紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

日本むらさき、秋苗に新芽

2018-02-14 16:50:26 | 薬草栽培
「茎をカットした秋苗、予想通りに新芽が出てくる」
昨年9月下旬〜10月初旬に発根発芽した苗である。
4ヶ月程生育して本葉が5〜6枚になったが、今年畑で生育予定の苗である。
このまま、茎が生育するには無理がある。
1/29に長く伸びた茎をカットした。
定植時期には本葉が新たに4〜5枚生育して負担がなく、生育するには必要な処置であった。


茎を切り落とされて涙、涙!
これには、まいった。涙の水滴は苗によって違うが数日間続いた。


泣きの涙が止んで1週間後に、小さな緑の点を見る。


茎カットから2週間を経過して小さな葉の形を確認できた。
全て揃ってと云う事はない。未だに涙の水滴が止まらない苗もある。


中でもタイミングが良かった苗である。
休眠期を知って葉を枯らし始めた苗であろう。


日も長くなり、生育に必要な適温の時間帯も長くなる。

それにしても、寒気が続く2月である。昨年も、2月中は全日最低気温マイナスであった。
3月にならなければ最低気温マイナスの日を脱することができないかも知れない。
しかし、気温が上がれば給水が忙しくなり、気が抜けない。
定植時期の5月末までは、まだ長い道のりである。


      「むらさきの なえとねおきの こきなかば」 



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