塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーに不自然な勝利はあるか

2022-12-21 18:21:04 | 日記

 サッカーには不自然な勝利はあるでしょうか。

 

 仮に1986年ワールドカップ8強、イングランド代表対アルゼンチン代表において、あのマラドーナのハンドが認められたゴールで決着となれば、確実に不自然な勝利となりました。

 

 1966年ワールドカップ決勝、イングランド代表対西ドイツ代表の試合では、現在でもジェフ・ハーストの放った得点(決勝点となる3得点目)は、ゴールラインを割っているか。

 

 の判別は論争です。

 

 ただ主審からすれば

 

 1・得点はホームである、同時に開催国の重責を担うイングラン代表側に生まれた

 2・仮にノーゴールであれば、貴賓席の女王陛下への顔向けができない

 3・西ドイツ代表は既に、ワールドカップ優勝を経験している

 

 などの葛藤が、ゴールを認めた心理的要因かもしれませんね。

 

 現在ではいずれの得点も、VARで即座に得点とは認められないハンドが生まれます。

 

 2009年ワールドカップ予選プレイオフ、ダブリンで開催のフランス代表対アイルランド代表において、ティエリ・アンリは得た得点はハンドであることを認めるも、判定が覆ることなく、ワールドカップには

 

 「フランス代表」

 

 が名を連ねます。

 

 下手をすれば外交問題にまで発展する可能性すらあり、一方で南アフリカで見せたレイモン・ドメネクと選手たちのハレンチ行為が、恥の上塗りとなりました。

 

 不自然な勝利にはやはり後味の悪さと、のちの罰が待ち受けているという証でしょうか。

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