消防士 兼 旅人の日記

消防署での出来事、ダラダラした日常生活を綴ります。

守護神vs災害を呼ぶ男 第2ラウンド

2007-01-31 22:15:17 | 消防・救急
早いもので1月も終わり。朝晩はまだまだ寒いですが、日中は暖かく感じる時があります。

暖冬と言われてるからだろうか?寒いのが苦手な私には助かるのですが・・・


さて先日の記事の終わりに少し書いたのと、今日のタイトルにある『守護神(自称)vs災害を呼ぶ男』の第2ラウンド。

結果は『守護神の判定勝ち』となりました。


午前中いっぱいは指令も流れることは無く静かだったのですが、お昼を少し回った頃に怒涛の指令ラッシュ。

災害を呼ぶ男の本領発揮です。

火災は1件も無かったのですが、交通事故での出場だったり救急隊支援の活動だったりと、ほんの1時間の間に結構流れてたような気がします。


夜に私がお風呂に行ってたときにも1件流れるし・・・油断できませんね。

それ以降は何も無く、朝の引継ぎも無事に終了。


お昼の指令ラッシュが無ければKO勝ちだったかな?


隊長も私の守護神っぷりと、先輩の災害男っぷりは認めております。(笑)

今の隊長との付き合いはもう3年になるのですが、わりと昔から私がいないときに限って災害があるのです。

最初のほうこそ、

『お前がいないと災害あるんだよな~』『お前が休むと災害あるから休むなよな~』

なんて笑いながらおっしゃってたのですが、それが何度か続くにつれて、

『本当にお前が休むと災害あるから休まないでくれ!』と言われる始末。


隊長から笑顔が消えました。


な~んも悪いことしてないんだけどなぁ・・・

次の当番も、守護神っぷりを発揮できるように頑張ります。


明日はお休みです。

携帯電話

2007-01-29 22:38:25 | Weblog
今日はお休み。特にイベントも何もない1日でした。

夕食後に少し部屋の片づけをしてたのですが、その時に過去に使っていた携帯電話が出てきました。

その数3つ!19歳の時使ってたやつから今に至るまでの歴代の携帯電話が勢ぞろいでした。


機種変更するときに電話帳の予備代わりにしようと思ったのですが、気付けば3つも溜まっている始末。

しかも電話帳の予備にもしてないし・・・意味なーし!



写真の左側からドコモのN503is、N504is、N505is、そして今使っているN902iです。

全部Nシリーズ・・・変化の無い男です(苦笑)

同じメーカーだと基本的な操作は変わらなかったりするし、充電器も一緒なのでずっと同じメーカーを使っているわけであります。


さてさてそんな歴代の携帯、受信メールなんかは残っているのだろうか?と思ったのでさっそく電源を入れる。

しかし何も反応無し。電池が切れているのかと思い充電器につなげてもう一度電源を入れてみたら、見事電源が入りました!


番号抜いてあるので当然圏外になっていて使えないのですが、どこか懐かしさが湧き出てくる。

待ちうけ画面からして当時のままでした。今となってはこんなのにしてたなぁ~なんてしみじみ。

昔の携帯から比べると、今の携帯って随分進歩したなって思いました。


メールも当時のまま残っていました。

1番古い携帯のはまだ学生時代の頃のもの。そこから携帯電話が新しくなる度に現代に近づいていく。

あぁそんなこともあったなぁ、こんな事言われたなぁとかありました。

嬉しいやら恥ずかしいやら、ちょっと苦い思い出もあり(苦笑)


受信メールならまだいいのですが、自分の送ったメールを見るのは相当恥ずかしかったですね

こんなこと言ったんだなぁなんて、一人で赤面でありました(苦笑)


今の携帯のも全て振り返って、ようやく現代に戻って来ました。


この調子だと機種変更するたびに古い携帯が溜まっていく一方です。

どうにかしなければいけませんね。



明日は仕事です。

違う署からよくお世話になっている先輩が応援に来るのですが、その人は災害を呼ぶ男だからなぁ・・・

守護神(自称)vs災害を呼ぶ男、第2ラウンドになりそうです。

AEDのお話

2007-01-28 23:08:30 | 消防・救急
昨日は出場ナシ。あちこちで指令が流れていましたが、私の隊は出場することはありませんでした。

昨日は救急資器材の点検日だったので、AED(自動体外式除細動器)と救急バッグを取り出して点検。

PA連携が始まったことに伴って、消防車にも救急資器材は載せてあります。主にCPA(心肺停止状態)に対応するための器材がメインです。



さて先程ちょこっと出てきたAED。簡単に言えば電気ショックの機械です。

心停止に陥った心臓に電流を流すことで、心拍の再開を期待するものです。

平成16年7月から一般の人でも使用可能となりました。


実は『心停止』と言う言葉は、心臓が全く動いていない状態を指すのではありません。

心臓が本来の動きをしてなく、有効な循環を保てなくなっている状態を指します。

その種類としては、(ウィキペディアより引用)


