紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本むらさき、驚愕の発芽No.2(続)

2018-03-22 17:05:55 | 薬草栽培
「庭先の苗床No.2、予期せぬ発芽」
庭先の発泡スチロールの苗床はもう一つあった。
こちらの苗床は、底に穴が開けてあるので雨が降っても箱に水が溜まることはない。
昨年の晩秋、発芽に見切りをつけた苗床である。
ここにも、種の選別後に除外した種を捨てるつもりで、投げ入れてあった。
むしろ、期待の苗床で、春先には発芽の望みを抱いていた。

前回、期待していない苗床で発芽した際、この箱は全く発芽の兆しはなかった。
いつも乾き気味で発芽は諦めていたのである。
19、20、21日の3日間で6.5mmの雨が続いた。大雨ではない。


曇天、小雨続きで日照時間は3日間で1.9時間。
雨水が溜まった状態の日が続いた訳である。
30粒以上の発芽と発根種を見て前回に続く驚きである。


発芽苗をポットへ移そうと抜いて見るが、根が長く諦めた。
もしかすると、3/10頃には発根し、根は生育して、この雨を待っていたのかも知れない。


この苗床で定植時期まで生育させることにする。


この苗床(No1)で発芽するならと、残り種を播いてみる。
温室で最低温度を設定して発芽を待つのも楽しみだが、部屋が狭くなるのも困る。


結果はどうであろうか?
バケツに溜まった雨水を、たっぷり流し込んでみた。

来年からは、温室での発芽、育苗は不要となるかも知れない。


日数を見ると4月4、5日頃の発芽となりそうである。
露地で発芽するなら楽なものである。しかし、天気次第である。


    「つづくあめ はつがのさいん ときあかし」 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3月弥生、日本むらさきの発芽... | トップ | 日本むらさきの苗販売 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

薬草栽培」カテゴリの最新記事