秋櫻（コスモス）

「荒木幸史の世界展」を観てきました、荒木氏は、30余年コスモスをひとすじに描いてきた"コスモス画家"として全国に知られた画家です。私が"秋櫻の世界展"を最初に観たのは1998年でした。それ以来荒木さんの描くコスモスに魅せられてほとんど毎年観に行っています。古里の諫早市にある「コスモス宇宙館」へ作品を寄託することになり、今回で全作品公開が最後になりました。


　　　　　　　　　秋の華　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋曜

　　　　　　　　　　風曲　　　　　　　　　　　　　　　　　　コスモス幻想

　　　　　　　　　　　虹　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　秋櫻の丘

一歩会場に入りますと、コスモスのやさしい輝きが会場いっぱいに広がり、もう夢のような世界です。ずっと観てまわっているうちに深い感動と何ともいえないほのぼのとしたものが、心につたわります。新作を中心に100点の作品が展示され、それぞれの作品には、ひとつのことに30年余りも続けてこられた力があふれています。


　コスモスファンタジー　　　　　　　花宇宙　　　　　　　　　　幻想の秋


　　　　　花曜日　　　　　　　　　　　　　　　ひとすじの道

秋櫻（コスモス）の花言葉は「美麗・調和・愛情」といわれていますが、風になびいて群れ咲く姿はほんとに美しく、コスモスに出会うと心優しくなります。大宇宙という意味をもつ COSUMOSU は、まさに愛と調和の花だと思います。展覧会を観終わったいまコスモスをゆっくりと観て歩く旅に出たい気持ちです。