1.心静止(asystole。心電図上はフラット、電気的に活動していない状態)

2.無脈性電気活動(PEA。心電図上は波形が見られるが、血液の拍出が無い)

3.無脈性心室頻拍(palselessVT。心室頻拍でも血液の拍出が見られない)

4.心室細動(VF。心筋が細かく震えている状態)

この4つが、『心停止』となります。1番の心静止以外は心電図モニターをつけると波形が出ます。(もちろん異常ですが)


今回記事に書くAEDは、3番の無脈性心室頻拍、4番の心室細動に有効。

AEDの使い方はいたって簡単です。


1.電源を入れる。

2.パッドを貼る。

3.除細動(電気ショック)の適応だったらショックボタンを押す。


これだけです。


電源を入れたら音声ガイダンスが流れます。

パッドも貼る位置が絵で示されていますし、貼った時点で機械が心臓の波形を確認してくれます。

除細動の適応だったらショックのための充電を開始しますし、適応外だったら充電はしません。



それから一つ勘違いして欲しくないので書きますが、除細動を行ったからと言って必ずしも心拍が再開するとは限りません。

CPA(心肺停止状態)になったばかりのときは、まだ心臓が小刻みに震えてる状態だったりします。

CPAになって5分経つと、蘇生率も大幅に下がってしまいます。

除細動だけでなくCPR(心肺蘇生法)も、もちろん大切です。



市民の方々に心肺蘇生法やAEDの使い方を知って頂くよう、消防署では救命講習を行っております。

お住まいになられている自治体によって開催日などは違うと思いますが、誰でも使えるAED。

救命のためにはその場に居合わせた人による早いCPR、AEDでの処置が必要不可欠です。

ぜひ使い方を覚えて頂けたらと思います。



明日は休みです。

息抜きの方法

2007-01-26 21:38:05 | 今週のお題
またまた挑戦のgooブログ、トラックバック練習板
昨日もやったばっかりですが、金曜になり新しいお題が出たので2日連続の挑戦です。

今週のお題は『息抜き方法を教えてください』とのこと。


いつぞやのお題にも似たようなのがあった気がしましたが(その時は癒しを教えてください、だったかな?)、また今回も回答しましょう。


・温泉に行く。

・ロングドライブに出かける。

・近所のお散歩

・読書。

・旅に出る。


こんな感じですね~


旅に出る以外は全部この連休中にやったことです。

温泉にゆっくりつかり、好きな音楽かけながらドライブに出て。

夜にふと近所の散歩に出ましたし、買ったけど読んでなかった本を一気にやっつけました。


良い息抜きになった連休も、今日で終わり。

5日間があっと言う間に過ぎて行きました。

早かったなぁ~

いつまでも休みボケを引きずらず、切り替えて明日の仕事頑張ります!

