塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

他人からの制約で受けるストレス

2016-04-30 00:20:20 | 日記
 既に大手ではランドセルの新規商品が店頭に並ぶようですね。

 スーツの需要がひと段落するこれからの季節、三越や大丸のような百貨店では、イタリアのように男性が暑くともしっかりと上着を羽織り、凛々しい姿を見せていることを見て

 「軽量で着心地の良いジャケット」

 を開発しました。

 でも、妻は夫に

 「子どものためからお金を使わないように」
 「我慢しなさいよ」

 と釘をさすのでしょうか。

 制約は自分で自分に与えるものはストレスになりませんが、他人から与えられるとこれほど面倒な事柄はありません。

 サッカーで言えばリバプールがそうですよね。

 ベニテスの時代はヒックスとジレットという二人のオーナーが諍いを起こし、補強がままならずシャビ・アロンソ、マスチェラーノにトーレスと主力を売却する形になりました。

 また、彼らからオーナーシップを買い取ったフェンウエイ・グループも合議制で補強を扱うために、ブレンダン・ロジャースも思うように獲得選手がリクエストできなかった様子です。

 それはユルゲン・クロップも同じでしょうね。

 かつてのミランのように、オーナーであるベルルスコーニの独断で選手を獲得し、その選手、例えばグリットがスクデットの立役者になれば問題はありませんでした。

 しかし2000年中期、ロナウド、ロナウジーニョ、シェバと攻撃の選手ばかりを押し付けられ、コスタクルタ、ネスタとマルディーニの後任を一切無視されたアンチェロッティ政権の歪み。

 これが今、短期政権の要因と言えます。

 監督からすれば

 「この選手が必要です」

 と言って資金が出せるクラブが理想郷なのでしょうが、監督というものはあくまでオーナーシップの下に位置づけられるものですから難しいわけです。
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