すのか。

隊員個人の力量を見極めて、どこまで任せるのか。病院選定をどうすべきか。

何通りかやってその後の反省会、色々と学べました。やっぱり長いことやってる人の体験談はすごく参考になりますね。私の部隊の隊長はもう定年があと数年でくるような大ベテラン。

その世代の人たちがあと数年でごっそり退職していまいますので、今のうちに引き継いでおきたいなと思いました。


後輩救命士に対してはやっぱり技術面かな?静脈路穿刺が上手く行かないことの方が多かったし。

彼に任せるしかないところはどうしても出てきますので、その技術を磨かせないといけないなとも思ったし、彼自身も実感したことでしょうし。

空いた時間は私の今後のことも含めて、すぐに訓練できるようにしておかないと。あらかじめどこかにセットしておいて、そこに行った時に一回やるって形ならどうかな?

仮眠室に人形置いといたら、それはそれでビックリしちゃうか(笑)


明日はお休み。天気は悪そうですが雨は大丈夫そうな感じ。

週末ですので、長男と一緒に野球の練習です

情報交換

2015-06-11 23:44:58 | 消防・救急
今日はお休み。土日は長男の野球でほぼ一家総出で出かけちゃいますが、今日見たいな平日の場合長男&次男のコンビはそれぞれ学校と保育園に行ってますので、残った私と嫁と三男で過ごすことが多い休日です。

もうじき2ヶ月になろうとする三男を連れて、最近は外出することも多くなりました。大体は買い物に行くか嫁の運動も兼ねて近所をお散歩か…と言うぐらいですが、3人で過ごしてると『長男が産まれた時こんなだったね』って話をよく嫁としています。

そう考えると次男の時はまだ長男も1歳後半だったので、親2人+次男の3人の組み合わせって全然無かったねって。常に4人で行動してたねって話にもなり。

次男から間が開いて三男が産まれたこともあり、長男次男の頃を思い出しながら毎日を過ごしています。

長男&次男にも同じようにやってたんだよって言いながら…ね


さて先日、ちょっとした同期会をやりました。

この4月から私は時々隊長をやることになりましたが、同期の中にも同じ立場になったのがいて。

今まで下から見てきたのと、1つ立場が上になって思ったこと何かを持ち寄って情報交換しようって話になって今回の会に繋がって。

来れる人はごく少数でしたが、集まれるだけ集まって昼間からやってきました


うちの組織に限らないとは思いますが、今は長年勤められたベテランの職員が大量退職する時期に来てまして、平均年齢がここ数年でガクッと下がるぐらい。

抜けた分は補充しなければなりませんので、ここ数年は若い職員が大量に入ってくる時代になりました。

下から押し上げられるように私達の年代も中堅どころに。まだまだ緒先輩方はたくさんいらっしゃるのですが、中堅どころとして表だって部下の教育をする立場になりました。

一昔前ならまだまだ若手の部類に入っていたであろう私達も、もう中堅どころ。もうそんなところまで来ちゃったんだね…って。


特異な症例の話、なかなか病院決まらなくてどうしたとか、どうやって部下に理解させるか云々…。

ご飯食べつつ、お酒飲みつつ、夕方までやってました。

入った店のご飯が美味しかったとか、3時間の飲み放題でこの値段は安い!とかそんな感想もあったんですが、思ったのはやっぱり同期って良いなって。

年齢こそ多少の差はありますが、やっぱり一番腹を割って言いたいこと言えるかなって。いくら仲の良い先輩がいたとしても礼儀はきちんとしなきゃいけないし、多少は気を遣わないといけませんし。後輩相手だとざっくばらんに話してごらん?って言ったところでやっぱり気を遣うんだろうし。


この繋がりは大事にしなきゃいけないなって改めて思うのでした。

危機感とまでは言わないけど、もっと頑張んなきゃダメなんだなって気づきもしましたしね。

次の当直に早速活かせることも聞けたので、早速それは実践してみようかなとも思います


しかし、昼間開催って良いですね初めてやりましたが、まぁ夜の時間が上手く使えること(笑)

