紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本ムラサキ、師走の発芽に困惑

2017-12-21 16:31:59 | 薬草栽培
「細々続く、師走の発芽」
種の選別で除外にした種の中身を調べて見る。
特に違いはなく、選別方法に疑問符がついてしまった。
発芽試験をして見るより方法がない。


簡易パックを使って、選別で除外にした種を播いて結果を見る事にする。
10日目に7粒が発芽してきた。その後、日を置いて2粒、3粒、5粒と発芽が続く。



この日は別のパックから初めての発芽を確認。
待つこと20日間、選別では可能性のある種のランクであった。
発芽の兆しがあると早めに抜いて、根を傷めないように育苗ポットに移す。



育苗ポットで数日して双葉を広げて生育が始まる。
簡易パックには、まだ発芽の可能性のある種があるので暮れまで待つことにする。


10日間で35粒が発芽して来た。しかも廃棄ランクであった。
選別方法の見直しが必要となった。水に沈む種を時間を決めて選別したのだが・・・。
浮種の原因を追求しなくてはなるまい。
種の乾燥する度合いが異なる故ではなかろうかと推察している。


   「たねまきて そだてそだてて としわすれ」
    「どのたねが めをだすたねか めをこらす」





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