さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

A Season For Everything

2007-06-24 23:59:59 | Sunday 聖書
A Season for Everything(何ごとにも時がある)-という有名なフレーズ。これは、旧約聖書の中にある、伝道者の書(新共同訳では「コヘレトの言葉」)に由来する。

 そして、その内容はこういうものや


 天の下では、
 何事(なにごと)も定(さだ)まった時期があり、
 すべての営(いとな)みには時(とき)がある。

 生まれるのに時(とき)があり、死ぬのに時(とき)がある。
 植えるのに時(とき)があり、
 植えた物を引き抜くのに時(とき)がある。

 殺すのに時(とき)があり、いやすのに時(とき)がある。
 くずすのに時(とき)があり、建てるのに時(とき)がある。

 泣くのに時(とき)があり、ほほえむのに時(とき)がある。
 嘆(なげ)くのに時(とき)があり、踊る 1)のに時(とき)がある。

 石 2)を投げ捨てるのに時(とき)があり、
 石を集めるのに時(とき)がある。
 抱擁(ほうよう) 3)するのに時(とき)があり、
 抱擁(ほうよう)をやめるのに時(とき)がある。

 捜(さが)すのに時(とき)があり、失うのに時(とき)がある。
 保(たも)つのに時(とき)があり、投げ捨てるのに時(とき)がある。

 引き裂くのに時(とき)があり、
 縫(ぬ)い合わせるのに時(とき)がある。
 黙(だま)っているのに時(とき)があり、話をするのに時(とき)がある。

 愛するのに時(とき)があり、憎むのに時(とき)がある。
 戦うのに時(とき)があり、和睦(わぼく)するのに時(とき)がある。

                        (旧約聖書・伝道者の書 3章1節~8節)



 すべてのことに時がある・・・-ならば、今、目の前にあることは?

 分かっていることといったら、
 すべては、神の御手(みて)の中にあり、
 残念ながら、人には予見できない、ということ。

 そもそも、私たちの「前にあるすべてのものが愛であるか、憎しみであるか、人にはわからない。」(同上9章1節)


 Yes, “A season for Everything”.
 だが、僕には今がどんな時か分からない。 

 それでも、
 日々なさねばならないことを行いつつ、
 祈りつつ、

 歩んでいこう。

                             


【注】
1)踊る:嬉しいとき、タンバリンなどを鳴らしつつ踊ることがある。
     えっ、僕じゃないですよ。
     昔の、旧約聖書の時代の話です。

2)石 :ここでの「石を集める/投げ捨てる」がどういう場合を指すのか、はっきりとはわからないが、
     「石を投げる」であれば、「石打ちの死刑」を指す。または、非難する行為を指す。

3)抱擁:抱きしめること。Hug 

コメント (1)
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