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秋のお彼岸

2007-09-25 18:43:43 | Weblog
 不思議です。秋のお彼岸の頃になると、燃えるような真っ赤な彼岸花が咲くのですから。彼岸花(蔓珠沙華)は、冬の終わりから出た細い葉が、春が逝くと共に枯れてなくなり、秋には伸びた花茎に赤い花を咲かせます。葉は花をしらず、花は葉を知らないことから、彼岸花のことを「葉見ず花見ず」というそうです。私はこの赤の彼岸花、あまり好きではありません。10月に咲く黄色のショウキランや薄青ピンク色の花の方が好きです。季語の世界では、「彼岸」は春の彼岸をさし、秋には「秋彼岸」「後の彼岸」として区別しているそうです。秋分の日は、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」のが趣旨といわれています。春分の日を「希望の日」というならば、秋分の日は「追憶の日」ということになるでしょう。

 私は、春と秋のお彼岸には、毎年必ずお墓参りに行きます。ご先祖さまより両親のおかげで今日の自分があることに感謝しつつ、いつも手をあわせてきます。お墓参りを終わってお寺を出るとき何故か清々しい気持ちになります。このあといつもお食事会をしますが、今年は、ニューオータニの17階回転展望ラウンジでランチを頂きました。360度のパノラマの夜景が特に美しく、森村誠一のベストセラー「人間の証明」の舞台となったところです。お食事後豊かな緑に囲まれた日本庭園を散策しました。
 

夕日

2007-09-19 19:30:49 | Weblog
 4~5日前?6時過ぎ、窓からふと外を見ますと夕日が西方に広がってとてもきれいでした。刻々と変化していくその様子に思わずシャッターをきりました。マンション8階から撮ったものですが、撮影したのをすっかり忘れていました。テンプレートに使ったのが、いちばんきれいな夕焼けでしばし眺めていました。









アメリカのBUGGY

2007-09-02 12:47:00 | Weblog
 アメリカの友人から珍しい4枚の写真が届きました。アメリカ東部に点々と住む人たちの中に、いまも近代的な車や便利な乗り物などを使わずに,buggyといわれる一頭立四輪馬車を使って生活をしている人たちがいます。その一家族の写真を紹介します。
この写真をみますと、19世紀から20世紀前半のアメリカ映画やアメリカ文学(怒りの葡萄とか、風とともに去りぬなど)に描かれる田園の中をはしるbuggyの風景が思い出されます。のどかでゆったりとした生活がうかがえます。便利な生活に慣れてしっまている私たちに、忘れてしまった事をよびさましてくれるようです。子供たちのあどけなく、何とかわいいこと!