塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ゾーンとマンマークの共通点

2015-03-13 01:01:11 | 日記
 サッカーにおける守備ではマンマークかゾーンに分かれますね。
 
 イタリアはその強固な守備にいつの時代でも定評がありましたが、近年はその評価が変わってきました。

 「ファビオ・カンナバーロでイタリアのマンマークの伝統は途絶え、アレッサンドロ・ネスタでゾーンは終焉を迎えた」

 ネスタがラツイオでプロとして契約を迎えた際、サッキの影響力があったのでしょう、代表、クラブのいずれもマンマークが古典化となり、ゾーンが最先端の守備構築として認知されるようになります。

 リベロが欧州でスタンダードになるかもしれない3-4-2-1で復活するかはわかりません。

 僕はこの二つの守備方式を見るにつれ

 「最後が強い意志だ」

 と思います。

 例えば僕が業務の際に強く感じる事は、自分の責任はまず自分で取り、人に助けを求めるのはそれからだというものです。

 皆さんも自分の専門分野だけでなく、他部署の仕事を手伝うことがあるでしょうが、自分は補助輪にはずなのに、いつの間にか本流に移っている時があり、驚く事があると思います。

 「ゾーン(皆に応援してもらう)だろうがマンマーク(自分でとにかく責任を取る事)だろうが、覇気だよ、覇気」

 そう呟く事が最近多くなりました。

 オシムは当初3-3-2-2の布陣を起用し、最終ラインはマンマークにしましたが、これも責任を再度問いかけたのかもしれません。

 マンマークは一度相手を見失う事で失点のリスクが生じ、ゾーンもマークの受け渡しが上手くいかない時があるでしょう。

 最後はラインを破壊する事になりますが、時に体を投げ出し、プロフェッショナル・ファウルを覚悟する、そんな鍔迫り合いが今の代表には必要のように感じます。
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