災害ありませんように・・・

手放せないもの

2007-01-25 20:02:58 | 今週のお題
今週も挑戦のgooブログ、トラックバック練習板

今週のお題『手放せないものは何ですか?』とのこと。


今手元にある物で回答しましょう。

『パソコン』と『携帯電話』ですかね~

新聞を取ってない私は、インターネットと携帯での情報収集が欠かせません。

時事ニュースを知るのに始まり、旅に出るときの計画を立てるのにも、買い物にも、お店を調べたりするのにも。

もちろん、このブログを更新するのにも欠かせません。


携帯電話も電話とメールはもちろん、パソコンと同じような使い方をします。

旅先からブログを更新するときは携帯からですからね


ひねりの無い回答ですいません。



まぁ本音は今の自分の周りにある物や人、環境全てが欠かせないし手放せない、手放したくないものですけどね。

物はお金を出せば買えるものがほとんど。足りなくても貯めればいつか買える。

環境や人はお金を出せば叶うものでは無いと思います。


『人財』と言う言葉があるように、人とのつながりはお金に代えられない財産だと思いますから。


現実的な回答と本音の回答2つ出して、今日の記事のシメとさせて頂きます。


明日もお休みです。

ほったらかし

2007-01-24 21:57:13 | 
連休3日目、特に出かける予定もイベントも無く平々凡々に過ごしております。


さてこの記事のタイトルにある『ほったらかし』

昨日の更新をほったらかしたわけではございません。

これ実は、温泉の名前なのであります


山梨県の山梨市にある笛吹川フルーツ公園。ここをさらに上がっていったところにほったらかし温泉はあります。

お風呂は、『あっちの湯』と『こっちの湯』の2種類。

しかし『こっちの湯』は改修工事のためなのかやってませんでした。

もう3回ぐらい行ってるのですが、いつも『こっちの湯』はやってないんだよなぁ・・・


ほったらかし温泉は『星空が天井』をキャッチフレーズにしており、夜は甲府盆地の夜景が見渡せます。

朝も日の出の約1時間ほど前からオープンしていて、天気が良ければ富士山と日の出の瞬間を見ることができます。


今日は3時半に起きて、ほったらかし温泉へ出発。

助手席にお風呂セットを乗せて(苦笑)

時間帯が夜中で交通量も少ないせいか、まだ薄暗い時間帯に到着することができました。


標高が少し高いところにあるので、気温は0℃近い。

外に出た瞬間は寒い寒い言ってましたが、温泉に入ると熱い熱い。

身体が冷え切ってたから、熱く感じたのでしょうね


さて肝心の富士山と太陽ですが、うっすらと日が射してるのですが雲が多い。

富士山は全く見えませんでした。


日の出の瞬間ですが、朝早くロングドライブしたせいか温泉に入ってるときにウトウトしてて見れず。

目を覚ました時には太陽が既に昇っていました。しかも雲間から少し見えるぐらい。


雨男的には雨が降ってくれなくて良かったのですが、曇りもちょっとなぁ・・・

なかなか晴れてはくれないようです。

でも景色は十分!ほったらかし温泉でほったらかされてきました。

良いリフレッシュになりました。




ほったらかし温泉には、いつもツッコミを入れたくなる看板があります。

トイレの場所を示す看板なのですが、そこには


男・ごく普通のトイレ

女・眺望トイレ


とあります。



『ごく普通』って何ですか!?(ヒロシ風に、古い?)

試しに中に入ってみたとです。


・・・確かに、ごく普通のトイレだったとです。

人がいたので、写真はさすがに撮れなかったとです・・・。


じゃあ眺望トイレってどんなのですか?と思ったのですが、さすがに中に入ることはできません。

ムサシ容疑者になってしまいますのでね。



最後はトイレの話で終わってしまいました。こんな終わり方ですいません。


ほったらかし温泉、お値段も600円とお手頃です。

JR中央本線山梨市駅から、タクシーで10分ほど。たぶんバスは無いんじゃないかと思います。

車のカーナビで目的地設定しても、違うところに案内される場合があるようですので、笛吹川フルーツ公園を目的地にして行くと良いかもしれません。そこまで行くと案内の看板ありますからね。


