前回の当番は10件、梅雨も明けて本格的に暑くなってきました。
その影響もあるんですかね、ここ2~3当番で急激に件数も増えてきましたし、寝れなくもなりましたし。以前いた消防署の忙しさを何となく思い出してきています。
熱中症と診断のついたものも増えてきましたしね。
さてたまには仕事の話。
救急隊は1隊3人で編成されており、隊長がいて隊員がいて機関員がいて…と言う編成。
隊長はもう定年までカウントダウンが迫っている大ベテラン、その下に機関員の私がいて、隊員役の後輩がいて。我が隊は救命士が2人おり、私以外は救命士資格持ち。
よその消防はどういう編成かは分かりませんが、うちの基本的な編成ベースは上2人が救命士持ちで、救命士資格の無いのは機関員をやります。
始めは機関員から経験を積み、たまに患者室に乗って患者対応をメインにやって、やがて救命士資格を取って真ん中の立場に…が今までのパターン。
しかし、近年はその原則(と言うほど大げさなものじゃないですが)が崩れてきています。
近年は救命士資格を持って入ってくる新人さんも増え、初任教育を終えて消防隊をちょっとだけ経験した後すぐ救急隊に。
私も希望叶ってわりとすぐ救急隊になったクチですのでそこは特にどうこう無いんですが、資格があるが故に運転を担当する機関員ではなく患者室の隊員役になるのです。
救命士資格を持って入ってくるのが多いがため、新規で養成所に行かせる人数もここ数年でかなり減ってしまい、今の我が隊のように真ん中の立場で隊長職を代行する立場の人間が救命士資格無しってことが多く、機関員を離れられなくなっています。
今までの方針と言うか流れと言うか、そんな感じで今年も正機関員な私。運転するのは嫌いじゃないので別に文句はないですが、これからを考えると必ず弊害が出てくるのも事実。
5年10年が経って、今一番下にいる隊員が隊長職を代行する立場になって直属の部下を持った時に、運転技術を教えられなくなるのです。
消防車の運転と違って、救急車は基本的に具合の悪い人を乗せる車。急ブレーキ、振動、遠心力等々気を配らなければなりません。
それに、最近の若い職員は車を持たない者も多く、緊急走行どころか普通走行すらままならないと言うのも起こっている話。救急車ならではの運転を教える以前の問題だったりします。
現に今私の下にいる後輩も、プライベートでは全く運転をしませんしね。
今後のことを考えて、また正機関員である私が休みで不在の時、編成の都合上後輩が運転しなければならない時がある。また、不測の事態で長期に欠けてしまう時にも備えて、数当直に1回は私と後輩の役割を変えることになりました。
よっぽど走行距離が増えただとか、患者室に2人乗るような事案の場合はその時だけチェンジするけど、それ以外は後輩が機関員で私が患者室へ。
普段運転する習慣が無い後輩なので、横(隊長)から後ろ(私)から色々言われてましたが、全ては後輩のため。消防車の運転と違って気を配らねばならないのが救急車の運転。
口うるさく言われるけど、それが傷病者のためにもなり、立場変わって指導することになった時に経験からきちんと説明ができて指導ができるようになる。
救急隊員なら誰もが通って来た道、当然、私もそれはボロクソに言われたものですしね(苦笑)
おかげで事故起こさずにこれたんだとも思っています。今だから言えるのでしょうけどね
1当直終わって感想聞いたら、『疲れました』の一言。
チームで動いてるので隊長含め同じ件数出てて寝れないのも一緒なんですが、運転するしないで疲労度が違うのも事実。
そんなことも気づいてもらえれば、また後輩のレベルアップにも繋がるかな?って思います
今日はこれからちょっと外出。で、明日は長男の野球と次男の保育園のお祭り。
暑いので倒れないように頑張ります
その影響もあるんですかね、ここ2~3当番で急激に件数も増えてきましたし、寝れなくもなりましたし。以前いた消防署の忙しさを何となく思い出してきています。
熱中症と診断のついたものも増えてきましたしね。
さてたまには仕事の話。
救急隊は1隊3人で編成されており、隊長がいて隊員がいて機関員がいて…と言う編成。
隊長はもう定年までカウントダウンが迫っている大ベテラン、その下に機関員の私がいて、隊員役の後輩がいて。我が隊は救命士が2人おり、私以外は救命士資格持ち。
よその消防はどういう編成かは分かりませんが、うちの基本的な編成ベースは上2人が救命士持ちで、救命士資格の無いのは機関員をやります。
始めは機関員から経験を積み、たまに患者室に乗って患者対応をメインにやって、やがて救命士資格を取って真ん中の立場に…が今までのパターン。
しかし、近年はその原則(と言うほど大げさなものじゃないですが)が崩れてきています。
近年は救命士資格を持って入ってくる新人さんも増え、初任教育を終えて消防隊をちょっとだけ経験した後すぐ救急隊に。
私も希望叶ってわりとすぐ救急隊になったクチですのでそこは特にどうこう無いんですが、資格があるが故に運転を担当する機関員ではなく患者室の隊員役になるのです。
救命士資格を持って入ってくるのが多いがため、新規で養成所に行かせる人数もここ数年でかなり減ってしまい、今の我が隊のように真ん中の立場で隊長職を代行する立場の人間が救命士資格無しってことが多く、機関員を離れられなくなっています。
今までの方針と言うか流れと言うか、そんな感じで今年も正機関員な私。運転するのは嫌いじゃないので別に文句はないですが、これからを考えると必ず弊害が出てくるのも事実。
5年10年が経って、今一番下にいる隊員が隊長職を代行する立場になって直属の部下を持った時に、運転技術を教えられなくなるのです。
消防車の運転と違って、救急車は基本的に具合の悪い人を乗せる車。急ブレーキ、振動、遠心力等々気を配らなければなりません。
それに、最近の若い職員は車を持たない者も多く、緊急走行どころか普通走行すらままならないと言うのも起こっている話。救急車ならではの運転を教える以前の問題だったりします。
現に今私の下にいる後輩も、プライベートでは全く運転をしませんしね。
今後のことを考えて、また正機関員である私が休みで不在の時、編成の都合上後輩が運転しなければならない時がある。また、不測の事態で長期に欠けてしまう時にも備えて、数当直に1回は私と後輩の役割を変えることになりました。
よっぽど走行距離が増えただとか、患者室に2人乗るような事案の場合はその時だけチェンジするけど、それ以外は後輩が機関員で私が患者室へ。
普段運転する習慣が無い後輩なので、横(隊長)から後ろ(私)から色々言われてましたが、全ては後輩のため。消防車の運転と違って気を配らねばならないのが救急車の運転。
口うるさく言われるけど、それが傷病者のためにもなり、立場変わって指導することになった時に経験からきちんと説明ができて指導ができるようになる。
救急隊員なら誰もが通って来た道、当然、私もそれはボロクソに言われたものですしね(苦笑)
おかげで事故起こさずにこれたんだとも思っています。今だから言えるのでしょうけどね
1当直終わって感想聞いたら、『疲れました』の一言。
チームで動いてるので隊長含め同じ件数出てて寝れないのも一緒なんですが、運転するしないで疲労度が違うのも事実。
そんなことも気づいてもらえれば、また後輩のレベルアップにも繋がるかな?って思います
今日はこれからちょっと外出。で、明日は長男の野球と次男の保育園のお祭り。
暑いので倒れないように頑張ります