M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

Michael君の友人の訃報 - ご冥福をお祈りします。

2013-11-07 12:19:30 | Michael Others
以前、このブログで紹介したのですが、今年(2013)の7/29(月)に、トニーさんが計画を立てて、トニーさんやMichael君(マイケル・グルーバー)達の友人で、ミネアポリスの演劇界の仲間でもあるカール・リーさんのためのチャリティ・イベントがChanhassen Dinner Theatresで行われました。重い病に苦しんでおられたカールさんでしたが、昨夜、残念ながらお亡くなりになられたそうです。(写真は、7月のイベントのポスターです。)

カールさんは、the Hennepin Theatre Trustのマーケティングと制作の責任者であり、ミネアポリス/セントポールのツインシティエリアの演劇界で活躍する人達にとっては、Broadwayでも活躍した女優である奥様のリンダさん共々、大切な仲間であり、友人でした。

彼は、15歳の時に、悪性リンパ腫の一種であるホジキンリンパ腫を発症し、それ自体は放射線療法によりめざましい回復を遂げたのですが、以降、その治療による副作用に悩まされることとなりました。
1996年以来、3度もの心臓切開手術を受け、今年(2013)の6月以降は、ICUを離れることが出来ない状態が続いていました。愛する夫であり父(2人のお嬢さんがおられます。)でもあるカールさんを助けようと、出来得る限りの治療が行われ、その結果、ご家族は、精神的な苦悩に加えて、経済的な危機に陥っていました。

そんなご家族を助けようと開催されたのが、「Voices for Hope」と名付けられた冒頭のイベントでした。このイベントは、Broadwayworld.comでも紹介されました。イベントについては、以前ご紹介した記事をご覧下さい。こちらからどうぞ。

カールさんの病状は、ご家族への寄付を募るサイトやリンダさんのFacebookを通じて報じられ、友人達からの支援や励ましのメッセージがたくさん寄せられて来ました。けれども、残念ながらカールさんに回復に向かう兆しは見えず、容態は悪化を続け、病院ではもはやこれ以上為すすべがなく、ホスピスへの転院を考え始めた矢先の逝去でした。

愛する奥様とまだ十代のお嬢様お2人を残して旅立たなければならなかったカールさんの無念さ、また愛情深く気丈に看病を続けてこられた奥様の思い、そしてこんなにも早く愛するお父様とお別れをしなくてはならなかったお嬢様達の悲しみは如何ばかりだろうと、察して有り余るものがあります。
遠く離れた日本に住む身では大した助けになることも出来ず、ただただお慰めの言葉をお送りし、ご冥福とご家族が心を強くお持ちになり辛い時を1日も早く乗り越えられるようお祈りするばかりです。

ご家族は、まだ助けを必要とされておられますので、詳細をお知りになりたい場合は、こちらからご確認下さいますようお願い申し上げます。(寄付をご検討いただける場合は、YouCaring.comへの登録〔無料〕が必要ですので、右上の「Register」をクリックして下さい。)



最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。