ほったらかし温泉、オススメです。

カレーの味

2007-01-22 21:09:13 | 消防・救急
昨日の当番は2件の出場。2件ともCPA(心肺停止状態)での救急隊支援でした。

現場到着時には既に救急隊が到着していたので、救急隊と協力しての搬送。

活動時間は2件ともさほどかからなかったのですが、時間帯が夜中と朝方。

昨日の当番はいつもより仮眠できなかったです。



さて昨日は私の署の人数が足りなかったので、隣の署から先輩が応援に来ました。

午前中は事務処理をこなして、午後は先輩と2人で結索(けっさく、ロープを結ぶこと)訓練をしました。

ロープは消防活動には欠かせないものなんですよ


夕方まで訓練をやって、食事作りに行こうと食堂へ。メニューはカレーライス

厨房に行ったら隊長がいました。私達が訓練してる間、食事を作ってくれてたのです。

食事作り、本当は下っ端隊員の仕事なので作って下さったのはありがたかったです。



が・・・








すいません。







正直にここで白状します。








カレー、酸っぱかったです・・・。







カレーにソースをかける人もいるのは聞いたことがあります。

自分の分をソースかけて食べるなら分かるのですが、作ってる鍋にソースを入れたようです。

しかも大量に。


カレーの味、辛さがソースに完全に消されました。


人それぞれ好みがあるのは分かります。

だけどみんなで食べるものを自分の好みだけで作っちゃダメだよ・・・

いつも無くなるカレーが、昨日は売れ残っておりました。



サラダを作るにしてもドレッシングで好き嫌いがある。

味噌汁も濃い、薄いで分かれる。

炒め物の味付けでああじゃないこうじゃないってことも



食事作りの難しさを感じます。

厨房は下っ端隊員の逃げ場でもあるので、あまり上司には関わって欲しくないところでもあり・・・

疲れた1当番でした。


次の当番はお休みを頂きました。そんなわけで今日から5連休に

休みの間、どの日も予定無し!


・・・・・・。



温泉でも行こうかなぁ~

骨髄バンク、ドナー体験記6 入院~手術

2007-01-20 23:13:00 | 骨髄バンク

前回の続き。

手術の日がだんだんと近くなってきて、あれこれ色々と考えるようになりました。


患者さんは辛く苦しい前処置に耐えているだろうか?

それを無菌室の外から見守るしかできないであろう家族の気持ち。

私の身体を気遣って、心配してくれる職場の同期や上司、友人。

そして私の両親のことと、私自身の身体のこと。


相手の患者さんのことを考えるとやっぱり落ち着かなかったですね。


入院する何日か前に、ドナー休暇の申請をする。

官公庁や一部の企業によっては、普段の年次休暇の他に『ドナー休暇』なるのもがあるようです。

私の所属する市でも(消防職員ですが、基本的には市の職員に変わりありません)ドナー休暇はありました。

職業柄平日に休みがありますので、今までの確認検査、最終同意面談、術前検診などは平日の休みを使って行ってましたが、入院だけはそうは行かない。

一応3泊4日の入院予定でしたので、どうしても1回は当番勤務にあたってしまう。

私の勤務サイクルだと入院する前日、入院3日目に当番にあたってしまうので、その2当番と退院後1当番、合計3当番のドナー休暇を頂きました。

入院する前の最後の当番では、『しっかりやって来い』と激励を受けました。

年度末で色々忙しい時期に抜けてしまったので申し訳ない気持ちでしたが、快く送り出してくれた隊長には感謝です。



私の入院は3泊4日でした。手術する前日に入院し、2日目に手術。3日目は病院で安静にして4日目に退院。

こんな流れでした。ここからはその時つけた記録を元に書いていきます。



・入院する前日(手術の2日前)

術前検診のときにもらった入院案内のパンフレットを見ながら、入院するのに必要な物を準備する。

書いてあるものを一通り揃えてカバンに詰め込む。

しかし今まで入院したことの無い私は、

『着替えは足りるのかな?これは書いてないけど必要かな?』なんて考え込んでしまう。

コーディネーターに電話をして分からないことは聞いて、何とか準備も完了。

入院する病院は実家の方が近いため1日泊めてもらう。


手術が近いからか、もう撤回はできない状態だからか、実家でも手術の話はあまり出ませんでした。

ただ夕食は私の好物ばかりが出てきたのを覚えています。

万が一何か事故があって、これが最後の晩餐とならないようになんて思いながら・・・



・入院当日(手術前日)

