塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

質実剛健は退屈な言葉だろうか

2016-10-30 01:20:33 | 日記
 メンズクラブは日本の男性が常に意識してきた雑誌ですよね。

 僕は今の企画よりも、20年前僕が高校生で隅から隅まで読んでいた、あの時代の方が素敵だったと思います。

 質実剛健という言葉は、今のご時世では固い印象かもしれません。

 しかし、当時の企画は女性から素敵と評価されるよりも、克己心、自分で自分を奮い立たせ、服装も基本をおろそかにせず、髪型やひげの手入れは相手を不愉快にさせないという、自分のためのものでした。

 巻末には覚えている方も多いでしょう

 「メンズ・クラブ特約店」

 というリストがありまして、長野市中心部にも「トラッド・ショップ・ニューポート」という店舗は掲載されていました。

 僕は入店したことはありますが何も買ったことはありません。

 僕のような若輩者にも丁寧な対応でしたし、恐らくダニエル・クレミュやペリフェリックなど、基本を押さえたブランドを扱っていたと推測します。

 時代の趨勢と編集長の方針。

 雑誌は広告収入だけでなく、作り手の意思が反映されます。

 ただ、今の日本には往年の、友人のように気軽に語りかけてくる店舗ではなく、相手をひとりの男性と尊重し、ある程度の距離を保ちながら真摯に応対する店舗が必要のように感じます。

 サッカーもバルサが評価されるのも、クライフ以降の指揮官が基本、戦術と育成を同じ目線で行ってきたからです。

 一方のレアルはジダンはジダン、ファン・デ・ラモスはファン・デ・ラモス、カペロはカペロと独自の世界観で戦ってきたうえに、監督交代の頻度が高すぎ、選手の活用に一貫性がない。

 という時代を多く過ごしています。

 それでも多くの優勝を遂げていることはすごいことですが、レアルにも派手な補強よりも質実剛健は必要のうように見えてきます。
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タイから来た方たちと会話をして

2016-10-30 01:07:32 | 日記
 昨日、タイからいらした方と話す機会がありました。

 途中、英語でどう対応してよいのか、簡単に言うと日本語で脳裏に浮かんだ表現を、英単語でどう伝えるべきなのか、わからなくなってしまいました。

 幸いご家族にある程度の日本語が理解できる方がいて、本当に助かったと思いました。

 近年日本人が自力で様々な国でサッカーをするようになりましたが、言いたいことが伝わらないもどかしさ、伝えたいが伝えるだけの度量が無いことはは、精神的に随分しんどく感じるでしょうね。

 別れ際に僕は

 「日本でもチョンブリFCとブリーラム・ユナイテッドはよく知られています」

 と語りかけたんです。

 一瞬、何を言われたのかよくわからない様子でしたが、

 「この日本人はタイのサッカークラブを知っている」

 ということで、よく知っていますねえ、と笑われました。

 海外の方と話す題材として
 経済、社会貢献、人生の縮図として

 サッカーを考えると、なるほど、好きでよかった、と思うことが度々あります。

 アジア・チャンピオンズリーグで、タイを始めとする東南アジアのクラブが、西アジア(アル・サッド、アル・ヒラルなど)中国と韓国(広州恒大や水原三青)に勝つことは、まだ難しいかもしれません。

 しかし、近い将来右肩上がりで続く経済状況と共に、アジアの頂点に立つことがあっても不思議ではない。

 そんな気がした一日でした。
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