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旅の風景 安野光雅展

2015-07-22 13:01:12 | 画像をすべて表示
 梅雨が明けて夏本番、連日猛暑が続いていますが時折ベランダから入ってくる涼風が心地よく感じられます。この暑い中、安野光雅~ヨーロッパ周遊旅行~の展覧会へ行って参りました。本展は、安野光雅(あんのみつまさ 1936年生)氏の郷里島根県津和野町にある安野光雅美術館所蔵作品からヨーロッパの風景に焦点をあて、約百点を紹介する展覧会です。
画家、絵本作家、装幀家として幅広く活躍される安野光雅氏は1963(昭和38)年に初めてヨーロッパを訪れて以来、各国を旅しながら心に残った風景を描き続けてこられました。
イタリアのヴェネツィアやパレルモ、イギリスのスタンフォードの町、スイスのマッターホルンなど私が若いとき旅した懐かしい国・町が数多くあり感慨一入でした。
鉛筆の柔らかい線に淡い水彩で仕上げられ、旅情豊かです。一枚一枚の水彩画が実に細やかに描かれ、観るものを魅了させます。

豊かな知識と感性、想像をかねそえた安野光雅氏は知的で独創性あふれる作品を生み、子どもから大人まで幅広い層を感動させています。一層ご健康に気を付けられてご活躍されることを願っております。









脳や細胞を若々しく!

2015-07-13 14:19:31 | 画像をすべて表示
 健康維持に役立つとして厚生労働省が推奨する栄養素「オメガ3」を約6割も含むエゴマ油と亜麻仁オイルをブレンドしたえごま・亜麻仁オイルを頼み配送してもらいました。サラサラとした食感でクセがなく、飲み物やお料理に使かっても美味しく頂けます。私は一日小さじ一杯を目安に火を通さず食事と一緒に頂いています。
以前は、油は健康のために控えたほうが良いとされてきました。
しかし実は私たちのからだ、特に脳や細胞には必要な栄養源なのです。脳がたくさんの情報をスムーズに伝達できるのは、良質な油の主成分・必須脂肪酸のおかげです。その必須脂肪酸であるDHA・EPA・α-リノレン酸がオメガ3と呼ばれる栄養素です。全身の細胞の働きを活発にしてくれるのもオメガ3です。年齢を重ねても「うっかり」が少なく、シャキッと元気でいるためにオメガ3が不可欠です。オメガ3は体内で作ることは出来ませんので、食べものから摂るしかありません。青魚はオメガ3を含みますが沢山食べないと効果がないと言われています。
えごま・亜麻仁オイルを飲み物やお料理に合わせて、またそのままで頂き、脳活習慣をつけるひとつにしたいと思っています。



えごま・亜麻仁オイルといっしょに最近頂いているのが飲む大豆ヨーグルトです。えごま・亜麻仁オイルと一緒に配送してもらいます。南アルプの大自然に育まれた良質の大豆と白洲の天然水で仕立てた”まるごと大豆飲料”を厳選された植物乳酸菌と山梨ワイン酵母W-3でじっくり発酵したものです。大豆は三大栄養素をはじめ、ミネラル、ビタミン、食物繊維、乳酸菌など栄養素がバランスよく豊富で低コレステロールです。冷やしていただくと美味しくこの暑さも吹き飛んでしまいます。
健康と美容に大豆たんぱくは注目されていますが、アミの酸もバランスよく含み、抗酸化物質の一種イソフラボンも含まれ、エイジングが気になる世代の女性の味方でもあり、大いに大豆を頂きましょう。連日猛暑が続いています。水分の補給、疲れをためず、無理をせず健康管理を維持し暑さを乗り越えていきましょう。

太宰治資料展

2015-07-05 14:57:41 | 画像をすべて表示
 「三鷹時代の太宰治がいまここに」と題して津島家から寄託された太宰治資料の公開が開催され観て参りました。通常の文学展とは異なり、書や絵画をはじめ生活関係書類など作品研究だけでは知る由もない太宰治の知られざる側面、例えば昭和20年4月2日の罹災証明書(三鷹)や昭和20年7月8日の家庭用品購入通帳、昭和22年9月3日の聴取無線電話(ラジオ)施設許可書など戦争直後の様子を感じとることができます。

太宰の生誕日であり桜桃忌が営まれる6月、檀一雄書「胡桃一つ庭に青からむ 年経ちぬ」が太宰の長女園子に贈られた色紙をはじめ太宰が友人に贈った色紙など太宰の交友関係が垣間見えます。

太宰治直筆の書画のうち、油彩3点と書2点が展示され、自画像は太宰の代表的絵画作品といわれていますが、その良さが私にはさっぱりわかりませんでした。
妻が残した太宰治コーナーでは三鷹時代の太宰を知るうえで重要文献である津島美和子著≪回想の太宰治から三鷹時代の太宰を紹介しています。

三鷹時代に生まれた珠玉作品では、「人間失格」や画家藤田嗣治が装幀した「正義と微笑」のように見るものを楽しませるものまで津島家寄託資料の初版本を一堂に公開し、三鷹時代の太宰治の旺盛な活動がわかります。
(撮影禁止で展示品の画像はありません)


太宰治:明治42(1909)年~昭和23(1948)年 青森県五所川原に生まれる。
本名津島修治 上京後井伏鱒二に会い、以後師事する。昭和11(1936)年創作「晩年」を刊行、生涯150作を著し、そのうちの大半を三鷹で執筆されています。
戦後初のベストセラー「斜陽」はじめとする大作を生み出し、一世を風靡しました。
昭和14(1939)年井伏鱒二の媒酌で石原美知子と結婚。甲府で新婚生活を経て同年9月より現在の三鷹市下連雀で新築の借家に移り、終の棲家としました。
39歳の誕生日目前の6月13日に玉川上水に身を投じ、執筆中の「グッドバイ」は未完となりました。