7月21日、古木・サルスベリの開花を調べに、東山植物園に出かけてきた。
この木(百日紅)の開花は、古木なるが故に遅いのか、街中の百日紅と比べる
とかなり遅い。
さて、久しぶりに植物園に来たので、グルッと一周回って見ることとした。入口を
入ると、昨年完成した温室(水晶宮という)が、一際に存在感を示し、圧倒される。この
温室はもともと英国・キューガーデンを手本に作られていたものだが、老朽化のため
再開発され、昨年(2021年5月)に開館した。私と相棒は数年前に英国の王立・
キューガーデンを訪問しているので、特別に愛着を感じる。
夏の強い日差しの中で、少し歩くだけでも大変だが、散策路に入ると、木の陰で
薄暗く感じる。風もさわやかで、緑濃い森の森林浴ができるのがうれしい。森の中
、木の下を歩き、園内をほぼ一周した。入口付近は木陰が少ないので、暑くて
堪える。
高台の花壇は例年だとひまわりなどが所狭しと咲き誇るのだが、今年は花壇の
大工事をしていて、夏の花壇を見ることはできなかった。これは残念だが、どんな
花壇に変身するのかと思うと楽しみである。