先日ブログのタイトルを変更したのを機に、にほんブログ
村に参加しました。
私のブログを訪問してくださった方で、もっと依存症のことを知りたい
あるいは病気のことを知りたいという方は、ブログ村のサイトに飛んで
いただければ、さらに幅広い情報や体験談を読んでいただけるのではと
考えてのことです。また乳癌についての情報は、私自身も参考にさせて
いただいています。
そこで再び若者とネットの関わり方についてです。先日深層ニュースと
いうCATVの番組の中で、武内和雄という兵庫大学の先生が、こどもの
スマホ依存の問題についてお話をされていました。武内先生は、現在
神戸の小中学校で、こどもたちに、スマホを含むネットとの付き合い方
についてお話をされているということです。
その武内先生のお話の中で、大事と思われる点をいくつかあげてみます。
まずスマホ(携帯全般)を買う前に、親子で十分話し合って、スマホを
使う上でのルールを決める
時間 何時になったら電源を切るというような約束をする
最初から、たとえば夜中でもO.Kというふうに友達に
思われてしまうと、あとでそれを変えるのが難しくなる
場所 食事中やお風呂はだめとか、小学生だったら親の見てない
ところでは使わないなど
マナー これも食事中はしないとか、自転車や歩行中はだめなど
地域差があると思うが、学校によっては小学6年生で8割がスマホを
持っているような地域もあるので、できれば4年生くらいから、こど
もに上手なネットの使い方を教える必要があるのだという。
最近の、覚せい剤所持に関するニュースなどを見ていると、実は
子どもや若者に限ったことではないように思えてくるが、社会で
<やってもよいこと>と<やってはいけないこと>、つまり常識
と呼ばれている社会生活のための規範についての知識が絶対的
に不足しているので、大人がちゃんと教えなければいけない。
たとえばバイト先で不衛生な行為をした画像をツイッターなどに
投稿した人は、裁判で訴えられたりとか、多額の賠償金を請求
されたなど、軽い気持ちでやったことが大変な結果になったのだ
といったことをひとつひとつ理解させていく必要がある。
スマホになると、フィルタリングをかけるとLineが見にくくなること
もあって、次第にフィルタリングもしなくなり、また別の問題が
生じてくることになる。
Lineのようなコミュニケーションがからんだ問題は、個人での規制は
難しい。子どもたちのネットワークを理解した上で、最低でも
クラス単位、市や県などの自治体レベルといった広い範囲での
ルール作りが急がれる。規制は絶対に必要。
ざっとまとめると、こんな感じの内容でした。
愛知県刈谷市では、市単位での夜間のLine規制の取り組みが始まって
当然のことながら賛否両論あるが、さほど強制力のない呼びかけ程度の
取り組みならば、ネットやスマホ、あるいはLineの何がどう問題なのか
を、みんなが知って、例えば親子でこの問題について話し合うような
機会も増えるという意味では、私はむしろ多くの自治体がこうした取
り組みをやったほうがいいと思います。
ネット依存の問題は、様々な側面があります。この「ネットとの上手な
付き合い方」の項では、依存未満の、ネット依存を予防するという視点
で書いています。最近の、中高生のネット依存の広がり方を見ていると
武内先生が言われるように、もっと年齢が低い、親と話のできるうちに
できることは、すべてやったほうがいいように思います。親と子、先生と
生徒の間で話題にする中で、現実に守れるかどうかは別にして、様々な
ネットの問題点や怖さ、ネットに依存してしまうと将来どういう困った
ことが起きてくるかといったネットの負の面を知ることができます。
一方でネットを上手に使うことができれば、どういう良い点があるかと
いうことを理解することも大切です。
こどものインターネット利用については、武内先生も本を出しておられ、
他にも参考になる書籍があります。まずは大人も子どももネットや
スマホについて知ることが大事だと思います。その上でインターネットを
上手に利用するための様々なルールを、一緒に考え、話し合って決めて
いくことが、後々色々な問題が起きてくるのを防ぐことになるのではない
でしょうか。
村に参加しました。
