~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

人生の大先輩の言葉

2012-01-16 00:40:42 | 日記
人間は、生物学的にみれば120歳まで生きられる、生き物であると

聞いたことがあります。

私たちが体験したことがない震災…人生の大先輩たちの言葉に

耳を傾けてみると…

96歳のジャーナリストむのたけじさんは「平凡な人間一人ずつが

動くしかない。みんなの苦しみ、悲しみはみんなの努力で

なくしていく。

喜び、希望はみんなで作る」と、言われています。

そうか、一人ではなくみんなで悲しみや苦しみを、喜びや

希望にかえていくことが出来るのか…

97歳の詩人、杉山平一さんが復興を祈り出した詩集は「希望」

だそうです。

その中の「いま」という詩の末尾の一節は「終わりはいつも

はじまりである。

人生にあるのは いつも今である。今だ」

むのさんと杉山さんは、個ではなくみんなで、この今を

生きて行くということを、言っているようです。

思えば、私たちの祖先は農耕民族

助け合い支え合って生きて来たその生き方は、私たちのDNAに

刻まれている筈…

そして、90歳の初女先生は

「今までは、お年寄りはお年寄り、若い人は若い人でかたまって

いましたが、こういうときだからこそ、つながっていくと、

お互いの良い処伝わっていくのではないでしょうか。

個々にやるとそこで完結してしまいますし、自分だけ守ろうと

していると、つながり合う事ができません。

繋がり合って、絆が結ばれていきます。みんなで力を合わせる

ことが大事です。出会いに感謝してください。

出会いは未来を開きます。

私たち一人ひとりは大きなことは何もできないけれど、

小さな事ならばできます。ひとりの小さな力が大勢集まれば

大きな変革をおこすとことができると、信じています。

私もそのようにしていきたいですし、始めています。

その気持ちを忘れずに、心をひとつに合わせて進んで

いきましょう。」

3人の人生の大先輩の言葉を読んでみると、何か進むべき道が

見えてくるような気がします。
コメント
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