塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が今、宇佐美の移籍に思う事

2013-06-26 01:42:51 | 日記
 今回のコンフェデレーションズ・カップにブラジル代表として選出されたFWのジョーは、僕の勘違いでなければかつて
シティやCSKAモスクワに在籍していましたね。

 同じく選出されたフレッジはリヨンで活躍していた時期があります。

 傍目には欧州で活躍していたように見えても、本人たちはどこかでぎこちなく、満足できない日々が続いていたのかもし
れません。

 好景気に沸くブラジル経済が後押しになったこともそうでしょうが、ふたりを見ていると

 「母国で出直すことも悪くない」

 と思えます。

 今後の活躍しだいでは、パト・アレッシャンドレも再び有力な代表候補になるでしょうし、サントスからサンパウロに移籍
したガンゾも同様ですね。

 彼らの事例が今夏ガンバに復帰する宇佐美にも当てはまるとよいですね。

 彼と入れ替わりでレアンドロと家長がクラブを離れますが、宇佐美だってガンバでの存在価値を高めることができた暁には、
再び欧州への道が開かれるはずです。

 大切なのは

 「Jへの復帰がキャリアの後退になる」

 と思わないことでしょうか。

 確かに現在のガンバはJ2ですし、J1以上の長丁場で暑さのきつくなる今後は、より体調面での工夫が必要です。

 しかしJ1昇格を果たし、再び代表復帰を望まれるであろう形にもっていけば、ブンデスリーガに限らずオファーはあると
思います。

 つまり宇佐美の事例が

 「日本に復帰して再度渡欧」

 という形になれば、今後周囲に異なった印象を与えます。

 この事例は既にカズというサンプルがあります。

 ジェノアからヴェルディに復帰し得点王に輝き、1999年にはクロアチア・ザグレブに移籍し、その後はJ1を舞台に
京都と神戸でプレイし、横浜FC時代にはシドニーFCから懇願される形でクラブ・ワールドカップに出場。

 出戻りで格好悪いと思わなけば、移籍の選択肢は確実に増えますね。
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