私が4月に書いた「ジャパンマック福岡のセミナーのお知らせ」
という記事に、ぱんださんという方から
「ジャパンマック福岡は、生活保護の人から搾取をしている
問題のある組織だと聞いたが、本当でしょうか」というお尋ねがあって
本当にびっくりしました。
「その話は間違いだと思うが、わたしのほうでも調べてみます」
とお返事していましたところ、コメントをくださったぱんださんが
ご自身で懸命に調べてくださり、真相がわかりました。
以下が再度いただいたコメントの要約です。
<函館市に本部がある依存症支援施設フリーダムが
利用者の社会復帰を名目に生活保護費の搾取を行っていた。
この前身が「日本マック」のちに任意団体「ひかりあれ」という
組織を福岡市に作り、同様の不正行為をしていました。
そしてジャパンマック本部のHPにも「日本マック」などと名乗る
施設が出てきて利用者の人権侵害が問題になり、取材や問合せが
あって困りました、名前に騙されることのないように、とありました>
ぱんださん、丁寧に調べてくださって本当にありがとうございます。
実は私も、去年の6月に、福岡市で依存症の回復をエサに、
生活保護の人を食い物にする組織が摘発されたという話は
新聞の記事で見て、このブログでも書きました。
けれど新聞記事には「マック」という名前はなかったので
その事件の背景に、ぱんださんが教えてくださったようないきさつ
があったことを初めて知りました。
結論から言えば「ジャパンマック福岡が生活保護の人から搾取をしている」
は、混乱した情報から出てきた間違いです。
そしてもう一つ、このブログでは
薬物依存症からの回復施設であるフリーダムにもリンクをしていました。
ぱんださんのご指摘で、貧困ビジスで違法行為をしている団体が
フリーダムとも名乗っていることを知り
こちらも誤解を生じてはいけないと思いリンクを一旦解除しました。
大阪の、薬物依存症回復施設「フリーダム」は
ダルクとも提携をされている組織だと思いますが
今回「マック」とか「フリーダム」とかいう名前が
盗用、悪用されていることを知り
慎重に対応することにしました。
私が最初にジャパンマック福岡の名前を知ったのは
テレビのニュースがきっかけでした。
「福岡に初めて色んな依存症の相談に応じてくれる施設ができる」
ニュースによれば、公的な機関や医療施設とも提携して
依存症の問題に対応してもらえるということでした。
それからジャパンマックについて調べて
費用の負担などの心配がなく相談できる点なども考慮して
このブログにリンクをし、セミナーや講演会の案内もしてきました。
ジャパンマックのHPのトップページで
名前を悪用されたことがあるという記事は読んでいたのですが
それは過去に起こったことだと思い込んでいて
今回ぱんださんからいただいたコメントの内容とは
結びついていませんでした。
これもぱんださんに教えていただいたのですが
ジャパンマック福岡は、福岡市の精神保健福祉センターのHPでも
アルコールやギャンブルの相談機関として
外部リンクされているようです。
ですからそういうところで「ジャパンマック福岡」のことを知って
相談に行かれる方もおられるようです。
改めて「ジャパンマック福岡」の方にもお聞きしたところ
やはり去年摘発された団体が「福岡マック」という名称を名乗っていたこともあり
それに関わられた役所の皆さんの中にも
間違った情報が伝わっていることは知っておられました。
こうした誤った情報というのは、間違ったまま伝えられてしまったり
それがネットで拡散してしまったりすると
訂正することがどんどん難しくなっていきます。
各地に出没する「マック」を名乗る団体については
リンクしているNPO法人ジャパンマックのサイトの
「ジャパンマックとは」というページの「こぼれ話」に
ぱんださんが転載してくださった内容が書かれています。
これを過去の話だと思って読んだ私が甘かったです。
確かにこういう悪徳詐欺系の犯罪者集団は
いかにももっともらしい、だまされるような肩書きとか名称を
次から次へと考え出すものです。
そして摘発されても、逮捕されても
雨後の竹の子のように、また新しいのが出てくるのだ
ということを、今さらながら肝に命じました。
どの依存症にしても、依存症の問題を抱える本人や家族の人は
ものすごく大変な毎日を生きていて
回復につながる手段も、相談できる場所もとても少ない中で
それこそわらにでもすがるような思いで
解決できる方法を探しておられる方が多いのです。
また回復施設で活動をされているスタッフの方も
未だ手さぐり状態である依存症者の回復への手助けを
日夜続けておられます。
そういう当事者たちの、悲しみや苦しみや努力を
すべて水泡に帰してしまう、得体の知れない組織や人間たち。
増え続ける振り込め詐欺も、架空請求も
違法ドラッグの拡散も、すべて根っこは同じものです。
もういい加減にしてほしいと思いますが、これまたどうすることもできません、
そんな中で、こうして情報を提供していただき
それをブログを読んでくださる方とも共有できることはとてもありがたいことです。
まったく面識のない方でもこうしたやり取りができることは
ネット社会ならではの良さでもあります。
改めてありがとうございました!
