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~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

忘れてました 頬笑みを…

2013-01-11 18:15:06 | 日記
今日、仕事から帰ってパソコンを開くと、心響くメールが2通も

来ていました。

寒くて、何もかも冷え切っていた私の心に、灯がともったようでした。

今まで、「最愛の子どもを失った貴方はどうするか」という

人生からの問いに、全力で応えてきました。

自分でも、この問題は逃げずに真正面から向き合ってきたという

実感があります。

この人生からの問いが終わり、ちょっとホッとしていましたら

次なる問いがきたのです。

私は、少し参っていました。

初女先生のお言葉とフランクルの言葉が、私の中で重なって

折れそうになる私の支えになってくれていました。

それでも、自分がダメになっていると感じることがありました。

今日のメールに大切な気づきを頂きました。

読んでいて涙があふれ出しました。

それは、ハヤット神父さまという方のお言葉でした。


     「私たちは、世の中をもっとよい所にするために

      大きなことは出来ないかも知れませんが、

      誰でも微笑むことは出来る筈です。 

      小さなことですが、長い人生の間に毎日会う人に

      微笑みかけることによって、この小さなことが

      積み重ねられて、大きな実を結び、大勢の人々に

      幸せを広めることができるのです。

      この世の中をもっとよい所、もっと平和で幸せな

      所にするために、神さまと共に全ての人を愛し

      出来るだけ、すべての人々に微笑みかけるよう

      努めましょう」 

この言葉を目にした時、私は笑っていたけれど微笑んでいなかった

ことに、初めて気がついたのです。

「笑う」と「微笑む」はあきらかに違っています。

「毎日会う人に微笑みかける」このことを忘れていたのです。

人は楽しかったり面白かったりすると、自然と笑います。

でも、微笑むことは、自然と微笑むことのできる心を

持っていないと、微笑みは生れてきません。

ハヤット神父さまのお言葉に、やっと自分が微笑んでいなかった

ということに気がつたのです。

私は人生から「どんな時にも貴方は微笑むことができますか」と

問いかけられているような気がしました。

頬笑みを忘れないように、新しい手帳にこの言葉を記しました。

そして、明日から、頬笑みを取り戻そうと、心に誓いました。

     

コメント (2)
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