仮に今季、町座ゼルビアがリーグ優勝したとしましょう。
J2から昇格初年度で優勝した事例は、2011年の柏レイソル依頼になりますが、恐らくある意味で価値があるのは、ゼルビアの方かもしれません。
戦力的に見ますと、2011シーズンのレイソルにはその年リーグ最優秀選手に輝くレアンドロ・ドミンゲスと、ブラジル代表でもおかしくないと評価されたジョルジュ・ワグネルがいました。
また、今期で日本を離れAリーグへ移籍すること決定した酒井宏樹の姿も確認できます。
ゼルビアにも日本代表経験者の昌子源が、移籍初年度から最終ラインを鮮やかに統率していますが、戦力からみればゼルビアの方が失礼な見解ですが、当時のレイソルよりも小粒ではないでしょうか。
また2011シーズンと2024シーズンでは
AFCチャンピオンズ・リーグの価値がまし、競争が激化
鹿島アントラーズがメルカリ、横浜Fマリノスがシティ・グループに買収、参入するなど、経営も変化している
そのゼルビアが、サイバー・エージェントと深い関係となる
という面もあります。
またレイソルの指揮官は
加茂周日本代表監督時代、後任人事として候補となる
ヴェルディ川崎時代に優勝を経験
しているネルシーニョ監督でしたが、ゼルビアの黒田剛監督は、今期でプロ2年目の指揮官という、駆け出しの側面が強いとも言えます。
戦力、指揮官のルーツ、そしてクラブ経営の多角化、選手の移籍速度を考慮すれば、どちらのクラブも素晴らしい戦績ですが、ゼルビアは新しい時代に歴史を作る可能性があると思いますね。
普通、何回も書いていたら気づかない?
投稿する前に確認しましょう。
ちなみにJ1昇格初年度の優勝はまだどのチームもありません。