~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

おむすびと梅干しと初女さん

2019-08-04 21:45:35 | 日記

昨日、お昼を食べる時間がないからおむすびを

持って出かけました。

お昼もだいぶ過ぎて食べたのに、美味しい!

作ってからあんなに時間が経っていたのに

素直に美味しい!と思えました。

初女さんのおむすびって、すごいな~としみじみ

思いました。

毎日のように作っているので、自分の中で

当たり前になってましたが…

おむすび講習会の時に、皆さんが第一声で

「美味しい!今まで作っていたおむすびと

全然違う!」と、言うのが納得です。

考えてみたら、ご飯と梅干しと海苔と塩、

これだけですものね。

初女さんは、おむすびはシンプルだから難しいと

言ってました。

本当にそうだと思います。

ご飯の炊き方が大きいし…

梅干しは、今日干して瓶の中に戻し

より美味しくなるのを待ちます。

手間はかかるけれど、初女さんの初期の本に

載ってる青梅を塩水で漬ける梅干しは、

梅干なのに味がまろやかで、おむすびに

ぴったりです。

今年は沢山シソを入れましたが、あのイスキアの

梅干の赤さにはなりませんでした。

初女さんは、どうやっていたのかな~

猛暑なので、あんまり暑いと梅干しが可哀想なので

朝5時半の涼しい時間から干して、午後は家の中に

いれました。

手を掛けていると愛着が湧き、愛おしく

なってきます。

初女さんの梅干しを見ているあの優しい

眼差しは、愛なんですね~

今年の梅干しでおむすびを結ぶ日が楽しみです。

毎年、漬けた梅干しの味をみて下さった

初女さんがいないのは、淋しいけれど…

(9月に成増でおむすび講習会)があります。

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天国と極楽~今、ここ

2019-08-02 22:45:08 | 日記

極楽と天国について、和田重正氏と初女さんが

同じようなことを書いてます。

『天国の方の消息はあまり知らないが

 極楽はよく知っている。

 ここが極楽であり、今、極楽にいるんだ。

 法然上人や親鸞上人が何と言ったって、

 死んでから極楽へなんか行くものではない。

 「今、ここ」が極楽でない人は残念ながら

 極楽とは縁のない人だ。

             和田 重正』

 『天国は、はるか彼方にあるものではなく

 今ここに始まっているように思えてなりません

 私にとっては、苦しみがあっても、

 "今、ここ”が天国です。

                佐藤 初女』

『はるか遠くの天国に憧れて「今、ここ」から

 目を背けるのではなく、こころを大きく開くこと

 そんな時、人はどんな状況にあっても

 喜びを感じることが出来て、「今、ここ」に

 天国があるということが、はっきりわかると

 思っています。

              佐藤 初女 』

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子ども達に伝えること

2019-08-01 23:09:20 | 日記

今日は1日、初女さんの

月命日です。

夏になる森のイスキアに

行きたくなります。

イスキアの庭に梅干しが

干された風景が

忘れられません。

うちの梅ちゃんも終盤に

なってきました。

今日は息子が予約していた

本を図書館に

取りに行って来ました。

渡された本を見て、

ちょっとびっくりしました。

西原理恵子さんの

「いきのびる魔法」は

西原さんのあの絵で、

いじめや戦争を

語っているのです。

それがすごく深いのです。

二度繰り返し読み、ちょっと

呆然としてしまいました。

二冊目が

子どもたちへ、今こそ

伝える戦争

子供の本の作家たち19人の

真実」

長新太さん始め、私の大好きな作家が自分が

子供の時に体験した戦争を

語っているのです。

凄いです。

二度と戦争を起こさせない ために、ひとり一人の作家が

願いながら書いている文章です。

戦後自死したお父さんの

ことを書いた

長野ヒデ子さんは、井上ひさしさんが作詞した

釜石小学校の校歌を最後に載せ、歌詞には

学校名はなく、愛情あふれ、生きる根っこが

つまってる。この理念を学んだからこそ、

3・11の災害に全員生還の奇跡を生んだのです

と書いています。

その校歌は

「いきいき生きる 

いきいき生きる

ひとりで立って 

まっすぐ生きる

困った時は 目をあげて

星を目あてに

まっすぐ生きる

息あるうちは 

いきいき生きる

はっきり話す 

はっきり話す

びくびくせずに 

はっきり話す

困った時は あわてずに

人間について

よく考える

 ( 中略 )

困った時は 手を出して

ともだちの手を

しっかりつかむ

手と手をつないで 

しっかり生きる」

井上ひさしさんの思いが

溢れていますね。

子ども達に何を伝え、

何を遺して行くかを

真剣に考えて行かな

ければと思いました。

 

 

 


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