消防士 兼 旅人の日記

消防署での出来事、ダラダラした日常生活を綴ります。

お花見の必需品

2008-03-31 15:58:05 | 今週のお題
久しぶりに挑戦のgooブログ、トラックバック練習板

今週のお題は『お花見の必需品は何ですか?』との事。


即答ですが、ズバリ『桜』です。

お酒でも食べ物でもなく、一番は桜の木(花)です。


私はどちらかと言うと桜の木の下でドンチャン騒ぎをするよりは、桜並木などを歩いたり、車で走ったりするのが好きですね。


春生まれだからなのか、桜の咲くこの季節この時期が1年間の中で1番好きです。


こちらの地方では数日前に開花宣言がなされ、暖かい日が続いてあっと言う間にほぼ満開。

昨日から今日のお昼まで降り続いた雨で少しばかり散ってしまったような気がしますが、まだまだ桜の花びらは残っています。


今日は日が暮れたら、夜桜を見に行こうと思います。

天気が回復してくれて良かった



明日は仕事。

夕方までが今のメンバーでの最後の勤務。夕方からは新メンバーでの最初の勤務です。


私は何も変わることなく、いつもの勤務ですけどね

人事異動

2008-03-27 16:34:24 | 消防・救急
昨日は6件。またしても夜中は無し。

しかし、朝の終了30分前に指令がかかり、引継ぎまでに帰って来れず。

困った事案もあり、疲れた1当番でした。


さて先日の内示の結果ですが、私は異動も勤務サイクルの変更も何も無し。

4月以降も同じ席、同じ救急車に乗って勤務することになりました。

まぁ~予想どうりでしたね


私の署でも半分ぐらいかな?入れ替わるのは。

反対番の職員がそのまま内部異動でこっちにきたり、また逆に反対番に行ったり。

ちなみに我が救急隊は、普段患者室に乗っている上司が異動に。

この方は異動先で、今度は救急隊長として勤務することになりました。


このブログに何度か登場した、犬好き&携帯の待ち受けが美輪明宏の救急隊長は残留。

また来年もご指導頂くことになりました。


聞くところによると、来年度のメンバーもクセのある人はいなさそうとの事。

中には人間関係を心配する部隊もあるそうですが、うちは大丈夫そうで安心しました。



4月からは救急隊2年目。

1年間やって来たのに、『今まで何をやってたの?』と言われないように頑張りたいと思います。

異動しないけど、まずは机の整理から…(爆)



