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癌と生きる 依存症と生きる

命がある限り希望を持つということ

お正月

2009-01-02 15:20:42 | 社会・生活
明けましておめでとうございます。

10月から転職ならぬ増職して
このブログもほぼほったらかしのまま
新年を迎えてしまいました。

クリスマスイブに休んだのが最後で
25.26.27日は仕事A、28日は仕事B
29,30日は仕事A,31日はまた仕事Bと
大晦日の3時ごろにやっと今年の全ての仕事が終わりました。

取り合えず泥棒が入ったら掃除をしてってくれそうな
ほとんど崩壊している家の中をざっと片付けて
例年元旦の朝はダンナもこどもたちもいないのに慣れているので
おせちの用意などはぼちぼちやります。
まあ今年は全員元旦が休みで
しかも家にいるという珍しい展開でしたが
もはやあわてる様な体力も気力も残ってないので
相変わらず元旦の朝にきんとんを作ったりしていました。

正月といっても相変わらずボーナスなどというものには無縁な家計。
贅沢できないのははなからわかっていたので
クリスマスの翌日に値引きになっていたナゲットなどを
買い込んで冷凍しておきました。
別にお客さんがあるわけでもなく
高いお刺身なんかはあきらめて
家族用のつつましいおせちをつくりました。

それでも秋以降の激流のような景気や雇用の悪化で
職も家も失ったというニュースを
連日のように眼にすると
自分もついこの間まで
まさにその一歩手前にいたことを思えば胸が痛くなります。
自分がそうならなかったからいいとは決して思えません。

自分たちだけがよければそれでいいという分厚い層が
まさに垂れ込める暗雲のように
この国の出口を塞いでいる限り
選挙をしようが政権交代しようが
その場しのぎの人気取りの言葉やばらまきをやろうが
結局彼らは誰も彼も同じ穴のムジナ。
お金も力もない個人の生死など
眼に見えない微生物のそれと同じで
いささかの痛痒も感じてはいないのだと思えてなりません。

年が明けて景気はさらに厳しさを増すような気がします。
せめてものことに
今家族のギャンブル依存症などで多額の借金に苦しみ
日々死を考えて生きておられるような方がおられたら
今ならまだ法律で救ってもらえる最後の手段があるので
何とかそうした救済の戸口にたどりついてくれることを
心から願ってやみません。
ここから銀行などの財務状況の悪化がさらに進めば
破産、再生などに対する債権者の対応や
最悪の場合法の改正などもありえるし
そうなればもうどこにも救済の道がなくなることを
とても危惧しています。