私のブログを訪問してくださった方で、もっと依存症のことを知りたい
あるいは病気のことを知りたいという方は、ブログ村のサイトに飛んで
いただければ、さらに幅広い情報や体験談を読んでいただけるのではと
考えてのことです。また乳癌についての情報は、私自身も参考にさせて
いただいています。
そこで再び若者とネットの関わり方についてです。先日深層ニュースと
いうCATVの番組の中で、武内和雄という兵庫大学の先生が、こどもの
スマホ依存の問題についてお話をされていました。武内先生は、現在
神戸の小中学校で、こどもたちに、スマホを含むネットとの付き合い方
についてお話をされているということです。
その武内先生のお話の中で、大事と思われる点をいくつかあげてみます。
まずスマホ(携帯全般)を買う前に、親子で十分話し合って、スマホを
使う上でのルールを決める
時間 何時になったら電源を切るというような約束をする
最初から、たとえば夜中でもO.Kというふうに友達に
思われてしまうと、あとでそれを変えるのが難しくなる
場所 食事中やお風呂はだめとか、小学生だったら親の見てない
ところでは使わないなど
マナー これも食事中はしないとか、自転車や歩行中はだめなど
地域差があると思うが、学校によっては小学6年生で8割がスマホを
持っているような地域もあるので、できれば4年生くらいから、こど
もに上手なネットの使い方を教える必要があるのだという。
最近の、覚せい剤所持に関するニュースなどを見ていると、実は
子どもや若者に限ったことではないように思えてくるが、社会で
<やってもよいこと>と<やってはいけないこと>、つまり常識
と呼ばれている社会生活のための規範についての知識が絶対的
に不足しているので、大人がちゃんと教えなければいけない。
たとえばバイト先で不衛生な行為をした画像をツイッターなどに
投稿した人は、裁判で訴えられたりとか、多額の賠償金を請求
されたなど、軽い気持ちでやったことが大変な結果になったのだ
といったことをひとつひとつ理解させていく必要がある。
スマホになると、フィルタリングをかけるとLineが見にくくなること
もあって、次第にフィルタリングもしなくなり、また別の問題が
生じてくることになる。
Lineのようなコミュニケーションがからんだ問題は、個人での規制は
難しい。子どもたちのネットワークを理解した上で、最低でも
クラス単位、市や県などの自治体レベルといった広い範囲での
ルール作りが急がれる。規制は絶対に必要。
ざっとまとめると、こんな感じの内容でした。
愛知県刈谷市では、市単位での夜間のLine規制の取り組みが始まって
当然のことながら賛否両論あるが、さほど強制力のない呼びかけ程度の
取り組みならば、ネットやスマホ、あるいはLineの何がどう問題なのか
を、みんなが知って、例えば親子でこの問題について話し合うような
機会も増えるという意味では、私はむしろ多くの自治体がこうした取
り組みをやったほうがいいと思います。
ネット依存の問題は、様々な側面があります。この「ネットとの上手な
付き合い方」の項では、依存未満の、ネット依存を予防するという視点
で書いています。最近の、中高生のネット依存の広がり方を見ていると
武内先生が言われるように、もっと年齢が低い、親と話のできるうちに
できることは、すべてやったほうがいいように思います。親と子、先生と
生徒の間で話題にする中で、現実に守れるかどうかは別にして、様々な
ネットの問題点や怖さ、ネットに依存してしまうと将来どういう困った
ことが起きてくるかといったネットの負の面を知ることができます。
一方でネットを上手に使うことができれば、どういう良い点があるかと
いうことを理解することも大切です。
こどものインターネット利用については、武内先生も本を出しておられ、
他にも参考になる書籍があります。まずは大人も子どももネットや
スマホについて知ることが大事だと思います。その上でインターネットを
上手に利用するための様々なルールを、一緒に考え、話し合って決めて
いくことが、後々色々な問題が起きてくるのを防ぐことになるのではない
でしょうか。
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