既にお腹いっぱいだったので自宅で夕食は取りませんでしたが、子どもたちと会話する時間はありましたからね

同期会は昼開催で!って言う流れが今後もあれば良いなと思います


明日は仕事です

隊長デビュー

2015-05-21 23:08:27 | 消防・救急
今日はお休み。朝のうちは日射しのわりに寒く感じ、半袖1枚じゃ寒いかな?と思う始末。

ですがお昼にもなればTシャツ1枚で事足りるぐらいの気温に。もう5月でも暑いんだな…と思うようにもなりました。

更新間隔が空いてしまいましたが、諸々予定やら行事やら何やらで忙しかったのです。疲れてそのまま寝ちゃってたとの言い訳も半分はあるんですが…


今日は先日の当番のお話。

人事異動で今年度からまた職場が新たに変わり、新たな職場は私が初めて救急隊員としてスタートを切った場所。

相変わらず基本機関員と言うのは変わりませんでしたが、今年度からは隊長不在時には私がその代わりを務めることになりました。

救急隊員としてのスタートの場所がこの消防署で、隊長職を代行するのもこの消防署が初。何かしらの縁を感じますな


で、先日初めて隊長を務める日がやってきました。

その日は休日で天気も良く。運動するにはもってこいな日でしたので、その辺りの救急もあるかも…?と予想。

しかし予想に反し、まさかの夕方まで出場ゼロ。夕食まで終わってしまいました。

このまま(ゼロ)行けるか!?なんて期待してましたが、そこから30分もしないうちに隊長代行として初の出場。

内科系の症状で、内科当番の病院を選定して搬送して…なんて出場途上に考えてまして、その通りに行くかと思ったんですが、まさかの当番病院収容不能。

結局内科対応可能な病院をいくつか当たりましたが、休日で検査ができない云々で結局少々離れた病院への搬送となりました。

で、次は外科系。これは少々複雑な感じで対応可能な病院も限られちゃうだろうな…、時間かかるかもしれないな…。

そんな予感が的中してしまい、これまた病院選定に苦慮する始末。

この日は最終的に5件の出場があり、すんなり決まったのは1件だけだったかな。不搬送もあったし、延長勤務にもなったし。


運転しない分、体力的にはそれほど疲れは残りませんでしたが、神経使った分疲れました。

病院決まらない苦労があっただけで、判断に迷うようなものはなかったのが救いだったでしょうか

CPAもなかったですしね。


正規のメンバー誰かしら休んだり、研修に行ってて不在だったりして誰かが代わりに乗る場合、そんな時に限って特異なことが起きたりするものだったりするんですが、今回そのジンクスは無くてホッとしています。

あまり寝れなかったし、延長勤務にもなり結局自宅に帰りついたのはお昼になってしまったんですが、無事に終わったことにホッとしたのか、昼も夜もよく寝たなってのは覚えています


もう少し経験を積めば慣れても来るんでしょうが、今年1年は隊長代行として修業の身となりそうです。

次は来月、世のお父さんありがとうな日に再び隊長代行を務めます。

それまでに読み切れなかった決まり事、プロトコール云々をもう一度再確認して臨みたいと思います


明日は仕事。

医学部の学生さんが救急車に同乗実習にやってきます

古巣復帰

2015-04-05 22:53:06 | 消防・救急
昨日は4件、件数も少なく夜もグッスリ眠れました。

非番で帰ってきてもそれほど身体の疲れは感じなく。結局子どもと一緒に昼寝はしたんですが、目覚めも良く非番の夜にこうしてパソコンに向かえております(笑)


昨日は新しい消防署に異動してから初の24時間勤務。(前回は夕方からでした)

3月末に内示を受けて異動が決まり、新たな職場は前に勤めたことがある消防署。古巣への復帰と言う形になりました。

地理的な面は心配していませんし、署内のレイアウトとでも言うんですかね、どこに何がある…と言うのも何となくは覚えているかなって。

そんな感じであまり身構えずに4月当初に新たな職場へ行ったんですが、机の配置が変わってたし、細かいところ諸々変わってたし。

月日の流れを感じました(苦笑)

救急車も更新を迎えて新しくなっていましたので、昨日は車両の装備品の確認とか、今度お世話になる隊長の活動方針なんかを確認。

その他の事務仕事なんかも確認しながら、合間に救急出場しながらと。そんな感じで1当直を終えました。


改めて自己紹介もしたんですが、私が以前にもいたことを知る人はやっぱりいて。反対番の人で『また来たの!?』と言う人も。

なので、挨拶の時にその都度『帰ってきました』って(笑)

前回は3年いましたが、今回は何年勤めることになるのかな


前にもいて多少の勝手は知ってるとはいえ、変わっている部分もあるのも事実。

人が変われば方針も変わるでしょうから、そこはまた臨機応変に対応して行きたいと思います



明日はお休み。長男の小学校入学式があります。

また新たなスタートとなる日、ビデオカメラ、一眼レフの充電、空き容量を確保して寝ることにします。

当の本人は緊張もあるようですがね

人事異動

2015-03-28 22:21:49 | 消防・救急
今日はお休み。朝は曇っており、天気予報ハズレか?なんて思ったもんですが、昼間からはポカポカ陽気

花粉の薬飲んで無ければきっと目がヒドイことになってるんだろうな…と思うような気候でした。


さて先日、人事異動の内示がありました。

結論から言えば私も異動の対象になり、4月からは新たな消防署で勤務することになります。

で、異動先の消防署がですね、以前にもいたところでした(苦笑)


