塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

2018シーズンチャンピオンズ・リーグ・トピックス

2018-04-25 17:08:40 | 日記
 チャンピオンズ・リーグ4強には、それぞれ趣が異なる4つのクラブが出そろいました。

 僕なりにこの4クラブの印象を述べたいと思います。

 1・ローマ

 彼らが優勝すれば2012年のチェルシー以来、初優勝クラブが誕生します。

 ユヴェントスが2、インテルが3、ミランが7とチャンピオンズ・リーグで優勝したイタリアのクラブがあるわけですが、イタリア・サッカーの歴史を考えれば、南に位置するローマが戴冠すれば、それは物凄い意味があります。

 今でも北部の人間が南の人間に侮蔑的と囁かれるイタリアですが、果たして1984年のくやしさを第2レグで晴らせるでしょうか。

 2・リバプール

 僕が優勝すると思うのが、実はリバプールです。

 モハメド・サラーの大爆発はともかく、クロップの就任初年度における2度の「準」優勝が結果的には良かったと思います。

 過去、スパーズが2008年でしたかね、カーリング・カップを獲得した際に

 「さすがファン・デ・ラモスだ」

 と必要以上にセビージャから引き抜いた指揮官を賞賛したことが、結果「仇」になったことがありました。

 あの準優勝がクロップに時間を与えたのは事実と感じています。

 3・レアル・マドリード
 
 仮に3季連続で優勝となれば、すでにいジダンは現役時代の功績と共に、クラブ最大の存在であったスティファノを超える形になるでしょうね。

 現代のトーナメントで3季連続で欧州制覇となれば、シティたチェルシー、パリ・サンジェルマンなど、他の大型補強で膨張し続けるクラブも、補強内容を顧みる形になる気がします。

 優勝回数13ともなれば、2位のミランに「ほぼ」ダブルスコアの形となり、バルセロナ関係者が更に焦る形になるでしょう。

 彼らは必至にバイエルンを応援するはずです。

 4・バイエルン・ミュンヘン
 
 2013年に今季同様ユップ・ハインケスの下で3冠を得た彼らですが、5年後の今季も同様の偉業を狙います。

 ラームやシュバイニーという下部組織からの生え抜きが去り、レバンドフスキの退団も叫ばれる中、ドイツの巨人は新監督を既に選出し、今回の優勝を軸に新しいサイクルを目指しているのでしょう。

 新指揮官ニコ・コバチが仮に3冠のクラブを率いるならば、相当な苦労と重みを覚悟するはずです。

 5年前はグアルディオラがその重責を担いましたが、優勝できたのはドイツ国内のみで、彼ですらチャンピオンズ・リーグ優勝は出来なかったことを思うと、ハインケスの存在が見えてきます。

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