いよいよ入院当日。13時までに病院に来てくださいと言われたので朝はわりとゆっくり過ごす。

電車の時間が近づいてきたのでぼちぼち支度してたら、父から電話がかかってくる。


『病院まで送ってくから、支度して家の前で待ってろ』と。

朝仕事に行ったのですが、わざわざ抜け出してきてくれたようです。

迎えに来た車に乗り込み、父と2人で会話しながら病院へ。

『今回の手術で、相手の患者さんが快方に向かってくれるといいな』なんて色々話しながら・・・。


そして病院へ到着。入院手続きも無事に済ませいよいよ病室へ。

私に用意されたのは4人部屋。

ドナーには個室が用意されることが多いらしい(他の患者さんに配慮しての事なのかもしれませんが)のですが、コーディネーターから

『ちょっと今個室がいっぱいでして、相部屋になるかもしれません』と事前に聞かされていました。


この入院するのに必要な経費はドナー負担にはなりません。

私の入院費や今まで受けた検査の費用は全て相手の患者さん持ちなのです。

個室に入院するとなれば、当然差額ベッド代がプラスされる。

ただでさえ患者さん側は高額な治療費を払い続けているのに、私の入院の分まで負担してもらっている。

なんだか申し訳ない気持ちでした。その負担を少しでも減らしたかったから、逆に個室じゃなくて良かったのかな。

元々健康体で入院するので、同室の患者さんには後ろめたい気持ちもありましたがそれもたった4日間の辛抱。

今の私の役目は、患者さんに私の骨髄を提供することだから。



病室に案内された後、着替えて荷物の整理。

少しして手術担当の看護師さんが来て、明日の手術の説明がありました。内容は

・手術は朝一番で行う。当日手術室へ行く前に血栓防止のためのストッキングと手術着に着替えて待つこと。

・全身麻酔をかけるので夜9時以降は絶食。

・麻酔が効きやすくなるよう、筋肉注射を打つ。

・点滴をうち、全身麻酔後には気管挿管と尿道カテーテルを入れる。(男性はこの尿道カテーテルを抜くときが激痛らしいです)


尿道カテーテルの激痛に恐怖心を覚えました。



今度は入れ違いぐらいに担当の看護師さんが来る。

入院中の生活の説明と採血、血圧、血中酸素飽和度(SPo2)を測定。

血圧を測った後、SPo2測る機械を渡される。看護師さんが使い方を説明する前に自分で計測してたら、

『使い方分かるんですか?』なんて言われたので、

『救急車に積んであるので・・・』なんて返す。実は消防職員なんです、とも。


指先にただ挟むだけので簡単なんですけどね。その後はコーディネーターも来て身長、体重の測定。

お風呂も今日を逃すと入れないので、準備をして入浴。


この後は夕食まで何もなし。手術は明日だし、検査も特になし。医師、看護師が時々来ては説明をしていき、それ以外は病室のベッドで過ごす。

暇つぶしにあらかじめ買っておいた本も、1日で読みきってしまいました。


18時ごろ夕食。そのほんの少し前に麻酔科の医師が来る。この間の麻酔科検診のときとは違う先生。

ここでもやはり明日の手術の説明。

この夕食の後はもう明日の夕食まで食事は無いことを告げられる。

気管挿管の説明もしようと思ったのだが、私が消防職員と言うことを知っていたのか

『消防士さんだから恐らくどんなことやるかお分かり頂けると思うんですけど・・・』と医師。

『ええもう十分承知してます。』と私。

気管挿管の説明は省略。これで麻酔科の医師の説明は終了。

5分ぐらいで終わっちゃいました。


夕食後、私のベッドのところに『朝、昼食禁止です』と大きく書いたマグネットがありました。


21時消灯。いつもなら起きている時間と言うのもあったし、明日ついに手術と言うのもあってなかなか寝付けませんでした。

『眠れないようなら軽い睡眠薬出しますから言ってくださいね』と看護師さんがおっしゃってくれましたが、薬は飲まずに眠れました。夜中何度か目が覚めましたけどね。




・入院2日目(手術当日)

6時ごろ起床。あまり熟睡はできませんでした。

どうせこれから麻酔で眠らされるからいいかぁなんて思いながら、昨日指示された薬を飲む。

朝食の時間になるが、これから手術の私は食事無し。洗面をして昨日渡されたストッキングと手術着に着替える。

ストッキングとパンツと薄いガウンだけだったので寒い寒い。

ストッキングは江頭2:50みたいでした。(苦笑)


8時過ぎになって医師と看護師が病室に迎えに来る。

点滴のルートをとり、麻酔を効きやすくするため筋肉注射をする。手術室まで歩いて行くのかと思ったら寝ていたベッドごと手術室へ。

手術室へ運ばれてる間、頭の中で患者さんに『もう少しで骨髄液がそっちに行くから、もう少し頑張れよ』って思いました。

もうこの時点で意識がなんとなくボンヤリしてましたが・・・


手術室へ到着しストレッチャーに乗り換える。手術室には医学生と看護学生かな?やたらと人が多かったような気がします。

私の手術の見学?いやいや考えすぎか・・・


ストレッチャーから手術台にまた乗り換えて、また点滴のルートを取る。薬も2~3個投入。心電図やら何やらたくさんのケーブルで繋がれる。もう動けません。

そして麻酔が入る。インターネットでドナーになった人の体験記を見ると、笑気ガスで麻酔をかけると言う話を聞いていましたが、私の場合は静脈注射でした。

左手に何か冷たいのが入ったなぁって思った瞬間、そこからの記憶が一切無くなる。・・・




『ムサシさん、終わりましたよ。起きてくださーい』

気がついたら病室へ戻ってきていました。顔には酸素マスク、足には血栓防止のための機械がつけられていました。激痛と聞いて1番恐ろしかった尿道カテーテルは既に外されていました。