明日はお休み。

披露宴の打ち合わせに行ってきます。

内示

2008-03-24 16:00:57 | 消防・救急
昨日は6件。件数的にはまぁまぁでしたが、夜中はなし。

グッスリと言うわけではないですが、良く眠れた方です。

非番にも関わらず、体が軽く感じますね


さて今日は内示の日。

ちょうど1年前に異動した私にはほとんど縁の無い話。

今日のお昼、異動の対象者には署から電話がかかってくるとのことで自宅待機。

12時をまわり、13時をまわり、14時をまわり…

今これを書いている16時ちょっと前も、未だ連絡無し。


そ~だろうと思った


まだ来年度の組織表を見てませんので確実ではないですが、異動も勤務サイクルの変更も無いでしょう。

でもこれで、ようやく来月以降の予定が組めます。


ちなみに、消防隊の後輩Y君から先程電話があり、彼は異動が決まったとの事。

勤務サイクルも変わり、異動先は私が以前いた署。

ちょっと元気が無かったような気がしたのが気がかりです。


管理職はちょっと早めの数日前に内示があり、一緒に勤務していた消防隊長が昇任されました。

今日はそのお祝いも兼ねて、有志の集まりですがお祝いの飲み会にこれから行って来ます。

Y君も来るようなので、ちょっと異動先についての話も聞いてこようと思います。

またしても

2008-03-19 17:02:32 | 消防・救急
前回の当番は7件。反対番は件数が少ないのですが、私達の勤務の日はいつも平均値。

反対番の救急隊と出場件数の差が出てきているこの頃です。

別に競っている訳ではないんですけどね


前回の救急出場を振り返ると、まぁ~またしてもアル中の患者さん。

どうも真っ昼間から飲み続け、トイレ内で倒れた大学生。

一緒にいた友人に聞いたところ、夕方に待ち合わせした時点ですでにフラフラ。

そこからも飲み続け、とうとうトイレでノックアウト。


聞けばこの方、前にもこんなことで救急車で運ばれたことがあるそうな


新品の感染防止衣がゲロまみれ。

ストレッチャー、布担架、患者さんの服もゲロまみれ。



はぁ~…



思い出すだけでもため息です。


アル中で救急車2度目だし、この人には自覚が無いんだろうね。

お店の人に迷惑をかけ、一緒にいた友人にも面倒な思いをさせ、搬送先の病院で数少ない空きベッドを一つ潰し。


これで入院を必要とする重症患者さんが来たらどうするんだ!


こちらのモチベーションも下がる、救急事案でした。



明日は仕事。

今度こそ、アル中無いと良いなぁ…

週末救急

2008-03-16 19:04:50 | 救急隊の本音
前回の当番は8件。夜寝るまでは4件で、今日は5~6件ペースかなぁなんて思っていましたが、夜中から怒涛の出場。

まさか日付が変わってから4件も出るとは思わず、仮眠もほとんど取れませんでした。

非番でお昼からは用事があり、夕方は結婚式場に行く予定があったため、家に帰った途端すぐに寝てしまいました。


年度末の金曜日。こんな日はお酒がらみの出場があるか?なんて思ったら、やっぱりありました。夜中の1発目と明け方の出場で。


カラオケ店のトイレでグッタリしていた傷病者。

髪も服もゲロまみれ。

酔いつぶれて動けないため、後ろから抱え込んでストレッチャーまで。


ストレッチャーにあらかじめカバーをかけて行きましたが、やっぱりそれもゲロまみれ。

抱え込んだ時についたであろう私の感染防止衣もゲロまみれ。


内科当番の二次病院に収容を依頼して搬送しました。


明け方も、まだ20歳そこそこの女性の悪寒との内容。

指令室から、『アルコール入っている模様』と。

またアル中(急性アルコール中毒)か…


またまた内科当番の病院にお願いして、搬送しました。

この方、病院着いたらグースカ寝てたし…



ここからは私の持論ですが、アル中で救急車…は恥だと思うのです。

自分のお酒の許容量を超えて酔いつぶれて皆に迷惑をかけ、ゲロまみれでお店なり自分の服を汚して醜態をさらし。

あいつにお酒は危険だと言うレッテルを貼られ。


周りの人間が止めることもできる。

それでも飲み続けて潰れてしまえば、それはその人の自覚の無さ。

周りの人間が調子に乗って飲ませ、それで一人潰してしまえばそれは周りの人間の責任。


アル中になってしまった以上は病院で診てもらう必要もあったりしますが、本来ならば防ぎえること。

アル中の現場って、酔いつぶれた本人がくだを巻くこともあれば、本人が大人しくても一緒に飲んでいた人がくってかかってくることも。

病院の受け入れだって、断られたり難色を示されることがほとんどです。結果現場滞在時間が長くなり、周りは

『何で早く病院行かないんだ!』と、どんどん悪循環に陥るのです。

その際もし近くで重症事案が発生したら、遠くの救急車が来るハメになって助かるものも助かりません。


病院だって、トラブルに巻き込まれたくないですしね。


年度末の送別会、年度初めの歓迎会。

あと2ヶ月ぐらい、こんなことがあると思うと憂鬱です。


お酒は適量で楽しく。

救急車の出場が右肩あがりの今、少しでも救急出場が減るように皆様のご協力をお願い致します。



明日は仕事。

刻一刻と内示の日が近づいています。

時間のつぶし方

2008-03-13 17:40:12 | 今週のお題
久しぶりに挑戦のgooブログ、トラックバック練習板

今週のお題は、『あなたの時間のつぶし方は?』との事。


何か予定も無く、自宅にいて何もしていない時ならばパソコンに向かっている事が多いですね。

大手ポータルサイトのニュースを見たり、よく見させてもらっているホームページやブログにお邪魔したり、ブログの記事のネタを探したり考えたり。

途中まで書いて下書き保存しておくこともしばしば。


今も晩ご飯の支度が一段落つき、嫁が帰ってくるまでの間の時間つぶしでこの記事を書いています。(笑)

