最近青少年のネット依存がクローズアップされているが、大人のネット依存
の現状はどうなのかという点を調べてみました。以前から依存症問題に取り組まれている
久里浜医療センターの2007年の調査では、国内でインターネット依存症が疑われる20歳以上の
人は約270万人と推計されるという衝撃的な数字が出ましたが、2007年といえばすでに
7年前のことです。ギャンブル依存症と同様に、その後スマホの急速な普及で、おそらく
この数字は現在さらに爆発的に増えていっているものと思われます。
依存症になってしまったら、というのももちろんとても重要な問題ですが、同時に病気に
なる前に予防するということもとても大切なことです。特に依存症は、一度かかって
しまってからの大変さを考えると、ひとりひとりが、まずはこの病気にならないための
様々な対策を勉強し、できることから実行してほしいと痛切に思います。
そこで先日アメーバニュースで見かけた記事からの転載。
「一日4時間を越えたらヤバい!スマホ中毒から脱却する処方箋5つ」
1:通勤・通学中のスマホ利用を減らす
通勤・通学の電車やバスで、乗客が一様にスマホをいじっているのはよくある光景ですよね。
この通勤・通学途中のスマホ習慣をやめてみませんか?とくに、満員電車で無理な体勢にな
りながらスマホを操作するのは、首や肩、背中や腰、脚などさまざまなところに負担がかかり
体のゆがみの原因にもなるそうです。
まずは移動中にスマホを鞄から出さない。“毎日は難しい”という場合は、週に何日かだけで
もいいので、通勤・通学中のスマホ利用を減らすことから始めてみましょう。
2:疲れを感じたらスマホをやめる
気分転換にスマホを利用している人も多いでしょうが、スマホはリフレッシュになるどころか
かえって目や脳、首や肩の疲労につながります。なので、「疲れたからスマホでもいじるか」
というのは間違いです。「疲れたからスマホをやめよう」というのが正解です。
3:就寝の30分前にはスマホをやめる
川井さんによれば、寝る直前までスマホをいじっていると、目や脳への強い刺激が残り、脳が
興奮状態のままになってしまうとのこと。その結果、寝つきが悪くなったり、眠りが浅く途中
で目が覚めてしまったりと、不眠症、寝不足になりやすいそうです。ですから、日中はともかく
就寝前のスマホ習慣だけはやめにしましょう。
4:スマホの利用時間を計測する
ダイエットをするなら毎日体重を量るのと同じで、まずは自分のスマホ利用時間を把握するこ
とが大事です。例えば『脱スマホ中毒 – 依存症からの脱出』のような、スマホの利用時間を計
測する無料アプリもあります。まずは、1日の利用時間を計り、目標を決めて少しずつ時間を減
らしていってはいかがでしょうか?
5:ガラケーに戻す
上記1~4すらも実行するのが困難、という場合には、もはやスマホから離れられない“スマホ
依存症”に陥っている恐れがあります。自分の意思ではどうにもできないという場合には、
“スマホを使いたくても使えない”という状況を作りだすしかありません。となれば、思いき
ってスマホを解約してガラケーに戻すというのもひとつの手段です。
以上、“スマホ依存から脱却するちょっとしたアイデア5個”をお届けしましたがいかがでしたか?
「ちょっと使い過ぎかも」という自覚のあるかたは、まずは1~4の手段を試してみて!
それでもうまくいかなければ最終手段として5の“ガラケーに戻す”を実践してみましょう。
大切なあなたの人生をスマホに支配されてしまわないよう、上手にスマホと向き合いましょう。
(引用 ここまで)
スマホに限らず、ネット全般との上手な関わり方が、とても分かりやすくうまくまとめられて
いると思えたので、引用させていただきました。
1については、スマホを含めた携帯ならではの特徴的な現象です。いつでも手元にあることが
こうした状況を生んでいます。その手軽さが逆にちょっとの時間でもアクセスするという
悪い習慣につながっていきます。
2は、おそらくあらゆる依存問題に関係する重要なポイントです。お酒にしろ、ギャンブルにしろ
ネットにしろ、初めは気分転換やストレス解消だと思ってやっていたことが、やがて自分の意思や
決心ではやめることができなくなり(コントロールを失い)依存症という脳の病気の領域に入って
いきます。
3は就寝前にスマホやPCをすることの、脳や睡眠に及ぼす影響です。体の疲れはすぐに分かりますが
脳の疲れというのはなかなか自覚できないものです。しかしこれは蓄積すると、意欲の低下や
倦怠感などの体の症状としても現れてきます。
「自分は少しスマホやPCを使う時間が長すぎるんじゃないか」という自覚があって、まずは1~3
を実行してみてすんなり離れることができた人は、脳のコントロール機能が働いているので正常
ということであり、逆にうまくいかなかった人は、依存症という病気の領域に入っているのでは
という危機感を持つことがとても大切です。そこでたとえば全部は無理でも、どれかひとつ、あるいは
ふたつだけは実行してみるとか、4のような自分の現状を客観的に把握できるデータを見ることで
自覚をし、努力をしてみる。それでもだめな時は5ということになるわけです。
こうした対策を実行してみることは、自分が依存症かどうかを判断する上での、ひとつの大きな
目安にもなると思います。依存症の場合は、症状が進むと「自分は依存症ではない」「止めよう
と思えばいつでも止められる」「明日から止めよう」という風に、依存対象から離れたくない
一心で現実を否定し、自分にも他人にも根拠のない嘘をつくようになります。
ですから「自分はちょっとヤバいんじゃないか」と自覚している時にこそ、何らかの対策を実行
することが極めて重要なのです。
