~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

素敵な年賀状

2012-01-01 23:45:35 | 日記
新しき年の始まりです。

今年は年賀状も書けず、元旦を迎えてしまいました。

たまには、元旦に着くように年賀状を出したいなと思いながら、

頂いた年賀状を有難く拝読していました。

今は、メールで新年の挨拶を済ませてしまう人が多いと言いますが

やはり、一年にただ一度の便りであれ、年賀状が運んでくれる思い

と言うものがあります。

それは、やっぱり温かく嬉しいものです。

初女先生の本を差し上げた先輩から、素敵な年賀状が届きました。

 「大切な人の死は、喪失であると同時に、新たな出会いでもある。

死は決して絶望だけではない。

死者とのコミュニケーションを通じて、人間は新しい人生を

生きることができる。そんな姿を、死者は温か見つめてくれる

はずだ。」「死者と一緒に、僕たちは生きているのだ」

          中島岳志(北大准教授)

先輩は、この言葉を前にして、私のことを言っていると思った

そうです。

中島岳志さんの言葉は、なんと深いのでしょう。

体験から生まれた言葉だと思います。

大切な方を亡くされた被災地の人達は、どんな思いで新年を

迎えられたことでしょう…

中島さんが言われている様に、大切な人の死は喪失だけではなく

深い出会いも与えてくれるのです。

私が、息子の死によって初女先生と出会えたように…

想像を超える困難があった2011年でした。

それでも、新しき年が、光の中にあることを信じて、歩いて

行きたいと思っています。

辰は息子の干支でした。

天国のドラゴンもきっと応援してくれるはず!

新しき年、心と心を通わせて助け合っていきましょう!
コメント
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