~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

初女先生の時代

2012-01-25 23:12:21 | 日記
今、90歳にして初女先生は「あんたの時代が来たね」と言われて

いるそうです。

東日本大震災で多くの人達が、うろたえました。

自分はどうすればいいのか、これからどう生きていけばよいのか

分からなくなり、自分自身を見失いました。

その最たるものが私で、初女先生に「私、どうしたらいいのですか」

と、電話をしてしまったのですから…

私たちが、自分を見失った時、見えてきたのが初女先生の生き方

でした。

何があっても変わらない、先生の生き方…

この混迷の時代にこそ、先生は希望を感じておられます。

今、先生の講演会には若い人たちが押し寄せて来ています。

先生の講演会に来る若い人たちは、楽しく何となく生きていければ

いい、というところに自分を置いてません。

本当に真剣に自分達の生き方を求めています。

震災後の去年の5月、初女先生は「死んでられない」と言われて

いました。

その時はその言葉に、ただ先生はすごいなーと思っていましたが

これほどの深い意味があるとは…

90歳にして、初女先生の時代が訪れ、若い人達が先生の生きる姿に

自分達の生き方を見出そうとしているのです。

もう、それだけで希望を感じます。

みんなで力を合わせ、世代を超えて繋がっていくことの大切さに

私たちは、やっと気づいたのです。

「初女先生の時代」を私たちが生きてるってこと

何だか、そのことだけでも力だ湧いてきます。

 「いのちとはなんですか?」

 「生きることです」

 「生きることとはなんですか?」

 「人は人さまのお役に立つように生れてきたといいますから

  人さまのお役に立つように働くことですね。」

このシンプルな問いと、答えを心に刻み

今を生きる…ですね、初女先生。

コメント (2)
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