ちゃたろう山日記+

山の日記や日々のたわごと

鈴鹿・鬼が牙~臼杵山周回

2009年11月30日 | 登山記録
この週末も鈴鹿行きである。
土曜の夜は自治会の会合。日曜日はお仕事。とあいも変わらず時間に追われるので
今日はノンビリコースとした。
鈴鹿南部の石水渓付近の山「鬼が牙」から「臼杵山」をくるりと回る
周回コースとした。


朝自宅をでて滋賀県側の山女原に行くと安楽峠への林道入り口には「この先通り抜け出来ません」とある。
ぎゃ!、ここも通行止めか・・?と思ったが、
どこから通行止めか分からないのでしばらくいってみる事に。
走り出しても通行止めの雰囲気は無く、そのうち安楽峠へ。さらに降りて行っても
土砂の崩れた気配はない。結局は今日予定したコースの丁度起点付近、
安楽川の起点付近が通行止めになっていた。
と言うわけでかろうじてセーフで一安心。

駐車地から林道を歩いてすぐに鬼が牙への小さな看板がありそこから取り付く。
いきなり狭くて急な尾根に取り付いて登ってゆく。ストックは邪魔だ。
細い尾根に上がり詰めると丁度朝日が伊勢湾に登ってきて綺麗だ。
南を見ると新名神の高架橋を走る車が良くみえた。



ここからは小さな尾根のいくつかのピークを登り返しながら歩いてゆくと
右手に鬼が牙の頂上がみえてきた。主稜線から少し外れて往復してくる。
鬼が牙の頂上は狭くて余り開けてはいなかった。
頂上を後にまた主稜線に戻る。

ここからもコースは尾根沿いだ。左手に長坂の頭という大きなピークを
望みながら、松混じりの稜線を登ってゆく。長坂の頭から一旦下って
ぐいっと登り返すと御所平への縦走路にでた。

縦走路からホンの数分で舟石に到着。ここでまだ早いがお昼とした。
少し経つと関西から来た風のご夫婦が滋賀県側から登ってきた。
この後仙ヶ岳まで行くというが、空は天気予報に反してどんより模様だ。



僕らはこのまま、降りることにして臼杵山方面へと向かう。

それにしてもこの付近の地名は何か変わっていて気を引かれる名前が多い。
「鬼が牙、船石、ベンケイ、臼杵岩」誰が付けたか知らないが
山って名前で登りたくなるものも有りますよね。

しかしながら、臼杵山の頂上自体は展望の優れない野暮な頂上である。
この山は遠目から山容を眺めている方がよっぽど良い。
臼杵山からホンの少し歩くと臼杵岩だ。この岩も有名な割には
どこにも岩名を示すプレートは無いのが少し不思議だ。
小粒の仙の石ってところだ。

ここからはギュンギュンの下りを降りてゆくと朝の駐車地に戻った。
お手軽な6kmの周回コースだった。

早々に自宅に戻ったので、午後はまた家のペンキ塗りにいそしんだ。