という記事に、ぱんださんという方から
「ジャパンマック福岡は、生活保護の人から搾取をしている
問題のある組織だと聞いたが、本当でしょうか」というお尋ねがあって
本当にびっくりしました。
「その話は間違いだと思うが、わたしのほうでも調べてみます」
とお返事していましたところ、コメントをくださったぱんださんが
ご自身で懸命に調べてくださり、真相がわかりました。
以下が再度いただいたコメントの要約です。
<函館市に本部がある依存症支援施設フリーダムが
利用者の社会復帰を名目に生活保護費の搾取を行っていた。
この前身が「日本マック」のちに任意団体「ひかりあれ」という
組織を福岡市に作り、同様の不正行為をしていました。
そしてジャパンマック本部のHPにも「日本マック」などと名乗る
施設が出てきて利用者の人権侵害が問題になり、取材や問合せが
あって困りました、名前に騙されることのないように、とありました>
ぱんださん、丁寧に調べてくださって本当にありがとうございます。
実は私も、去年の6月に、福岡市で依存症の回復をエサに、
生活保護の人を食い物にする組織が摘発されたという話は
新聞の記事で見て、このブログでも書きました。
けれど新聞記事には「マック」という名前はなかったので
その事件の背景に、ぱんださんが教えてくださったようないきさつ
があったことを初めて知りました。
結論から言えば「ジャパンマック福岡が生活保護の人から搾取をしている」
は、混乱した情報から出てきた間違いです。
そしてもう一つ、このブログでは
薬物依存症からの回復施設であるフリーダムにもリンクをしていました。
ぱんださんのご指摘で、貧困ビジスで違法行為をしている団体が
フリーダムとも名乗っていることを知り
こちらも誤解を生じてはいけないと思いリンクを一旦解除しました。
大阪の、薬物依存症回復施設「フリーダム」は
ダルクとも提携をされている組織だと思いますが
今回「マック」とか「フリーダム」とかいう名前が
盗用、悪用されていることを知り
慎重に対応することにしました。
私が最初にジャパンマック福岡の名前を知ったのは
テレビのニュースがきっかけでした。
「福岡に初めて色んな依存症の相談に応じてくれる施設ができる」
ニュースによれば、公的な機関や医療施設とも提携して
依存症の問題に対応してもらえるということでした。
それからジャパンマックについて調べて
費用の負担などの心配がなく相談できる点なども考慮して
このブログにリンクをし、セミナーや講演会の案内もしてきました。
ジャパンマックのHPのトップページで
名前を悪用されたことがあるという記事は読んでいたのですが
それは過去に起こったことだと思い込んでいて
今回ぱんださんからいただいたコメントの内容とは
結びついていませんでした。
これもぱんださんに教えていただいたのですが
ジャパンマック福岡は、福岡市の精神保健福祉センターのHPでも
アルコールやギャンブルの相談機関として
外部リンクされているようです。
ですからそういうところで「ジャパンマック福岡」のことを知って
相談に行かれる方もおられるようです。
改めて「ジャパンマック福岡」の方にもお聞きしたところ
やはり去年摘発された団体が「福岡マック」という名称を名乗っていたこともあり
それに関わられた役所の皆さんの中にも
間違った情報が伝わっていることは知っておられました。
こうした誤った情報というのは、間違ったまま伝えられてしまったり
それがネットで拡散してしまったりすると
訂正することがどんどん難しくなっていきます。
各地に出没する「マック」を名乗る団体については
リンクしているNPO法人ジャパンマックのサイトの
「ジャパンマックとは」というページの「こぼれ話」に
ぱんださんが転載してくださった内容が書かれています。
これを過去の話だと思って読んだ私が甘かったです。
確かにこういう悪徳詐欺系の犯罪者集団は
いかにももっともらしい、だまされるような肩書きとか名称を
次から次へと考え出すものです。
そして摘発されても、逮捕されても
雨後の竹の子のように、また新しいのが出てくるのだ
ということを、今さらながら肝に命じました。
どの依存症にしても、依存症の問題を抱える本人や家族の人は
ものすごく大変な毎日を生きていて
回復につながる手段も、相談できる場所もとても少ない中で
それこそわらにでもすがるような思いで
解決できる方法を探しておられる方が多いのです。
また回復施設で活動をされているスタッフの方も
未だ手さぐり状態である依存症者の回復への手助けを
日夜続けておられます。
そういう当事者たちの、悲しみや苦しみや努力を
すべて水泡に帰してしまう、得体の知れない組織や人間たち。
増え続ける振り込め詐欺も、架空請求も
違法ドラッグの拡散も、すべて根っこは同じものです。
もういい加減にしてほしいと思いますが、これまたどうすることもできません、
そんな中で、こうして情報を提供していただき
それをブログを読んでくださる方とも共有できることはとてもありがたいことです。
まったく面識のない方でもこうしたやり取りができることは
ネット社会ならではの良さでもあります。
改めてありがとうございました!
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