嫁はこのブログの存在を知らない(たぶん)ので、いない時にこうやって記事を書くことが多いですね。


別にバレたって問題ないんですが…


独身の頃から続けていたこのブログも、もう丸2年経ちました。

2年も続けていれば生活の一部。やめたらやめたで手持ち無沙汰になっちゃうんだろうな~


こんなダラダラしたブログですが、これからも書けるときにゆっくり更新して行こうと思います。


明日は仕事。

今年度もあと6当番です。

久しぶりに

2008-03-12 18:52:12 | 消防・救急
昨日は5件。夜中の出場は無く、朝方に1件あったのが最後でした。

仮眠なのでグッスリ寝れる訳ではないですが、夜中の出場が無いと非番の日は楽ですね


昨日の午前中に新人のK君が、消防隊の後輩Y君と共に空気呼吸器の取扱いの訓練をしていました。

昨日の訓練内容は、防火着装をして空気呼吸器を背負い、、動き回ることで実際何分間の活動ができるのかを検証するものでした。


ボンベが満タンの状態から、警報器がなるまでの時間はそれぞれ個人差があります。1分間の呼吸量の違いですね。


実際に建物に梯子(はしご)を立て掛け、登って屋内進入。

その後は要救助者の人形(通称コウタロー君)を引っ張り出してきたり、腕立て伏せやスクワット。階段の昇り降りなどの繰り返し。

空気呼吸器の警報器が鳴るまでずっと動き続けていました。


できるだけ実戦に沿うようにしてやっていますが、訓練はやはり訓練。

実際の現場ですと緊張もあって、もっと早く空気の残量が無くなったりします。


その訓練を新人K君と後輩Y君がやっていたのですが、どういう流れだか私もやることに。

ちょうど1年前までは消防隊でしたので、まだそんなに感覚も鈍ってはいませんでした。

ただやっぱり運動不足だなぁとは痛感しましたが…


この1年、ずっと救急のことばかり勉強したり訓練していましたので、復習と言う意味では意義があったなと思います。

またいつ人事異動で消防隊になるか分かりませんしね。



明日はお休み。

嫁は仕事ですので、家でのんびりします。

(目がかゆくなりますので…)

