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癌と生きる 依存症と生きる

命がある限り希望を持つということ

遅ればせながら

2011-01-11 07:51:23 | ねこの話
気がつけば一月ももう三分の一を過ぎてしまいました。
遅ればせながら…明けましておめでとうございます。

今年もボチボチやっていきますので
よろしくお願いいたします。

実は去年猫の夜鳴きがひどくなった頃に
「高齢猫」で検索をしていて
あるブログを見つけました。
そこの猫ちゃんもうちと同じ推定22才。
飼い主さんが本当にその猫ちゃんを大事にしていて
心から愛しておられるのがほこほこと
伝わってくるあったかなブログでした。

高齢猫に多い腎臓の疾患を抱えていて
よく病院通いされていたようですが
クリスマスもお正月もなんとか越したのに
年明けから急激に病状が悪化して
昨日のブログで「亡くなった」という報告がありました。

そこのブログにお邪魔するようになって三ヶ月くらいでしょうか。
次第に自分の猫みたいに愛着がわいてしまって
陰ながら「がんばれ、がんばれ」「もう少し」と
応援していたのですが…
ブログ読んでいて涙が止まりませんでした。
うちも同じ年ですからもはやあと一年とか二年とかは
望めないような気がします。
毎日何とか今日一日は無事にと願います。

暮れは私の仕事が変則的になって
ほぼ一週間火の気のない部屋で留守番させたので
毛布の下にホッカイロとユタポンを入れて
ただ無事に年が越せるように祈っていました。
人間よりもずっと小さいしこれだけの高齢ですから
体力が落ちればすぐに弱っていくだろうと思います。
「いつ何があってもおかしくない」と覚悟はしつつも
「年を越すまで」「春がくるまで」と
その日がくるのをただただ一日伸ばしに
願っている自分がいます。

新年早々悲しいお話ですみません。
ダンナにしろ子どもにしろ相手が人間だと
何にしても面倒なことのほうが多いですが
動物はとても単純ですから
その単純さに救われて今日まで生きてきました。
猫は飼い主を気遣う習性はないけれど
わがまま放題で満足してすやすや寝ている姿を見ていて
ぎりぎりのところで「まっ、いいか」と思える
気楽さをいっぱいもらったような気がしています。