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心あたたまる音楽会

2009-01-16 18:40:16 | Weblog
 2009年のニューイヤーを祝ってウエスティンホテル東京で開催されましたコンサートへ中学時代の親友とごいっしょし,楽しいひとときを過ごして参りました。1月12日は寒い日でしたが家庭的な温かい雰囲気の中で素敵な音楽に包まれ身も心もあたたまり感動で胸がいっぱいになりました。

メゾソプラノの河野さんは私の友人でその美声はお若いときと少しも変わらず特に高音の美しいこと!玉をころがすような澄んだ声に聴き惚れてしまいました。同年代の声楽家のお友達は皆さん歌うのは辞められたそうですが河野さんは常に練習を怠りなくなさっていらっしゃる事を伺って感心しました。今後も研鑽を重ねられ私たちに美しい歌声を聴かせてくださることを願っています。

曲目は親しみやすいものが多く中田喜直作曲 内村直也作詞の「雪の降る街を」とアイルランド民謡「庭の千草」(原曲題名をThe Last Rose Summer)やモーツアルト晩年の傑作といわれる「アヴェ ヴェルム コルプス」などなど私の大好きな曲ばかりでした。

チェロ ピアノ ヴァイオリンの合奏もありその美しい音色には感嘆してしまいました。ウイーンニューイヤーコンサートでは必ず演奏されますヨハンシュトラウスの「美しく青きドナウ」も演奏され,新年にふさわしい音楽だと思いました。何回聴いても素晴らしい曲ですね。ショーンフィールド「カフェミュージックより」は初めて聴きましたがジャズ風の軽快なリズムで若い人たちにも人気があるようです。演奏の前にユーモアをまじえたエピソードが語られ心がほ~んわかとなりました。(プログラムをクリックしますと拡大したものがみられます


音楽会が終わって外へでますと冷たい空気が感動さめやらずのほてった頬に心地よく感じられました。クリスマスの飾りつけがまだそのままの恵比寿ガーデンプレイスの美しい夜景を眺めながら恵比寿駅へ向かいましたが、ごいっしょしたお友達とのお付き合いももう60年になるのだなあという深い感慨にひたりながら家路に着きました。素晴らしい楽しい音楽会でした。