麻酔をかけられたのもいまいち思い出せない私は、

『手術は?これからですか?』なんて聞いたみたいでした。こんなことを言ったのも覚えてないぐらい、意識ははっきりしなかったです。

麻酔がかかる直前からの記憶が全く無し!恐るべし全身麻酔。


この時点でまだ頭はボンヤリ、そして強い眠気。酸素マスクは付けられたまま。手術した腰の部分は痛いと言うより重たい感じ。麻酔がまだ抜けきってないような、そんな感じがしました。

止血のために腰のところに砂袋みたいなのをしばらく敷いてそのまま安静にする。


どんな感じなんだろう?と緊張する間もあまりなく、あっと言う間に手術が終わったのでした。



次回へ続きます。


久しぶりの

2007-01-19 17:06:22 | 消防・救急
昨日は1件、火災出場でした。

先月にあった事後聞知火災の図面を事務所(待機室とも言う)で書いていたのですが、予告指令が無線で入る。

しかし途切れ途切れで肝心なところが聞こえない。

聞こえたのは『○○、△丁目』と『火災』だけ。


建物火災なら出るけど、そうじゃない火災なら出ないなぁ~なんて思いながらも一応車庫へ向かう。

そしたら案の定建物火災だったらしく、私の部隊も出場。


災害点は出場範囲ギリギリ。緊急走行しても10分ぐらいかかりました。

指令から5分ほど経って、受け持ちの消防隊が現場到着。第1報では火炎、煙は確認できないとのこと。

それから1~2分ほどして鎮火を確認。私の所属する消防隊もようやく到着。


焼損物はあったみたいでしたが、原因調査のための図面を取ったり調書をとったりするのは受け持ちの仕事になるので、それ以外の部隊は現場引揚。


後から知ったことですが、その火災は小火で済んだようです。良かった



防火着装をして空気呼吸器を背負って、万能斧持ってロープとカラビナ持って・・・

久しぶりの火災出場でした。

最近はPA連携での出場が多く、感染防護衣とマスクとディスポ、ゴーグルって装備ばっかりでしたから・・・

消防隊なのをすっかり忘れてたような気がします


そこからは特に何もなく、無事に引継ぎをして帰宅しました。



今日はこれから消防学校の初任教育時の班の同窓会があります。

お世話になった教官もいらっしゃるので、とても楽しみです

欲しいけど買えない物

2007-01-17 23:52:20 | 今週のお題

今週も挑戦のgooブログ、トラックバック練習板

今週のお題『今、一番欲しいけど買えない物って何ですか』とのこと。


現実的な回答をしましょう。

今一番欲しい物は『折りたたみ自転車』ですね

普段は通勤用に自転車があるのですが、折りたたんで持ち運びができるやつが良いです。


車で旅に出ると、駐車場に困ることがあります。

目的地に駐車場が無く、やっと止めれる駐車場を見つけたと思ったら、今度は目的地が遠くなっちゃったなんてこともありました。

そこで折りたたみ自転車の出番!車に積める大きさになりますし、歩くよりは自転車の方が時間は短縮できる。



素晴らしい。


これが出来るようになれば、旅のしかたも幅が広がります。


そんな折りたたみ自転車ですが、値段もピンからキリまでで安ければ1万円を切る物もあります。

ですが、買えない理由は・・・







給料前なんです。





現実的でしょ?(泣)



今月は車の1年点検があったり、抽選に当たってニンテンドーDS買っちゃったりしたので、その出費があったし・・・

元々一人暮らしなので、自由に使えるお金も少ないのですけどね。


少し余裕が出来たら、自転車見に行こうかな



本当は違うことを書こうと思いましたが、今回は『折りたたみ自転車』と言うことで(笑)



明日は仕事です。