神戸、ファン・マタ加入が正式決定

　今月２日にハンガリー代表のバーリント・ヴェーチェイを獲得。


　そして本日、既報通りスペイン代表のファン・マタの加入が正式決定したヴィッセル神戸。


　大迫勇也は常に日本代表待望論がファンの間で話題を集め、欧州から有力選手を招いた今季は、監督交代と降格機器で揺れた２０２２年は、完全に雲泥の差です。


　優勝を狙うクラブは


　１・FCバイエルン・ミュンヘンのように、ライバルクラブから主力を引き抜く
　２・今回の神戸のように、弱点を的確に補強する


　という形を採りますね。


　逆にこれだけの好調を年間維持し、優勝できなければ吉田監督は契約更新には至らないと思いますし、良い意味でも悪い意味でも手腕が問われます。


　神戸に限らず、有力クラブが一転不調で連敗してしまうと


　フロントがいきなり焦りを感じてしまう
　監督交代をすべきかどうか、疑心暗鬼になる
　安易な交代が逆に足かせとなる


　事例もあります。


　少なくとも川崎フロンターレは鬼木建監督を根気強く起用していますし、横浜Ｆ・マリノスも同様です。


　強いクラブは


　フロント陣が狼狽しない
　適切にお金を使う術がある


　ことが出来ているのではないでしょうか。


　初のＪ１優勝と、その先にあるＡＦＣチャンピオンズ・リーグでの上位進出を狙える、恰好の１年と言えます。


　胸スポンサーの楽天は、携帯電話事業が懸念と囁かれますが、アジアで神戸が良いサッカーを展開すれば、本業の通信販売がアジア各国から注目をあびるものでしょうか。


　アシックスとカワサキにしても、アジアの躍動は当然期待しますし、何より期待できるシーズンと言えませんか。