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鎌倉の紫陽花散策

2011-06-25 18:59:12 | Weblog
 30度を越す真夏日が続きましたが今日は気温も下がりほっとしています。涼しい梅雨の晴れ間に鎌倉のアジサイを存分に楽しみました。
成就院は江ノ電極楽寺から徒歩5分のところにある花の寺として有名です。山門に至る参道の坂道には由比ガ浜の海を背景に水色・紫・青・ピンク・赤・白・黄と色とりどり無数のアジサイで埋め尽くされます。私が訪れたときは雨上がりのあとで一層アジサイの色がきらめいていました。




次は長谷寺へ行きました。山門を入りほどなく長谷寺庭園のきれいな花菖蒲に出会いました。長谷観音堂を通り過ぎ、見晴台から遠くに三浦半島と海を眺めたあと、お目当てのアジサイ散策のスタートです。アジサイ散策路が階段状に延々と続きます。その階段に沿って斜面に広がるアジサイは圧巻です。頂上まで登ってから折り返し帰り道を、美しいアジサイを眺めながら急な階段をゆっくりと下りてきました。眼下には由比ガ浜の街並みと相模湾が広がります。大きい長谷観音堂には木造の十一面観音像(9.18メートル)が安置されており、そのお姿は堂々としています。参拝してから光則寺へ向かいました。





2日目は北鎌倉を歩きました。北鎌倉駅から15分足らずで明月院(またの名をアジサイ寺)に着くのですが「古都鎌倉らしいレトロな雰囲気を味わえるよ」という言葉に誘われて人力車で行きました。途中草花や建物など歴史的なことも説明してくれました。快適で良い想い出になりました。最も多く植えられている「ヒメアジサイ」は明月院ブルーと言われるように境内は清らかな青色に染まります。その間に白やピンクもきれいに咲き揃い美しい情景です。最盛期である6月半ば頃は北鎌倉駅近くまで行列が出来ると聞いていましたので10時前に早く訪れて幸いでした。11時20分頃出てきたときは入口にはツアーの団体客を含む人たちで長蛇の列ができていました。







明月院近くの葉祥明美術館へ立ち寄りました。パステル調の色彩で知られる絵本作家 葉祥明氏の個人美術館です。イギリス風レンガ造りの瀟洒た洋館で内部もエレガントな絵本の世界です。
北鎌倉駅へ行く途中 アジサイの小径を散策しました。小さな庭園にはかわいい山アジサイがいっぱい咲いていました。太い梁の豪壮な古民家の建物は鎌倉古陶美術館になっています。中には平安時代後期から室町時代にかけての古陶を展示していますがここを訪れる人は少ないように思いました。


最後に駆け込み寺の歴史を持つ東慶寺を訪れました。季節の花が咲く穏かな雰囲気の境内ですが、いまは紫陽花と花菖蒲が咲きこのお寺らしい風情があります。人もそれほど多くなくほっとした気分で歩きました。


よく歩いてアジサイを満喫し、楽しい2日間でした。鎌倉には美味しいもの沢山あり、素敵な古都で違う季節にまた訪れてみたいです。若いときは日帰りで随分歩いたものですが、いまは無理をせずゆったりと旅をするをモットーにしています。



素晴らしい押花作品展

2011-06-15 13:40:09 | Weblog
6月12日(日)さいたま市文化センターで開催されました素晴らしい押花作品の数々を観て参りました。この作品展はお友達が所属している押花教室の作品展示発表です。押し花は自然の草花をそのまま残しています。「お花を育てる」「お花を採集する」から始まり、次に「押し花を作る」「押し花を集める」そして「絵をつくる」ためのイメージつくりをします。草花へ愛情を注ぎながらその過程は繊細さ、根気力、創造性、豊かな感性が必須です。お友達は10年も趣味として続けられ、昨年何とインストラクターの資格まで取得してしまいました。「継続は力なり」ですね。

蛍光燈の照明が額縁に反射して作品が中々上手に撮れません。斜めから、下から角度を変えて撮った友人の作品7点を掲載いたします。実際に観る作品はもっと素晴らしくその繊細さと創造性に感嘆してしまいました。最近は技術の発達でお花だけでなく「やさい」や「くだもの」も押し花にできるようになりました。展示作品を観ておりますと作品に合った額縁選びも中々ご苦労があるのではないかと思いました。

      春のいざない                夏の喜び


            想                冬の寒さ


青い花瓶         夕闇の中で    夏のシンフォニー


押花マグネットも素敵です。会場では押花マグネット作り体験会も行っています。下の作品はお友達から頂いたものです。


★テンプレート(タイトルのところ)は押花定規です。これも素敵でしょう!!