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夏の終わりに

2009-08-28 17:30:52 | Weblog


 いとこのお誘いで、この夏最後に箱根へ快適なドライブを楽しみました。風祭で昼食をしたあと、目的のポーラ美術館へ向かいました。緑あふれるなかのドライブは気分爽快です。仙石原に近づくにつれてすっかり秋の気配、すすきやコスモスも咲き始めていました。ポーラ美術館に着きエスカレーターで上に行きますと天井が高く、明るく、広々とした空間にゆったりとした気分になりました。
モネやシスレー、ルノワールなど印象派の絵画やピカソ、ルドンら20世紀までの西洋絵画から日本洋画家坂本繁次郎の絵画をはじめとして日本画も多く展示され、数多くの作品を楽しみました。

多くの展示品の中から私の好きな絵画の絵葉書4点だけを掲載します。いちばん左は有名なピカソの「花束を持つピエロに扮したパウロ」、その右がオディロン・ルドンの「日本風の花瓶」、そのお隣がフランスに帰化した藤田嗣治・レオナール・フジタの「自画像」でお裁縫をしている姿が何とも微笑ましいですね。いちばん右がピエール・オーギュスト・ルノワールの「レースの帽子の少女」です。


素晴らしいを絵画を観賞した後の余韻に浸りながら、快適なドライブは続き箱根峠に着きました。峠からの眺望は最高、芦ノ湖に沿って駒ケ岳、上二子山、屏風山が聳えたち心地よい涼風を受けながらしばし眺めていました。次は箱根旧街道を行き茅葺屋根の甘酒茶屋で休憩、ここで頂いた甘酒と磯辺巻きとうぐいす餅の美味しかったこと!30数年前、旧街道の石畳を畑宿まで歩いたのを懐かしく思い出しました。
夏の終わりにまたひとつ良い思い出が出来たこと、いとこご夫妻には感謝の気持でいっぱいです。