の現状はどうなのかという点を調べてみました。以前から依存症問題に取り組まれている
久里浜医療センターの2007年の調査では、国内でインターネット依存症が疑われる20歳以上の
人は約270万人と推計されるという衝撃的な数字が出ましたが、2007年といえばすでに
7年前のことです。ギャンブル依存症と同様に、その後スマホの急速な普及で、おそらく
この数字は現在さらに爆発的に増えていっているものと思われます。
依存症になってしまったら、というのももちろんとても重要な問題ですが、同時に病気に
なる前に予防するということもとても大切なことです。特に依存症は、一度かかって
しまってからの大変さを考えると、ひとりひとりが、まずはこの病気にならないための
様々な対策を勉強し、できることから実行してほしいと痛切に思います。
そこで先日アメーバニュースで見かけた記事からの転載。
「一日4時間を越えたらヤバい!スマホ中毒から脱却する処方箋5つ」
1:通勤・通学中のスマホ利用を減らす
通勤・通学の電車やバスで、乗客が一様にスマホをいじっているのはよくある光景ですよね。
この通勤・通学途中のスマホ習慣をやめてみませんか?とくに、満員電車で無理な体勢にな
りながらスマホを操作するのは、首や肩、背中や腰、脚などさまざまなところに負担がかかり
体のゆがみの原因にもなるそうです。
まずは移動中にスマホを鞄から出さない。“毎日は難しい”という場合は、週に何日かだけで
もいいので、通勤・通学中のスマホ利用を減らすことから始めてみましょう。
2:疲れを感じたらスマホをやめる
気分転換にスマホを利用している人も多いでしょうが、スマホはリフレッシュになるどころか
かえって目や脳、首や肩の疲労につながります。なので、「疲れたからスマホでもいじるか」
というのは間違いです。「疲れたからスマホをやめよう」というのが正解です。
3:就寝の30分前にはスマホをやめる
川井さんによれば、寝る直前までスマホをいじっていると、目や脳への強い刺激が残り、脳が
興奮状態のままになってしまうとのこと。その結果、寝つきが悪くなったり、眠りが浅く途中
で目が覚めてしまったりと、不眠症、寝不足になりやすいそうです。ですから、日中はともかく
就寝前のスマホ習慣だけはやめにしましょう。
4:スマホの利用時間を計測する
ダイエットをするなら毎日体重を量るのと同じで、まずは自分のスマホ利用時間を把握するこ
とが大事です。例えば『脱スマホ中毒 – 依存症からの脱出』のような、スマホの利用時間を計
測する無料アプリもあります。まずは、1日の利用時間を計り、目標を決めて少しずつ時間を減
らしていってはいかがでしょうか?
5:ガラケーに戻す
上記1~4すらも実行するのが困難、という場合には、もはやスマホから離れられない“スマホ
依存症”に陥っている恐れがあります。自分の意思ではどうにもできないという場合には、
“スマホを使いたくても使えない”という状況を作りだすしかありません。となれば、思いき
ってスマホを解約してガラケーに戻すというのもひとつの手段です。
以上、“スマホ依存から脱却するちょっとしたアイデア5個”をお届けしましたがいかがでしたか?
「ちょっと使い過ぎかも」という自覚のあるかたは、まずは1~4の手段を試してみて!
それでもうまくいかなければ最終手段として5の“ガラケーに戻す”を実践してみましょう。
大切なあなたの人生をスマホに支配されてしまわないよう、上手にスマホと向き合いましょう。
(引用 ここまで)
スマホに限らず、ネット全般との上手な関わり方が、とても分かりやすくうまくまとめられて
いると思えたので、引用させていただきました。
1については、スマホを含めた携帯ならではの特徴的な現象です。いつでも手元にあることが
こうした状況を生んでいます。その手軽さが逆にちょっとの時間でもアクセスするという
悪い習慣につながっていきます。
2は、おそらくあらゆる依存問題に関係する重要なポイントです。お酒にしろ、ギャンブルにしろ
ネットにしろ、初めは気分転換やストレス解消だと思ってやっていたことが、やがて自分の意思や
決心ではやめることができなくなり(コントロールを失い)依存症という脳の病気の領域に入って
いきます。
3は就寝前にスマホやPCをすることの、脳や睡眠に及ぼす影響です。体の疲れはすぐに分かりますが
脳の疲れというのはなかなか自覚できないものです。しかしこれは蓄積すると、意欲の低下や
倦怠感などの体の症状としても現れてきます。
「自分は少しスマホやPCを使う時間が長すぎるんじゃないか」という自覚があって、まずは1~3
を実行してみてすんなり離れることができた人は、脳のコントロール機能が働いているので正常
ということであり、逆にうまくいかなかった人は、依存症という病気の領域に入っているのでは
という危機感を持つことがとても大切です。そこでたとえば全部は無理でも、どれかひとつ、あるいは
ふたつだけは実行してみるとか、4のような自分の現状を客観的に把握できるデータを見ることで
自覚をし、努力をしてみる。それでもだめな時は5ということになるわけです。
こうした対策を実行してみることは、自分が依存症かどうかを判断する上での、ひとつの大きな
目安にもなると思います。依存症の場合は、症状が進むと「自分は依存症ではない」「止めよう
と思えばいつでも止められる」「明日から止めよう」という風に、依存対象から離れたくない
一心で現実を否定し、自分にも他人にも根拠のない嘘をつくようになります。
ですから「自分はちょっとヤバいんじゃないか」と自覚している時にこそ、何らかの対策を実行
することが極めて重要なのです。
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