この時期の話題

2008-03-10 22:08:05 | 消防・救急
前回の当番は7件。平均値でした。

しかし、本当に救急車が必要な事案は1件か2件。

あとは救急車じゃなくてもいいだろうし、何も今の時間じゃなくても…と思うようなことばかり。


現場で口に出しては言いませんけどね


時が経つのは早いもので、もう3月。

この時期の職場の話題と言えば、人事異動の話で持ちきりです。

誰が定年退職(主に署長クラス)で、このポストが空くから云々。

誰々がこの職場もう長いから、そろそろ異動だとか云々。

内示の日程も出て日に日にそんな話を聞くし、するようになりました。


1年って子供の頃は長いような気がしたけど、あっと言う間だな~

ついこの間、救急隊に配属されて何もかも分からない状態だったのに…


私は今の署1年目ですので、異動はまず無いかと。

もしかしたら勤務サイクルだけ変わるかもしれませんが、それもちょっと考えにくいかな。

今のメンバー(他の部隊も含めて)は特にクセのある人もいなく、とても働きやすいので、来年度も働きやすい環境だったら良いなと思います。



今年度の勤務もあと7当番。しっかり頑張りたいと思います。


明日は仕事。

仮配属の職員K君が消防隊に乗るため、救急隊はいつもの3人編成となります。

定期健診

2008-03-07 22:35:57 | Weblog
昨日の昼、嫁の産婦人科の検診に付き添ってきました。

なるべく一緒に行くようにしていますが、今のところ妊娠発覚の頃からずっと付き添いを続けています。皆勤賞ですね


お腹の子供は現在14週。

嫁のつわりもそろそろ終わる頃だとは思っているのですが、未だに吐いたりしています。一時期に比べて調子の良い日も多くはなっているのですが…

時々気が滅入っている様です。


昨日からエコーがお腹の上からになり、心音も聞こえました。

嫁の腸の動きが活発らしく、腸の音と混ざってしまい正直よく分かりませんでしたが

子供の様子もエコーで一緒に見させてもらいましたが、現在約7cm程との事。

動いているのが見え、タイミングの良いことに指を口にあてて、指しゃぶりをしているところが見えました。



これには嫁も大喜び!

私も大喜び!


先生がちょうど指しゃぶりのタイミングで写真を撮って下さり、昨日は1日中ニヤニヤしっぱなしでした


まだ性別はわかりませんが、男の子でも女の子でも無事に産まれてくれれば。

母子共に健康でいてくれれば、私はそれで十分です。

次の検診は1ケ月後。また付き添いに行こうと思います。



明日は仕事。

目がかゆくなるから、あまり外に出たくないのが本音です。(爆)

たられば

2008-03-07 14:46:43 | 消防・救急
前回の出場は5件。件数は平均ちょっと下ぐらいでしたが、夜中に1件ありました。

前回の当番でまたしても1件CPA事案があり、タイトルのように『~たら』『~れば』と思うことがありました。


まだ若い男性の、気分が悪いとの通報。

直近&2番目に近い救急隊が不在のため呼ばれた我が救急隊は、出場から10分かけて到着。

現場到着してみると、顔面チアノーゼ。冷汗、あえぎ呼吸。

観察して総頚動脈が触れないためCPAと判断。消防隊を支援要請。


CPRを行いつつ、除細動(AED、電気ショック)パッドを貼り、VF(※)波形が出たため除細動を実施。

しかし呼吸、波形共に戻らず。CPR継続。

現場で救命センターの医師に特定行為の指示要請と収容依頼をし、器具を用いた気道確保を行う。

支援隊の消防隊員とともに車内収容し、救命センターへ搬送しました。


この間も確かこんなような事があったような…


通報時点では確かに意識はあったが、現場到着してみると意識が無い。

顔面チアノーゼ、冷汗、あえぎ呼吸。年代も同じ。

ただこの間と違ったのは、現場に奥さんがいて、両親がいて、まだ小さな子どももいたこと。


病院を引き揚げる前には、医師が家族を呼んでの死亡確認がなされていました。


もし直近の救急車が出場していたならば、5分かからずに着いた距離。

5分で着いていて、もっと早く除細動ができてたら助かった?

家族がCPRをやっていれば助かった?

直近&2番目に近い救急車は、本当に救急車が必要な事案に出場していた?


本当のことは分かりませんが…。


わずか1週間で、同じ様な事案が2件。

考えさせられますね。


こう言う言い方は変かもしれませんが、仮配属で乗っていた新人職員には良い経験だったのかな?とも思うのです。

CPA事案だって立て続けにあるわけではないですし、除細動をする現場もそんなにありません。私だってこの間が2回目ですし。

これが救急の現場なんだなって、彼は身を持って勉強したと思います。


帰署後もう1件出場があり、その事案は本当にため息の出るタクシー救急でしたけど…。


これでまた近くでCPAや重症事案があったらどうなったのだろうと思ったのでした。



※VF

心室細動(しんしつさいどう)。致死的不整脈であり、心臓が無秩序にブルブル震えている状態。(細動)

電気ショックを与え、細動を取り除くので除細動と言う。