スバールバル諸島スピッツベルゲン島へ旅行した友人から絵葉書が届きました。北緯80度に位置するノルウェー領の島です。ノールカップより北、最北端の北極圏からのお便りは初めてです。上の地図で見ますとスバールバル諸島は日本から北西に位置していることがわかりますね。
氷河が溶けてそこに咲いたピンクの花の何ときれいで可憐なことでしょう。これが友人から届いた絵葉書です。日没・日の出ともに0時0分(ミッドナイトサン)で日常生活とはかけ離れた日々だったようです。北極圏への船のツアーは年2回行くようですが、3年目にして漸く催行されたそうでイギリス人が圧倒的に多く,日本人は友人夫妻だけのようでした。しかし地球温暖化がここにも影響を及ぼし始めました。今年は特に海氷が割れ、とけるのが早く、アザラシたちは、大きな海水の縁にいることが多く、氷が遠くへ去ってしまったあとアザラシ親子はこの夏を生き延びることが出来るだろうかと心配されています。7月の朝日新聞にもこの問題が掲載されていました。
左の写真は、朝日新聞に掲載されていたものです。スバールバル諸島スピッツベルゲン島の海氷の上をジャンプして渡る北極グマですが、餌場となる氷の後退が早まり、生存が危ぶまれています。朝日新聞からこれに関連ある記事(一部)を掲載します。「今年5月国際自然保護連合は、ホッキョクグマを絶滅危惧種とした。8年間、船旅のガイドをするヨルン・ヘンリクセンさん(34)は、少し表情を曇らせて『餌を求め、とけてゆく氷を追って北へ行くか、陸に残るか。春になるとクマは難しい選択を迫られる。』と大変心配している」とあり深刻です。
地球温暖化については、世界が真剣に考えていかなければならない重大な問題であることを痛切に感じました。
可愛いホッキョクグマ、生き延びて欲しいですね。
スピッツベルゲン、なぜか若いころ何かで読んで憧れていました。いつかは行ってみたいと思っていましたが・・・・・・
朝日新聞の「北極異変」の記事はショックでした。
ここを訪れた友人にお会いしたときはぜひとも貴重な話を聞きたいと思います。
国際自然保護連合では、ホッキョクグマ
を絶滅危惧種と指定したのですね。
地球温暖化は、あらゆるところで深刻な
問題です。人間が勝手気儘に自然を破壊
してきた結果ですね。
どうしたらよいのか???
スピッツベルゲン島は、地球儀で見るとユーラシア大陸の最北端のノールカップより北の最も北極に近い島ですね。朝日新聞の”北極異変”の連載で深刻な事態になっているのを知りました。その後に友達からお便りが届き驚きました。
とても神秘的です。拡大して見ると
一層その感を深くします。
スピッツベルゲンってどんなところ
なのでしょう。
知らないことを知るということは新鮮で胸がわくわくするものです。地球温暖化によって
ホッキョクグマやあざらしなどはかわいそう
ですね。無事に生き延びてほしいと願っています。