部隊は変わらず救急隊のまま。ずっと救急…と言うのも視野が偏るから異動希望の中身は違うことも書いてるんですが、組織は私にずっと救急をやれと言うんでしょうかね。

それはそれで別に構わないのですが。

しかし立場が変わり、隊長が研修やら休みとかでいない場合、私が隊長職を代行することになりました。

なので、年に何回かは私が救急隊長を務める当番が出てくることになります。


もうそんなポジションに来たのかぁ…。年をとったわけですな(苦笑)


先日、今度お世話になる救急隊長に挨拶をさせて頂き、来年度についてちょっとお話を。

嫁の出産が早々に控えているため、急遽お休みを頂くことがある可能性がある旨をお伝えして。

それと、もう1人一緒に仕事をする後輩は4月から初めて救急隊になるそうな。救命士資格持ちですし、今までいたところで何度か乗ってはいるけれど、専任になるのは初。

今まで消防車両の運転をしたことも無いそうなので、とりあえずは正の機関員を私がやり、後輩は補助としてやってもらう方針と言うことで。

運転もするし患者室にも乗るけど、俺休みの時は前(隊長席=助手席)にも乗るようだから、大変だけど頑張ってね~って

で、4月早々、早めな〆切の事務処理も担当することになりそうです。


そんな4月最初の勤務は1日から。

夕方までは今いる署で勤務して、それ以降は新しい消防署へ行って勤務します。

ちょっとバタバタしそうかな


そんなわけで明日が今の署最後の当直勤務。果たして最後の当直、眠れるでしょうか(苦笑)

時間があれば引っ越しの準備したいんですが、できるかな…。前当直もやりたかったんですが、そんな余裕は全くございませんでした

悔いは残さず(?)頑張ってきます

1年間の出場件数

2015-02-23 22:25:01 | 消防・救急
今日はお休み。天気は微妙でしたがあったかいんだからぁ♪(←最近我が家でブームです、笑)な1日でした。

前日雨でしたので布団干すのは断念。これが晴れてたら春の陽気で気持ち良かったんでしょうが、それはもう少し先の楽しみに取っておくことにします。

もう2月も最終週。私の好きな季節の春まではもうすぐです。


今日は仕事のお話。

毎当直終わる度に1日の出場件数を消防署で使っているカレンダーに小さく書きこんでいます。

消防隊だった頃は今に比べて災害出場することはあまりなかったもので、災害の内容もちょっと細かく書いてたりしてたんですが、救急隊になってからはとてもじゃないけど追いつかず、何件出たかなって記録だけは残しておいています。

よほど特異な事案だったり、記憶に残るような事案はやはりちょっと細かく残しておいて、勉強のきっかけにしたり症例発表の候補として残してはいます。ブログの記事にも書けるかな?な事案もちょこっと。


そんな昨年のカレンダーを先日持って帰ってきまして、今日家で1年間の出場件数を計算してみました。

月ごとにどれぐらい出てたのかをまず出して、各月を合計して1年間の出場件数を算出。しかしこれはあくまでも私が出場した件数ですので消防署全体、あるいは本部全体の件数とは異なります。

で、計算してみると1当直で大体10件前後出場しており、月平均が90件台で推移。100件を超えてた月が3回ぐらいあって、一番少なかったのが60件台でした。

一番少なかったのが2月。元々1ヶ月自体が短いと言うのもあるし、そこで年休(有給休暇ですね)もらってたりしてればもっと当直件数少なくなるでしょうし。

ちなみに昨年2月はインフルでダウンしてまして、2当直休んでました。だから他の月と比べて極端に少なかったんですね

やっぱり多かったのが1月、3月、8月。寒い時期、暑い時期はやはり多くなる傾向にありました。2014年の件数しか見てませんが、経験上毎年こんな感じですね。

で年間トータルは1,100件を超える数字となりました。それだけ出てれば疲れるのも当然か…。


全国にはもっと忙しい消防署もあるでしょう。うちが一番大変だ!とは思いませんが、今後高齢者が増えてもっと救急需要が増えてくるとなると今の医療体制が持つかどうか。

10年後を考えると恐ろしいな…と思ったのでした。

劇的な解決策にはならないし即効性も無いとは思うけど、私ができるのは救急車の適正利用を訴えること。そして、救急車を呼ぶような状況を極力作らないことを伝えること。先日の記事にも書いたような誤飲のことも、救命講習等の場であったりブログに書いてみたりして伝わるようにしなければな、と。

もうすぐ人事異動の時期にもなる。たとえここで救急を降りたとしても、消防職員である以上はずっと考えて行かなきゃいけないなと改めて思ったのでした。


明日は仕事です