割り箸リサイクル

先日フト新聞を見ていると、林野庁が割り箸のリサイクルをしようと計画しているとでていた。何でも割り箸をリサイクルすることによって循環社会への意識を高めようとしているらしい。　

でも私からすると割り箸（ごときといっちゃあ何ですが）にエネルギーを注ぐくらいなら、あのペットボトルの使い捨て・リサイクルの方にもっと真剣に目を向けて欲しいと思うわけです。

一説によるとペットボトルのリサイクルは実は、ペットボトルを作る以上にエネルギーを消費しているという説もあるようでして、結局の所ペットボトル飲料を消費すること自体がかなりのエネルギー負荷をかけているらしいです。

山屋さんなんかではもはやペットボトルが水筒代わりになっていたりしますが、こういう風に一度消費したペットボトルを何回も別の用途で使って、「ほかさない」ということが一番環境に良いわけです。

僕なんかは一度手に入れたペットボトルに家の浄水器の水を入れて会社に持って行くなどという事を繰り返しているわけですが、こんな風に「何度も使い回す。」という心がけを勧めた方がよりエネルギー問題ではより現実的なのでしょう。

でもこれって企業の利益には相反するのできっとこんなキャンペーンなんかは国はしないでしょうが・・。

まあとにもかくにも環境問題については枝葉末節的な所を言われる事が多いですが、なんと言っても日本の大都市の不夜城と果てしない消費に少しメスを入れるだけで大きな効果があるはずなのになあ・・と、忍者の里の真っ暗な超省エネ世界に住んでいるわたくしなぞは思うのでした。

あるいは、この猛暑の中未だクーラーを使っていない僕んちみたいな家をエライ！と褒めてもらってもええんじゃ無いですか！と思ったりして・・。