M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

Anything Goes in Stratford

2005-01-16 05:44:49 | Michael 04-05 Anyting/Singin
ナズが「Anything Goes エニシング・ゴーズ」というミュージカルを好きになった理由・・・それは、昨年(2004)の7月にカナダのストラトフォードで見たMichael君(マイケル・グルーバー)の主演するミュージカルが、それだったからです♪ コール・ポーターの華やかで軽やかな美しい歌が随所にちりばめられた、とても楽しいミュージカル・コメディです♪コール・ポーターのすごいところは、曲だけでなく、小粋でステキな歌詞も自分で書いてしまうところなんですよね~!(写真は、Playbillの表紙から。ビリー役のMichael君とリノ・スウィーニー役のシンシア・デールさんです。)

コミカルな演技がとても上手なMichael君の本領発揮!しかも、そのよく響く美しい声で、ロマンティックなラヴソングを聞かせてくれ、見事なタップダンスも披露してくれました~♪豪華客船の中を逃げ回る・・・という役どころなので、水兵服あり、イギリス紳士風あり、ギャング風あり、果ては老婆の扮装から中国人までと、さまざまな格好のMichael君を見られるのも、見所の1つです♪

毎年行われているThe Stratford Festival of Canada、もともとは、シェイクスピア演劇祭だったのですが、現在では、ミュージカルや前衛的かつ試験的な演劇なども上演されています。 毎年4月から11月くらいの期間、開催されるのですが、上演期間は、個々のお芝居によって違います。小さな街なのですが、 劇場が4つもあり、昨年は14本ほどのお芝居が上演されていました。昨年の「Anything Goes」は、Avon Theatreという劇場で、5月8日から10月31日まで上演されました。現在では2004年バージョンではなくなってしまっているので、「Anything Goes」のことは載っていないのですが、 フェスティバルのサイトは、こちらから見られます。

「Singin' in the Rain」のドン同様、この「Anything Goes」のビリーも、Michael君の得意とする持ち役で、1993、2000、2003 そして昨年(2004)と、4回も公演しています。 昨年のフェスティバルは、カナダのフェスティバルなので当然カナダの俳優さん達が多いのですが、監督で振り付けも担当したアン・アレンさんが、「いかにもアメリカらしいミュージカルなので、主演は、アメリカ人の俳優さんを起用したい」と希望したため、Michael君もオーディションを受け、見事、ビリー役を勝ち取ったというわけです♪ 自ら作曲も手がけ、すでに仕事上のパートナーであるジェニファー・アレンさんと一緒に3つのミュージカルを作ったMichael君、自然に恵まれた美しいストラトフォードの街の静かな環境が気に入ったようで、余暇には作曲にも精を出していたようですよ。

ナズは、7/17に成田からの直行便で、カナダのトロントに着いたのですが、夕方の到着だったので、トロントに一泊しなければならず、翌日の午前10時にバスでストラトフォードに向かいました。
7/18から7/24(この日の朝、またバスでトロントに戻り、翌日、トロントから成田に帰国しました。)の7日間ストラトフォードに滞在し、その間の全公演にあたる4回、「Anything Goes」を見ました。
毎回、終演後に楽屋口でMichael君を待っていたので、他の共演者とも顔見知りになり、いろいろおしゃべりできたのが楽しかった~♪ 特に、最後の晩の7/23は、最前列の右端で見ており、開演前にMichael君に「今日は、最前列の右端で見てるよ~!」と知らせておいたので、終演後の楽屋口で、共演者の人たちが口々に、「見えてたよ~!」、「たくさん拍手して、声援を送ってくれて、ありがとう♪」と声をかけてくれました♪
Michael君と特に仲がよかった共演者で、Michael君と同じアメリカ人でムーンフェイス役のジミー・スパドーラさんと、Michael君演じるビリーが惚れるホープのお母さん役のパトリシア・コリンズさんのお二人に、 Michael君が紹介してくれました。二人とも気さくで、感じがよく、特にジミーさんは、すごく面白い人でした♪
同時期に、Festival Theatreというストラトフォードのメイン劇場で、「Guys and Dolls」というミュージカルも上演されており、Michael君はこちらには出てませんでしたが、両方に出ている出演者も多かったです。 ナズは、こちらのミュージカルも2回、見たのですが、とっても楽しかったです♪2度目の時は、前日にこちらのミュージカルにも出ているジミーさんに、ナズの席を教えておいたので、彼が見つけてくれ、終演後、楽屋口で会った時に、「気付いてたよ~♪」と言ってくれました。

残念ながら、Michael君バージョンの「Anythin Goes」のCDは、現在発売されていません・・・。とても素晴らしい歌声なので、すっごくもったいないな~と思います。そのうち、発売されるといいのですが。


あらすじは、以下の通りです♪
大富豪のホゥィットニー氏のアシスタントをしているビリー・クロッカー(これが、Michael君の役)は、一度だけパーティで会ったことがあるホープという女性に夢中。ビリーに惚れているクラブ歌手のリノ・スウィーニーがしきりとモーションをかけてくるのも目に入らず、ホープから連絡がないかとそればかり気にしています。
ホゥィットニー氏がNYからロンドンに旅立つことになり、彼の忘れたパスポートを豪華客船まで届けに行ったビリーですが、その船にホープが乗り合わせており、しかも英国貴族のオークリー卿と婚約していると知って、大ショック!
同じ船には、腐れ縁のリノや、神父に姿を変えたギャングのムーンフェイス・マーティンとその女エルマも乗り合わせていました。 結果的にムーンフェイスをかばってやることになってしまったビリーは、ムーンフェイスと一緒に乗船するはずだった「民衆の敵ナンバーワン」のスネーク・アイズの分の偽造パスポートと乗船券をお礼にもらい、ホープが気になって仕方のないビリーは、ついに密航してしまいます・・・。
しかし、スネーク・アイズが乗船しているという情報を得た船長は、ビリーがスネーク・アイズだと思い込み、ビリーは指名手配されてしまいます。 彼を探し回る船員の目を避けるために、さまざまな変装をしながら、一方で、何とかホープの心を取り戻し、オークリー卿との仲を裂こうと奮闘するビリー。すったもんだの末、とうとうつかまって閉じ込められてしまったビリーとムーンフェイス。 明日には、船上でホープの結婚式が行われると知り、またまた大ショック! 果たして、ビリーの運命は・・・?




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